中学受験のスケジュール管理も、母が「専用ノート」を作って、細かく把握して導いてくれたので安心でした。私は数校受けたので、何日までにどの学校にどの書類を送らなくてはいけないといった手続きも複雑でした。試験直前は、頭の容量や過ごす時間を少しでも勉強で埋め尽くしたい程だったので、母のおかげで負担がだいぶ減って助かりました。
テスト前には、社会など口頭で問題を出してくれて、記憶確認になりました。試験当日は、ノートの裏表紙に「自分を信じて!」と家族が寄せ書きをしてくれて、大切な心のお守りとなりました。
受験は大きなドラマですから、予想外の結果となることもよくあります。うまくいく事ばかりではありません。私が絶望で落ち込んだとき、母が私にそっと伝えてくれた一言を皆様にもご紹介します。
「挫折を味わえば味わうほど、人の痛みが分かる優しい人になれるよ。」
私にとって、受験だけではなく、人生のさまざまなことに対する考え方がガラリと変わった瞬間でした。どんな経験も糧になるから必然であって、長い目で見ればプラスになる、だから、全て受け入れようと思えるようになったのです。「とことん落ちたら、後はもう上がるだけ!」そう言い聞かせて、逃げずに前へ進めました。

質問の受け付けは終了しました。