栄光学園中学校・高等学校インタビュー

神奈川の注目校の中でも人気のカトリック系男子校・栄光学園中学校。
今回は広報委員長である伊藤先生にその学園の魅力のみならず、私学の魅力や神奈川の受験状況についても語っていただきました。

インターエデュ(以下、エデュ)：教育理念を教えて下さい。

伊藤先生：栄光学園の教育理念は6つのキーワードであらわすことができます。

• 献身（MEN FOR OTHERS WITH OTHERS）
  自分の力を喜んで人々のために活かすことのできる人間
• 自己教育能力（MAGIS）
  心理を求め、絶えず学び続ける人間。
  表面だけではなく学習として何が必要なのか、遠回りでもきちんと考え方を理解する事が大切。
• 心の陶冶・自律（AGERE CONTRA）
  素直な心を持ち、人々に開かれた人間。
  初めから何でもできる人はいない。素直な心が未来の成長につながる。
• 実行力（AGE QUOD AGIS）
  確信したことを、勇気をもって実行する人間
• 宗教性（AD MAIOREM DEI GLORIAM）
  己の小ささを知り、大いなる存在に対して畏敬の念をもつ人間

現校長になってから、新たに『義務』という部分が加わり6つになりました。

• 義務（NOBLESSE OBLIGE）
  多くを与えられた者として、その使命を果たすことができる人間
  自分の持っているものを社会に還元していく、ということ。それは国際的な社会で見たときに「自分の国が繁栄すればいい」といった『勝ち負け』のような特定の尺度で図るのではなく、広い視野をもって心の中で考え、本当に満足できるものか考える必要がある。

この6つが全てにおいての原点と言えます。