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「考える力」が試される社会・理科対策に最適なドリル!

inter-edu’s eye
暗記だけでは正答できない「考える力」が試される社会、理科の問題が増えています。この対策は塾に通っているだけではなかなか進みません。「考える」というのは積極的な行動であり、どうしても受け身になりがちな「授業」で身につけるのはそもそも難しいからです。ではどうしたら? 今回紹介する2冊のドリルが、その方法を教えてくれます!

◆難関校は社会、理科で「考える力」を試している!

頭がよくなる 謎解き 社会ドリル,頭がよくなる 謎解き 理科ドリル

中学受験では、難関校を中心に「考える力」を問う試験問題が頻出しています。来るべき大学入試の影響を受けたものですが、根底には、次世代エリートは与えられた課題を解決できるだけでは不十分、課題そのものを発見できる能力が求められているという共通認識があるからです。

「考える力」を問う問題とはどんなものでしょう? 「考える力」を養う学習とはどんなものでしょう? 親御さんの中には、このあたりがよくわからないと戸惑っている方も多いのではないかと思います。

そこでおすすめしたいのが、最近発売された2冊のドリル『頭がよくなる 謎解き 社会ドリル』と『頭がよくなる 謎解き 理科ドリル』です。どちらも中学受験で定評のある個別指導塾の講師の方が制作したもので、「考える力」を養う目的で問題が作られています。

“理科と社会は暗記科目。「考える力」とは無関係では?”と思う方はいらっしゃいますか? もしそうなら、まずはこのドリルに、親御さんご自身が取り組んでいただくといいのではないかと思います。

実はこの2冊のドリル、机に向かって勉強することを想定して作られたものではありません。書名に「謎解き」という言葉があるように、TVの雑学クイズ番組を見るように楽しみながら解いてほしいというのが、2冊の著者共通の願いです。中学受験生だけでなく、一般の小学生、中高生、それに親御さんを含めた大人にもおすすめ。実際、パラパラとめくっているうちに、どれどれやってみようかなと思わせるドリルなのです。

◆理科と社会は、暗記科目ではない

『社会ドリル』著者の馬屋原吉博さんは、このドリルの制作意図について、「暗記科目という側面が強い社会において、考える力を鍛えることを意図した市販の教材はほとんど見当たりません。そんな中、まだ世の中について知らないことが多い小学生にも、なんとか『社会=世の中について考える力』を養う機会を提供できないかと考え、制作したものです。」と話してくれました。『社会ドリル』の「はじめに」にも、以下のようなメッセージがあります。

「考える」とは、「突飛な発想をする」ということではありません。
「考える」とは、「複数の知識を正しく組み合わせる」ことです。
この本の、特に後半の60題は、社会に関係する様々な謎(なぞ)を、複数のヒントを使って解き明かしていく問題です。解き進めていくだけで、新しい知識を手にいれつつ、それらをつなげていくという貴重な体験を重ねていくことができます。
それは「考える力」を鍛えるためのトレーニングそのものです。

また『理科ドリル』の著者、辻義夫さんは、同じく「はじめに」で、ふたつの執筆理由を示しています。ひとつめは、自然に触れる機会が減って、理科の楽しさがわからない子どもが増えていることです。しかし辻さんは、ご自身の指導経験から、小さなきっかけさえ与えれば、子どもは理科のおもしろさを知って、みるみる成績が上がっていくものだと言います。そしてこのドリルが、そのきっかけになればと期待しているのです。

辻さんのもうひとつの理由は、「中学受験の勉強は知識偏重の詰め込み型」と思っている人が多いが、実際には、難関校を中心に「詰め込み型」では対応できない問題を出題されているという現実です。しかもそれが顕著に表れているのが、理科なのだそうです。

この社会と理科のドリルに収録されている問題は、すべて中学受験で扱われる範囲内。実際、この2月の入試でも、このドリルにある問題と同じ解法の問題が、灘、海城、駒場東邦など多くの難関校で出題されていました。難関校受験生は、ぜひ取り組んでおきたい問題ばかりなのです!

◆関心・興味を抱くことが「考える力」を育てる

そもそも、私たち人間は、何をきっかけに考え始めるのでしょうか。何かを見たり、何かを知ったり、何かを体験したときに初めて、なぜ? どうして? どうなっているの?と考え始めるのではないでしょうか。つまり人間が考えるきっかけは、常にリアルな現実の中にあります。それは時に、人間だったり、社会だったり、自然だったりします。

リアルな世界の事柄に関心を抱いたとき、それにヒントや答えを与えてくれるのが、科目で言えば社会と理科です。この2科目は、試験の暗記科目である前に、この世界で生きていくために知っておくべきことを教えてくれる科目なのです。このことを認識すれば、算数と国語さえやっておけばいいとは思わなくなりますね。

この2冊のドリルは、どちらもパート1が知識問題編、パート2が思考問題編という構成です。そしてパート2は、パート1の2倍以上のボリュームになっています。パート1の知識問題編は、中学受験生なら必ず覚えておきたいことばかり。パート2は、これまで学んだことを組み合わせたり、問題に書いてあることから推論して答えを出していく、つまり自分の頭で考えて解答する問題です。

社会と理科のドリルの問題をすべて見て、気づいたことがありました。それは、このドリルで扱われていることは、大人にとっては一般教養だということです。社会人、とりわけエリートと呼ばれる人なら、8割以上は正解して当然の知識や考え方です。もちろん、部分的には忘れてしまったということもあるでしょう。それでも全体的に見れば、新聞の政治欄、経済欄、科学欄などを読む際に、土台として持っておくべき教養だということは納得されると思います。

というわけで、この2冊のドリル、親御さんを含めた大人は何か忘れていることはないか、ご自身の一般教養チェックのため、そしてお子さまは中学受験はもちろん将来のために、リビングで親子一緒に取り組んでいただきたいと思います。「考える力」は、日常生活の中で関心や興味を探っていくことでこそ、伸びやかに育まれていくもの。この『社会ドリル』『理科ドリル』で、お子さまの得意分野をどんどん広げていってください!

頭がよくなる 謎解き 理科ドリル,頭がよくなる 謎解き 社会ドリル

頭がよくなる 謎解き 社会ドリル
馬屋原 吉博著、かんき出版刊、1200円+税
頭がよくなる 謎解き 理科ドリル
辻 義夫著、かんき出版刊、1200円+税
ワクワクしながら、楽しく覚えられる!! 東大入試のエッセンスが入った問題を解きながら、中学入試レベルの知識を楽しく身につけることができる『社会ドリル』と『理科ドリル』。開成、灘、桜蔭、筑駒、麻布など、難関中学に3000名を超える合格者を輩出している有名進学塾のメソッドが詰まっているので、成績・偏差値・やる気が同時にアップします。難関校に合格できる子は、受験勉強を始める前に身につけていることがあります。それが「考える力」です。「考える力」とは「複数の知識を正しく組み合わせることができる力」です。このドリルなら、謎解きをしながら新しい知識を手に入れ、それを頭の中でつなげていくことができます。「思考力」「判断力」「想像力」を身につけましょう! 特にむずかしい問題には、特典として解説動画もついています。『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ』の著者、東北大学加齢医学研究所の瀧靖之氏や、塾ソムリエの西村則康氏も推薦しています。
…『社会ドリル』購入はこちらから…『理科ドリル』購入はこちらから

森川陽太郎

『社会ドリル』著者の馬屋原 吉博(うまやはら よしひろ)さん(写真左上)
中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1社会科教務主任。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。大手予備校・進学塾で、大学受験・高校受験・中学受験の指導経験を積み、現在は完全1対1・常時保護者の見学可、という環境で中学受験指導に専念している。暗記に終始し、社会が嫌いになる生徒が多い中、必死に覚えた膨大な知識で混乱している生徒の頭の中を整理し、テストで使える状態にする指導が好評。バラバラだった知識同士がつながりを持ち始め、みるみる立体的になっていく授業は、生徒はもちろん、保護者も楽しめると絶大な支持を得ている。
『理科ドリル』著者の辻 義夫(つじ よしお)さん(写真左下)
中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1副代表。 中学受験情報局『かしこい塾の使い方』主任相談員。1988年から兵庫県を本拠地とする学習塾での指導を開始。1997年から最難関中学合格者を数多く輩出している授業と教材のエッセンスを吸収するため、浜学園の講師となり、「塾の使い方」を見つめ直す。2000年、生徒一人を徹底的に伸ばす指導を行う中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1設立に尽力、最難関中学受験生の指導を担当。「ワクワク系中学受験」と評されるその指導は、理科系科目が知らない間に好きになってしまうと受験生から絶大な支持を得る。2012年より活動の拠点を東京に移し、さまざまなメディアで情報を発信。中学受験情報局『かしこい塾の使い方』にて「辻義夫の中学受験に打ち勝つ家庭学習法」、マイナビ家庭教師にて「辻・アインシュタイン・ホメ夫」として教育ニュースのコラムを連載中。
公式ウェブサイトはこちら:中学受験専門のプロ個別指導教室 SS-1


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