理科を克服できず他教科で徹底カバー!桜蔭合格秘話! 第6回
inter-edu’s eye
本コンテンツでは、中学受験を終えられた親子にインタビュー。お子さま、親御さんにそれぞれの秘話をお話ししていただきます。第6回目は、女子御三家のひとつ、桜蔭中学校に合格した親子にお話をうかがいました。
塾の先生と相談し、桜蔭受験を決意
お母さまは2月9日までの受験を視野に
エデュ:桜蔭中学校へのご入学おめでとうございます。はじめに、桜蔭中学校を受験しようと思ったきっかけを教えてください。
Oさん:小学校3年生から大手集団塾に通い始めたのですが、勉強するのが楽しいし、周りの友達も受験するので自分もやってみようと思ったのがきっかけです。
文化祭には、4年生くらいから桜蔭も含めて数校行っていたのですが、どうしても決められなくて…。6年生の夏に、塾の先生から「志望校をそろそろ決めないとだめだよ」と言われ、先生と相談し、最終的に桜蔭を受験することにしました。
エデュ:桜蔭中学校は最難関ですが、お母さまはどう感じましたか?
お母さま:楽しく通えて、娘が行きたいところならいいよという気持ちでした。ただ私が心配性なので、受験当日に何があるか分からないので、2月9日まで受けられるところは受けるという考えでいましたね。
エデュ:確かに受験は不安になることが多いですよね。最終的に何校受けたのですか?
Oさん:桜蔭中学校を含め4校です。すべて受かったわけではありませんが、第一志望の桜蔭中学校に受かったときは本当にうれしかったです。
娘の性格を熟知したお母さまがとった行動は?
苦手教科を捨てて他を強化
エデュ:学校が終わってからの1日の勉強時間を教えてください。
Oさん:家ではほとんど勉強せず、塾に22時くらいまで残って勉強していました。朝も6時30分ごろに起きていたので、規則正しい生活だったと思います。
エデュ:家で勉強しないで、お母さまから注意はされませんでしたか?
Oさん:たぶん私が言っても聞かないのを知っているからだと思いますが、ほとんど言われませんでした。
エデュ:お母さま、このあたりはいかがでしょうか?
お母さま:娘のいう通りですね。人から「これをやりなさい、あれをやりなさい」と言われても、まずやらないので…。そのせいもあって、受験期には苦手教科の勉強に相当苦労しました。
エデュ:どの教科が苦手だったのですか?
Oさん:1番が理科、2番目が国語ですね。理科は受験当日まで克服できず、他の教科でカバーしました。国語に関しては、集団塾だけでなく個別指導の受験ドクターに通い、点数をとれるようになりました。
エデュ:どのような勉強方法で克服しましたか?
Oさん:記述は得意でしたが、選択肢が苦手で、選択肢の問題ばかり出されました。先生からは、「まず文章を読んで、適当でいいので重要だなと思うところに線を引きなさい」とアドバイスを受けました。
個別指導は集団塾ではなかった「考える時間が増える」ので通って正解だったと思っています。
あえて人数が多い塾を選ばない選択
勉強を楽しくやれる環境が合否に影響
エデュ:塾を選ぶ際のポイントを教えていただけますか。
お母さま:「家から近いこと」ですね。あとは「規模感」です。最初は有名な進学塾に通わせようと考えたのですが、迷った末に、規模の小さい集団塾を選びました。
人数が多い塾だとどうしても周りと比べてしまって、楽しくなくなるだろうと思いましたので。
エデュ:楽しく受験にのぞめるのは理想的ですね。受験成功のポイントはそのあたりにありますか?
お母さま:そうですね、それもあります。問題集なども、楽しくない問題があるとやらないので、娘にとって楽しく勉強をできる環境があったのは大きかったと思います。
あとは、ピアノやそろばんの習い事も影響していたと思っています。ピアノは発表会を目指して毎日練習することで生活のリズムが整いましたし、そろばんは計算のスピードがつきましたね。
- ■取材協力
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SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーなど大手有名塾の元講師による中学受験専門の個別指導塾、家庭教師センターを運営。2016年度、開成中学校の合格者数12名で個別指導塾開成中学校合格者数No.1。
プロ講師による無料の学習相談も随時受付中。
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