ミス日本インタビュー!「一生輝き続ける女性」とは?

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女性が活躍できる場も増え、これから社会に出るお嬢さまを持つ親御さんは、「わが子には輝き続けてほしい」と思われていることでしょう。では、「輝いている女性」には、どんなイメージを持っていますか? 今回は、輝いている女性の代表として、2017年度のミス日本コンテストで「海の日」受賞の三上優さん。そして、ファイナリストの稲付晴日さんにインタビューしてきました。

現役歯科医師【ミス日本「海の日」】 三上優さん

夢を叶えられるかどうかは自分の行動次第!

三上優さん
【三上優さん プロフィール】
・2017年度ミス日本「海の日」受賞。
・現役歯科医師。

エデュ:2017年度ミス日本「海の日」の受賞おめでとうございました。

三上さん:ありがとうございます。

エデュ:三上さんは現役歯科医師とうかがっていますが、なぜ応募しようと思ったのでしょうか?

三上さん:幼い頃からテレビやインターネットで、受賞した方が国内だけでなく、海外でも活躍しているのを見ていました。いつか自分もああなりたい!と、憧れを持ったのがきっかけです。

大学生になれば応募する時間もできるかなと思ったのですが、歯学部の勉強や実習が想像以上に忙しくて…。
卒業して歯科医師になることができたときに、もう1つの夢であるミス日本コンテストにも、年齢制限ギリギリの25歳で挑戦しようと思いました。

エデュ:歯科医師になりたいと思うようになったのはいつ頃だったのですか?

三上さん:父が歯科医師で、幼い頃から働く姿を見ていたので、「自分も医療系の仕事で人の役に立ちたい!」と思いました。実は「医師」になるか「歯科医師」になるか悩んだ時期もありましたが、悩み抜いた結果、自分も父のようになりたい!と思い、歯科医師になる道を選びました。今では、治療が終わった患者さまからお礼の言葉をいただいたり、笑顔を見られると、自分の天職だなと思いますね。

エデュ:2つの大きな夢を叶えられたのですね。ただ、三上さんと対照的に「夢が見つからない」というお子さまをお持ちの親御さんも多いと思います。どうすればいいでしょうか?

三上さん:「失敗を恐れずに行動すること」だと思います。行動して、経験して、初めて学ぶこともありますし、行動しないと自分に何が向いているのかも分からないはずです。

失敗を恐れずに、行動できる人は輝いている

エデュ:ミス日本の審査選考で、一番苦労したことは何でしょうか?

三上さん:スピーチ、自己PR、質疑応答ですね。職業柄、人の話しを聞くのは得意なのですが、人前で発表するのは苦手で…。家族・友人に集まってもらって、質問してもらったり、ときにはアドバイスをもらいながら練習しました。

三上さん2

エデュ:受賞後、ご自身の世界も広がったと思いますが、これからやってみたいことはありますか?

三上さん:たくさんあります。その中でも、ミス日本「海の日」としては、海について学んで、島国である日本は海の恵みを受けていることを発信して、みんなに知っていただきたいです。

歯科医師としては、ホワイトニングなどの審美歯科に携わりたいと思っています。現代社会では女性が活躍する場も多いので、そんな人たちを支えられるような歯科医師になりたいです。

あとは、学生時代から通い始めた料理教室で学んだことも活かしたいです。歯科医師の仕事の一貫として、子育て世代のお母さまに向けて、食育の情報も発信していきたいと思っています。

エデュ:これからが楽しみですね。最後に、三上さんが思う「輝いている女性」とはどんな方でしょうか?

三上さん:先ほどの夢の見つけ方にもつながりますが、「失敗を恐れずに、行動できる人」だと思います。輝いている人って、色々なものにチャレンジして、失敗しつつもそこから何かを学んでいける人だと思っています。だから私も自分の興味に嘘をつかずに、色々なことにチャレンジしていくつもりです。

現役女子大生【ミス日本ファイナリスト】 稲付晴日さん

人生は一度きりだから、やりたいことを思い切り!

稲付晴日さん
【稲付晴日さん プロフィール】
・2017年度ミス日本コンテスト ファイナリスト。
・早稲田大学 政治経済学部 経済学科3年生。

エデュ:稲付さんは、大学卒業後にアナウンサーを目指しているとうかがいました。なぜ、ミス日本コンテストに応募しようと思ったのでしょうか?

稲付さん:元々新しいことに挑戦するのが好きだったこと。あとは、アナウンサーは人前に立って話すことが仕事なので、そういう経験もしなくちゃ!と思い、人前に立つことが多いミス日本コンテストに思い切って応募しました。

エデュ:アナウンサーになりたいという夢は、いつ頃持ったのでしょうか?

稲付さん:実はつい最近です。それまでは国家公務員の官僚になる夢を持っていたのですが、言葉を通して人の心を動かしたいと思ってアナウンサーという道を選びました。

エデュ:「子どもには将来の夢を持ってほしい」と考える親御さんが多くいます。稲付さん流の、夢の見つけさせ方を教えてください。

稲付さん:「親御さんが物を与えるのではなく、色々な経験ができる機会を与えてあげること」だと思います。私の場合は、小さい頃に水族館へ行くと、普通なら子どもにはイルカショーを見せると思うのですが、私の両親は「裏方の仕事を見るツアー」に参加させてくれました。リアルな体験を、たくさんさせてもらっていたんです。子どもに色々な事柄の、色々な側面を見ることで、少しずつ自分でやりたいことを見出せるはずです。

私立中高一貫校で学んだ、人の役に立ちたい気持ち

エデュ:稲付さんは、埼玉県の最難関校である浦和明の星女子中学・高等学校のご出身ですが、中学受験をしようと思ったきっかけは何でしょうか?

稲付さん:正直最初は親の意向が大きかったです。でも、浦和明の星の文化祭を見に行ったときに、在校生がすごく優しく迎えてくれて、この学校に入学したいなと思うようになりました。母が、インターエデュさんのサイトなどで情報を集めてくれたりもして。悩みましたが、最終的に、第一志望は女子学院になりました。でも、そこには落ちてしまい、浦和明の星に合格。心の中の第一志望は浦和明の星だったので、嬉しかったです。

稲付さん2

エデュ:エデュもお役に立てていたらうれしいです! 学校で「これは学べて良かった」ことはありますか?

稲付さん:浦和明の星はカトリックで、「利他精神」を大事にする学校でした。ボランティア活動や、募金、近隣清掃、手作りの小物を老人ホームなどにもっていくことで、人の役に立つことの大切さに気づいたこと、率先してやる気持ちを持てたことはよかったと思っています。自分のできることを活かしてアナウンサーになりたいと思うようになったのも、ここから生まれたのかもしれません。

エデュ:最後に稲付さんから見て「輝いている女性」とはどんな方でしょうか?

稲付さん:「自分の芯、大切にしているものがある人」です。お金持ちになりたいとか、結婚して子どものためにお金を使って育児を頑張りたい!など何でもいいと思います。いくつになっても人生の目標を持っている人は素敵ですね。

編集部から見たポイント

“何か”目標をもって、その“何か”に向かって全力で取り組む姿は、見た目の美しさ以上に輝いていて、お二人ともとても魅力的でした。ただ、その“何か”は、今のお子さまにも親御さんにも分からないものだと思います。その“何か”を見つけるためには、視野を広める要素(様々な経験や考え方)を増やす、視野を狭める要素(失敗への不安や固定概念)をなくすことが、まずは大切だと感じました。

ミス日本とは?
ミス日本とは

“日本女性の真の美しさを目指して”をコンセプトに掲げる「ミス日本コンテスト」。 ミス日本の特徴は、容姿だけでなく、心の持ちようや社交性など幅広い人間性を重視することにあり、「女性一人ひとりに、自分の夢を叶える力を身につけて欲しい」という願いを持って行われています。

ミス日本公式サイト:http://www.missnippon.jp/


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