中学受験ラストスパート!「あと1点」をとるための勉強法

エデュナビニュース
2015年10月14日[PR]

中学受験ラストスパート!「あと1点」をとるための勉強法

inter-edu’s eye
いよいよ受験勉強もラストスパートになる季節。受験生は志望校の過去問に取り組み始めているかと思います。2020年の大学入試改革に向けて、中学入試でも考える力が問われるようになってきた今、どのような勉強をすればよいのでしょうか。「あと1点」をとるための方法をチェックしてみましょう。

難関校でみられた“日常”からの出題

“難関校でみられた“日常”からの出題

まずは2015年度の中学入試問題を振り返りましょう。

2014年は消費税が5%から8%に変わり、商品の価格表示も税抜き価格での表示が可能となりました。それを反映して、例えば、栄光学園中学校の算数では、税込み価格から税抜き価格を計算する問題が出題されています。

一方、渋谷教育学園渋谷中学校では、“テレビのニュースの特集を観た”という設定で、水難事故に居合わせた場合の救助方法などを問う、保健体育のような問題が出題されました。“社会科”の範囲を改めて考えさせられる問題といえます。

その他にも、雙葉中学校では算数でサンデーショックに、桜蔭中学校や駒場東邦中学校では、社会で朝ドラや大河ドラマにかけた問題が出題されています。

日常の出来事に関心を持つことが肝心

日常の出来事に関心を持つことが肝心

紹介した問題の中でも、特に渋渋の水難事故の救助方法などを問う問題は、塾では習わない内容です。ここから何が言えるでしょうか? それは、「受験生に“日ごろから多くのことに関心を持っているか”が問われている」ということです。

学校や塾での勉強は大切です。しかし、これからの中学入試は、学校や塾で習う“問題の解き方”を身につけるだけでは、通用しなくなるでしょう。日常生活の中から“気になること”を見つけ、その疑問を解決する力こそ、今、問われている“考える力”なのです。

中学入試では、教科書や問題集に書かれていないことが出題されても答えられるか否かが、「あと1点」に繋がるといえるでしょう。

お母さまとお父さまは説明できますか?

お母さまとお父さまは説明できますか?

そして、お子さまの日ごろの関心に応えるのは、お母さまやお父さまです。この時、お子さまに分かりやすく、さらに関心を広げられるように答えられますか?

例えば、ニュース番組の最後に伝えられる「株価」。「“株”って何?」と聞かれたら、どう答えるのがよいでしょう。難しい経済用語を使わずに答えるなら、「会社をこまぎれにした単位のこと。仕事がうまくいって、もうかったら、株を買ってくれた人たちにもうけの一部を配る。」【『世界一おもしろい数の本』(ポプラ社)より引用】と説明できます。こう答えれば「株でもうけるってどういうこと?」という新しい疑問につながりますね。

お子さまの関心をさらに広げるためには、答え方もポイント。お母さま、お父さまも、日ごろから多くのテーマに関心を広げ、“ネタ”を仕込んでおきましょう!

提供:株式会社 ポプラ社

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