お受験シーン、第一印象で差をつける！

■はじめましての出会いで･･･

説明会に足を運ぶと、たくさんのお母さま、そして先生方がいらっしゃいます。“はじめまして” の機会が多くなるお受験シーンは、新しい出会いの場でもあります。

先生方や先輩ママ、同じ学校を志望するママなど、初めて会う人には、できるだけよい印象をもってもらいたいものですよね。

■第一印象はどう決まる？

初めて会う人が抱く印象、第一印象は一般的に6～7秒程度で決まるといわれています。これは、面接でいえばおよそ入室から着席までの時間。第一印象は、思っている以上に短い時間で決まってしまうのです。

ここで第一印象における表情や声のトーンの重要性を研究したメラビアンという心理学者の『メラビアンの法則』をご紹介します。メラビアンは、コミュニケーションにおいてどのような行動がどれだけ他人の印象や感じ方に影響を及ぼすかについて実験を行いました。それによると

• ・見た目や表情など視覚の情報が55％
• ・口調や話すスピードが38％
• ・会話の内容など、言葉による情報が7％

このように第一印象は視覚や聴覚からの情報に大きく影響されていることがわかります。

また、他人を見るとき最初に目がいくのはどこでしょうか。大半の方がまず顔を見るといわれています。“顔”といっても、目や鼻などパーツとしてではなく、“表情”を見るのです。人は、相手の表情を見ることで相手の気持ちを理解しようとします。ですから、相手に表情が伝わりにくいと、相手も不安を感じてしまうのです。

■気をつけたいことは？

視覚からの影響を受けやすい第一印象を好意的にするためには、まず清潔感ある着こなしが大切です。自分に合ったスーツを選ぶことはもちろん、髪型も大切な要素です。表情を相手に伝えやすくするために、顔まわりはすっきりとさせましょう。特にお辞儀をしたときに乱れてしまうヘアスタイルは要注意！ せっかくのきちんと感が半減してしまいます。

もちろん、手の込んだアレンジをする必要はありません。ひとつ結びやハーフアップで十分です。バレッタやシュシュなどのヘアアクセサリーを使うと、簡単にアレンジでき、きちんとした印象になるのでひとつあると安心。清潔感を大切にしたいお受験シーンでは、黒のシンプルなデザインがおすすめです。女性らしいやさしい雰囲気にしたい場合は、リボンやお花のモチーフなども素敵ですね。

また、落ち着いた清楚な印象にしたい場合はバレッタを、可憐な印象にしたい場合はシュシュを選んでみてはいかがでしょうか。きちんと感を添えてくれるシンプルなヘアアクセサリーは、あらゆるフォーマルシーンでお使いいただける便利なアイテムです。

“目は口ほどにものを言う”ということわざがあるように、相手の目を見て、笑顔できちんと思いを伝えることが、合格への一歩となるでしょう。