ひと手間で差のつく、お受験スーツのお手入れ
ひと手間で差のつく、お受験スーツのお手入れ2014年7月17日
■スーツ、小物の準備がととのったら
みなさま、ご自身をきちんと見せるスーツ選び、好感度アップのプラスワン小物選びはできましたか。身につけて鏡の前に立ってみた時、笑みがこぼれるようでしたら安心ですね。
さて、今回はせっかくのスーツを美しく保つためのお手入れ方法についてお話していきたいと思います。
■お手入れは日々の積み重ね
購入したばかりのスーツは当然ピシッとしていますが、何度か着るうちに汚れや型崩れが気になるもの。説明会や考査の時期は続けて着用する機会も多く、その分ダメージも蓄積されます。
このようなダメージを軽減するのが、着用後のちょっとしたお手入れです。
まずはハンガーの選び方。肩がしっかりとしていて、厚みのあるハンガーにかけましょう。薄いものにかけて保管すると、せっかくの肩のラインが崩れてしまいます。かける際は、ハンガーとスーツの肩線が合っているか注意しながら慎重に。素材は木製のものが湿気対策となりベストです。
次に、帰宅後のお手入れ。ほこりを払いながら全体に汚れがないかチェックを。意外と目につくのは、ファンデーションなどの白い汚れ。脱ぎ着の際に、手についていた汚れが生地に移って汚れとなることが多いので、ボタンやファスナーまわりを確認しましょう。濡らしたりせず、エチケットブラシや柔らかいスポンジで払うと簡単に取れます。また、着ている時には気づきにくい袖口や肩なども忘れずにチェック。同時に、ボタンの糸が緩んでいないか、ワンピースの裾のまつりがほつれていないかなども確認し、ダメージがあればケアを。また、脱いだ後はすぐにクローゼットにしまわず風に当てると、湿気を逃がすのに効果的です。
最後に、しわのケアについて。ウールなど天然素材のスーツなら、ハンガーに1日かけておくとかなり軽減しますので、その後、気になる部分にアイロンを。素材に合った温度で当て布をしながらふんわりとかけます。スチームアイロンなら、ハンガーにかけたまま蒸気だけ当てるのもよいでしょう。
このようなお手入れをしていれば、ひどい汚れがついた時以外はクリーニングに出さなくとも大丈夫。次の着用まで1ヶ月くらい間があくようであれば、クリーニングに出すことをおすすめします。クリーニングから戻ったら、ビニールカバーをすぐに取り外して陰干ししましょう。その後、ほこりよけのために不織布などでできた通気性のよいカバーをかければ万全です。
■さあ、自信を持って!
長期間にわたるお受験シーズン、あわただしい中で、ご自身の装いにまで気を配るのは大変なことかもしれません。ですが、事前の準備と毎日のちょっとした積み重ねで前向きな気持ちになれるとしたら、こんな大切なことはないですよね。
みなさまが自信を持ってお受験シーズンを乗り切ることができるようお祈りしています。
関連リンク:
■東京ソワール:こだわりの品質「お受験スーツ」
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