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新大学入試制度に向けて ~中学生は今、何をすべきか~

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2020年度(2021年度入試)から選抜方法や評価基準が大きく変わる大学入試。現在中学生のお子さまには、大学受験をする将来を見据え、どのような準備が必要になるのでしょうか。来たる大学入試改革の内容から、中学生に求められる能力が見えてきました。

マークシート方式は解答方法が複雑化・英語では外部試験を活用

現在行われている大学入試センター試験(以下、センター試験)が廃止され、新たに「高等学校基礎学力テスト(仮称)」(以下、基礎テスト)と、「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」(以下、評価テスト)という2つのテストが導入されます。このうち、事実上、センター試験に代わるものが評価テストです。実施時期は、現時点では1月第二週目くらいとされています。
実施教科は、国語、地歴公民、数学、理科、外国語の5教科で教科を横断した出題はされませんが、数学I、世界史Aなど基礎的内容が中心の科目は選択できなくなる可能性があります。

マークシート方式は解答方法が複雑化・英語では外部試験を活用

出題については、マークシート方式は解答方法が今よりやや複雑化します。例えばA・B・C3つの選択肢群から最適と思われるものを組み合わせて正解をつくる。あるいは、正解自体が一つではないといった具合です。
また、国語は文章のみでなく、写真や図、表などを組み合わせて読み取る情報読解が増えるでしょう。数学も国語と同様に記述式を導入する方向で進んでいます。センター試験の英語は「読む」「聞く」の2技能のみですが、これに「話す」「書く」を加えた4技能が評価されます。「読む」「聞く」に関しては従来通り大学入試センターが作成した問題を受験しますが、「話す」「書く」については、英検やGTEC、TEAP、TOEFL、TOEICといった外部資格試験を活用することになります。

求められる能力の変化に応じた大学入試改革

従来とは異なる出題が増える可能性が高いため、さまざまな情報を基に答えを導き出すといった練習が必要になってきます。そして、出題が変化しているのも、社会が複雑化・高度化することによって、求められる能力も変わってきていることに由来します。

求められる能力の変化に応じた大学入試改革

英語で4技能を評価しようという動きになっている理由も同様です。今の子どもたちが現役世代として社会で活躍する頃は、世界を相手に商売していかなければなりません。そうした時代では、国際コミュニケーションのための共通言語である英語を読み・聞き・話し・書く能力は不可欠だからです。
さらに、部下としての外国人やロボットをはじめとする機械は、作業の手順を正確に順序立てて伝えなければ思う通りに動いてくれません。だからこそ、物事を系統立てて、曖昧な部分も含めて人に指示できたり、機械を使いこなしたりできる能力を、子どもの時から身につけるために、小学校からプログラミングを必修にしようとしているわけです。

新大学入試制度に対応するために

これからの時代は、マニュアル化できることはすべて機械が行うようになり、それら以外の非効率的な部分にしか人間の仕事は残らないと言われています。そのなかで仕事をこなすためには、多面的な題材から問題点を見出し、他者と議論を深めたり、さまざまな情報を取捨選択したりすることによって、自分の意見をまとめていく力が必要です。

大学入試制度に対応するために

このようなことは、学校でも既に総合的な学習の時間などで行っているところが増えていますが、自分でもあえてやっかいなこと、困難ことにチャレンジする姿勢を身に付け、たとえ回り道でも、物事をじっくり考察する習慣を養ってほしいと思います。

新たな大学入試制度について、より詳細な情報をお伝えし、今からできることをアドバイスする講演会が、駿台中学部が開催する「親子のための新大学入試制度に向けた心構え(対象:新中1~中3 生徒・保護者)」です。ぜひお子さまとご一緒に参加してみてはいかがでしょうか。

※本記事は「朝日小学生新聞 特別増刊号『WILLナビnext 首都圏版』(2017年1月10日発行)」に掲載された内容を再構成したものです。

提供:駿台中学部(小・中学生クラス)
期間:2017年2月1日~2017年3月1日


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