東大・京大生が育つまで

現役東大生のママに聞く!子育てで本当に重要なのは○○?

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今回は番外編として、現役東大生のお母さまにインタビュー。「白百合から東大!勉強好き女子になった秘密は?」でお話をうかがった頃安美咲さんのお母さまです。子育てで悩まれていたこと、中学受験・東大受験時のエピソードなど、生の声をお届けします。

負けず嫌いで、好奇心旺盛な娘【幼少時~中学受験編】

現役東大生・頃安美咲さんってどんな人?
白百合学園中学高等学校出身。現在は東京大学教養学部前期課程文科一類1年生です。中学・大学受験を通し、勉強が好きで、現在は国連で働くのが目標。
記事はこちら→「白百合から東大!勉強好き女子になった秘密は?」

海外での悔しい思いから語学を学びたい!という気持ちが

お母さま正面

エデュ:東大生の幼少時は読者が気になるところですが、美咲さんはどんなお子さまでしたか?

お母さま:小さい頃から歌をうたうこと、音楽が好きでしたね。実家に戻った時にピアノに興味津々だったので、教室に通い始めるようになりました。
とにかく好奇心旺盛で、他にもバレエ・体操・水泳・書道など色々な習い事をしていましたね。

その中でも、書道は中学校3年生、ピアノは高校2年生まで続けていたのですが、技術が身につくだけではなく、受験に必要な集中力も鍛えることができたので良かったと思っています。

エデュ:美咲さんのインタビュー内で、中学校入学前から語学に興味があったというお話がありましたが…?

お母さま:実は、私は美咲を出産後、勤めていた商社を退社し、子供を海外に連れて行く時間が増えました。その時に、子供が言葉がわからなくて、悔しい思いから、「話せるようになりたい!」と語学に興味を持つようになったみたいです。

エデュ:では、小さい頃からご家庭でも語学教育をされていたのでしょうか?

お母さま:そうですね。英語の本を買って一緒に読んだりしていました。語学を身につけると世界も広がりますし、何かを早い段階から身につけさせておくと自信につながるのでいいと思います。


家族一丸の中学受験

お母さま2

エデュ:中学受験をさせようと思ったきっかけは何でしょうか?

お母さま:友人の息子さんがSAPIXに通っていて、その影響です。小学校3年生の頃でしたが、負けず嫌いで、好奇心旺盛だったので、勉強に熱を入れるようになりました。

エデュ:負けず嫌いで好奇心旺盛!まさに受験向きですね。そんな美咲さんに対してどのようなサポートをされていましたか?

お母さま:私が国語、主人は算数担当という風に分けて勉強を教えていました。私は専業主婦でしたが、主人は仕事が終わってから教えていたので、きつかったと言っていました。

エデュ:勉強を教える際に気をつけていたことはありますか?

お母さま:「答えを教えるのではなく、ヒントを与える」ことに気をつけていました。私と主人が解けなかった時もあります。子どもの考えに耳を傾けて、本人が話しているうちに気づくことが度々あり、答えを自分で出させるようにしていました。

あとは国語の漢字などの暗記系は、必ず寝る前に読み聞かせをして、翌朝「昨日の夜やった問題覚えてる?」ときいて、確認していました。
理科と社会は一緒に本を読んだり、旅行に連れていったり、とにかく本人が楽しく勉強をできるようにこころがけていました。

お母さまから見た中学受験成功のカギ
本人の努力はもちろんですが、主人と二人でしっかりサポートしてあげたことだと思います。勉強に集中できるように資料を整理してあげたり、塾の送り迎えをしたり。勉強を一から十まで教えるのは難しいかもしれないけれど、自分にできることを見つけてしてあげることが重要だと思います。

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難しい思春期の接し方は?

お母さま3

エデュ:中学受験を終え、念願の白百合学園に入学すると、反抗期や思春期などもあったかと思いますが、どのように接していましたか?

お母さま:反抗期はありましたが、会話はよくしていました。ただ好奇心旺盛で、やりたいものがコロコロ変わることが多くて、若干困惑することはありました。

エデュ:そんなときはどうしていましたか?

お母さま:これは亡くなった父に言われたことですが、「子どもを抑えつけるのではなく、ちょっとしゃがんで同じぐらいの目線で、何を考え、何をしたいのかを見てあげるといいよ」と言われたことがあって…。決して否定せず、娘の今の気持ちを考えてあげるようにしていました。

エデュ:そんな中で、今、美咲さんは「国連で働きたい!」という目標を持っていますね。これは高校生のときに考えるようになったのでしょうか?

お母さま:そうです。高校の時、日本は近隣諸国との関係があまり良くないことから、英語やフランス語、中国語が得意になった自分が何かできることがあるのではないかと考えて、国連で働きたいと思ったみたいです。

たまたま東大に受かったので社会に恩返しを…

エデュ:お母さまから見て、美咲さんが東大に合格できた最大の要因をどのようにお考えですか?

お母さま:白百合学園の環境が良かったと思っています。これはあくまで私の考えですが、学校によっては勉強ができる子、できない子をいじめたりすることもあると思います。でも白百合学園はそれが全然なくて。受験当日までモチベーションを保っていられたのも、仲間の影響があったと思います。

エデュ:美咲さんにはどんな社会人になってほしいですか?

お母さま:これはある塾長のお話ですが、「あなたたちは恵まれた環境で育ち、勉強した結果東大に入れたので、ちゃんと社会に恩返ししないといけない」と言われたことがあって…。この話にすごく私も共感したので、どのような形でもいいので、一生懸命仕事をして、社会貢献してもらいたいと思っています。

編集部から見たポイント

今回、現役東大生のお母さまに取材し、環境がお子さまに与える影響、そして親御さんの接し方がいかに後々の生き方に影響するのかを実感しました。情報が多く、選択肢も多い昨今。お子さまの将来の決める出来事も何がきっかけになるか分かりません。「なるべく可能性をつぶさず、道を示してあげる」。これがお母さまの役目の一つではないでしょうか?


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