第43回 東大に現役合格した家庭の共通点は?

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子どもには希望通りの学校に行かせたいけど、難関校だと浪人も当たり前…。そこで今回は、エデュの人気コンテンツ「東大生・京大生が育つまで」の中から、現役で合格した人はどんなことをしていたのか、またお母さまからどんなサポートを受けていたのかを見ていきましょう。

東大に現役合格した人の特徴は?【受験生編】

東大生の特徴

テストの点につながらなくても、読書はしていた

中学受験時では国語が苦手だったけど、読書は好きだったという人が数多くいました。実は、国語力はすぐに身につくものではありません。今、点数に結びついていなくても、読書を続けていると、大学受験時に発揮されるかもしれません。

とにかく負けず嫌い

塾の講師から、「ここの学校に合格するのはかなり厳しいですよ」と言われて、一念発起、難関校を目指したという方は多くいました。

地頭を鍛える遊びは必須?

レゴやポリドロンなど、手先を使う遊びをほとんどの方が幼少期にしていました。いわゆる地頭を鍛えることは、もはや必須といえるかもしれません。

家での勉強時間は非常に短い

中学受験時は塾での授業が中心で、家での勉強時間は短いという方がほとんどでした。受験はストレスが溜まるので、集中するときには集中して、遊ぶときには遊ぶというメリハリが重要です。

身近に東大を感じられる環境

東大を意識し始めるタイミングは人それぞれですが、先輩が東大に合格した、塾の友達が目指していたなど、東大を意識させられる環境が全員にありました。

東大に行きたい!を後押ししれくれる存在

「不合格なら別の大学でもいいんじゃない」という意見をいう親御さんはほとんどいませんでした。逃げ道を作ると、気が緩んでしまうこともあります。過度なプレッシャーは禁物ですが、バランスに気をつけたいところです。

東大に合格する家庭作りとは?【親御さん・家庭編】

家庭環境

東大に合格するには、実は何よりも家庭環境が影響してきます。どんな家庭環境の子が東大に合格できる確率が高くなるのか、ご自身と照らし合わせてみましょう!

良い意味での”放置”

東大ストレート合格者には、毎日「これはやったの? あれはやったの?」と、親に言われたという方はほとんどいませんでした。これは子ども自身に勉強する習慣が備わっているのはもちろん、親子の信頼関係があるからです。

好きなことをやらせてあげる

塾に通わせながらも、習い事などをさせてあげているケースが多くありました。何かに熱中できる力を持っている子は、スタートが遅くとも、一度勉強し始めると集中して取り組むことができます。好きなことは受験期まで続けさせてあげる思い切りも重要かもしれません。

遅くまで勉強はさせない

受験期の追い込みは別として、毎日遅くまで勉強していて、眠くて仕方なかったという意見は聞きませんでした。受験なので勉強を頑張らせるのは当然ですが、睡眠をはじめとした体調管理も同じく重要です。

浪人してしまった人は何がまずかったの?【番外編】

最後に、東大に浪人を経て合格した人は何を失敗してしまったかを見ていきましょう。

苦手教科を克服できなかった

模試などで点数が取れず、苦手と分かっていながらも、最後まで克服できず不合格になってしまったケースが数多くありました。得意教科といえども満点を狙うのは実質的に難しいので、苦手教科は早めに対策を。

模試が良かったので、気を抜いてしまった

模試の結果は良好だったけれど、実際に受験したら不合格だった…。逆に、模試で点が取れなくても受けてみたら合格したという例もありました。勝負は時の運、受験するまで分かりません。


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