オープンキャンパスに行ってみよう

inter-edu’s eye大学選びにおいて欠かせないのが、オープンキャンパスへの参加です。情報誌やネットでは見えない、大学の雰囲気が分かるだけでなく、教員や学生と直接話せる数少ないチャンス。意外にも、保護者や小中学生の参加も増えているというこのイベントの魅力とは…?

いつやってるの? いつ行けばいいの?

オープンキャンパスの多い季節

オープンキャンパスの開催回数は大学により異なり、1回きりのところから、年間を通して複数回行うところまでさまざまです。開催が集中する時期は、学生の夏休みにあたる7月と8月。特に有名・難関大学は、例年この時期に集中するので、いろいろな大学に参加したい方は計画的に予定を組む必要があります。

また、参加するタイミングについては、志望大学を本格的に決める高2・高3という方が多いでしょう。ただ、オープンキャンパスには、将来の目標を決めモチベーションを高める効果もあります。自主的に勉強ができない小学生や、受験が終わって気の抜けた中1、中だるみしてしまいがちな中3のお子さまなどに向けて、早期のやる気向上を目的に、一声かけてみるのもいいかもしれません。

楽しいイベントが盛り沢山

近年のオープンキャンパスは面白い企画が多く、期待以上に楽しめる可能性が高いと言えます。ただし、参加者が多くて満員になったり、まわる時間が足りなくなったり、予期せぬことも起こりえるイベントです。目的をしぼり、効率よくまわることをおすすめします。

<一般的な企画の一例>

◆キャンパスツアー
教員や学生が大学の中を案内してくださいます。実際のお子さまのキャンパスライフが想像できる企画です。

◆入試説明会
その年の入試の最新情報を入手するチャンスです。出題者からの学習のアドバイスなど、ここだけの情報もあるかも…。

◆個別相談会
学部ごとの教員や学生と1対1でお話ができます。なかなか聞けない自分だけの質問に答えてもらえる数少ない機会です。

◆学食・カフェ体験
学食やカフェでランチができます。おしゃれでおいしいところも多く、その雰囲気にあこがれる受験生も多いのではないでしょうか。

◆体験授業
大学ならではの面白い講義が聴けます。学部の具体的な学びを知る機会なので、お子さまは参加必須。保護者は参加できない場合も…。

◆おみやげ
オープンキャンパス参加者だけがもらえる大学オリジナルグッズがもらえます。受験のおまもりとして持つ受験生もいるようです。

上記のほか、近年では「保護者向け説明会」や「小学生向け体験教室」など、インターエデュをご覧のお母さま方にピッタリな企画も増えています。現時点で志望大学が決まっていなくても、そのような企画のある大学に訪れることで、新たな発見があるかもしれません。

意外と穴場なのは…

「うっかりオープンキャンパスを逃してしまった!」という方も、あきらめないでください。ほとんどの大学では、日常的に随時、「大学見学」を受け付けています。オープンキャンパスのような企画はなくても、キャンパスの雰囲気を知ることはできるでしょう。また、運がよければ、学生や教職員の日常の姿に遭遇できるかもしれません。

直接行って対応してもらえる場合もありますが、あらかじめ電話で確認・予約しておくことをおすすめします。

「大学のことは、まだ早いんじゃないかしら」「保護者が参加したら浮くんじゃないかしら」そのような考えは、もう古いと思って間違いないことは明らかでしょう。躊躇しているうちに見逃さないよう、お子さまとスケジュールをチェックして、さっそく計画を立ててみてはいかがでしょうか。