【東京私立男子中学校フェスタ2015】注目企画が目白押し！男子校の魅力が詰まった男の子のための祭典をレポート

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投稿日：2015年08月31日

6月7日、本郷中学校・高等学校で「東京私立男子中学校フェスタ」が開催されました。
参加校の説明会や個別相談ブースはもとより、体験授業をはじめ体育系クラブの交流戦や文化系クラブの作品展など、生徒たちの学校生活を垣間見られるイベントが盛りだくさん。
昨年に引き続き、今年も大盛況に終わった本イベントの模様をお伝えします。

★東京私立男子中学校フェスタ2015　参加校★

[イベント参加校]
足立学園、暁星、京華、攻玉社、佼成学園、芝、芝浦工業大学、城北、
巣鴨、聖学院、成城、世田谷学園、高輪、東京都市大学桐朋、獨協、
日本学園、日本大学豊山、本郷、明治大学付属中野、明法

[資料コーナー参加校]
麻布、海城、、開成、学習院、駒場東邦、武蔵、立教池袋

会場となった本郷中学校・高等学校。

■ミニ説明会

まずは基本の学校別の説明会ということで、今回は暁星中学・高等学校のミニ説明会に参加してきました。

先生がはじめに熱く語っていたのは、男子教育の重要性。
男の子と女の子は学年が同じでも、中学校では女の子の方が男の子より、発達段階が2～3歳年上とのこと。つまり、2歳年上のお姉さんと一緒に学んでいることになるそうです。
また、一般的に男子校は、「暗い」、「規律が厳しい」、「怖い」というマイナスイメージがありますが、アンケートではまったく逆の結果が出ているそう。そして、男子だけの伸び伸びとした環境で、6年間通して人間形成に関わる友情を育めるのが男子校だと、説明をされていました。

教室には立ち見が出るほど、多くの保護者や受験生が集まっていました。

■男子中学校クラブ交流戦

体育館では、男子中学校クラブ交流戦で、バレーボール部が試合をしていました。
城北中学校・高等学校と獨協中学・高等学校の試合は白熱。観戦する受験生からも歓声が上がっていました。

グラウンドでは、麻布・開成連合と本郷中学校のラグビー部が熱戦を繰り広げていました。その迫力に、思わず立ち止まる人も。男子ならではのスポーツといえるでしょう。

■体験授業

体験授業では、授業を受ける受験生たちの真剣なまなざしや楽しむ姿が見受けられました。

ここでは思わず足を止めてしまった、おもしろい授業を紹介します。

聖学院中学校・高等学校の体験授業は「ものづくり思考力を鍛えよう!!」。たくさんのレゴブロックの中から、赤、白、青のブロックを見つけ、高いタワーを作ります。
指示されていることは、高いタワーを作ることと、使うブロックの色だけ。そのため、とにかくブロックを積み上げていく子、土台をしっかり作る子、デザインにこだわる子など、子どもの数だけタワーが出来上がります。
タワーに正解はなく、他の子はどのようなタワーを作っているのか、自分のものと比べながら考えることが思考力につながるそうです。

子どもたちがとても楽しそうに盛り上がっていたのは、京華中学高等学校の「世界一周旅行ゲーム」。ゲーム内容は、さいころを振り、出た目ごとに指定された条件に合う国や日本の都道府県を挙げていき、より多くの場所を巡るというもの。
チーム対抗ということで、グループを組んだ子たちは「早く！早く！」と楽しそう。でも、子どもたちが地図帳を使って条件に合う国を探す目は、真剣そのものです。
ゲーム感覚で楽しみながら知識を身につけられる工夫がいっぱいの授業だと感じました。

一方、攻玉社中学校・高等学校の「極低温の世界」では、先生が行う実験に子どもたちが見入っていました。先生が液体窒素で生花、ゴムボールなどを瞬時に凍らせ、興味深々の子どもたち。
最後の空き缶を使った実験では、どうしてそうなるのか、それまでの実験結果から考えさせる展開でしたが、子どもたちが積極的に意見を述べる様子が印象的でした。