【拓殖大学第一高等学校】文化祭が地元の名物に!? 地域から愛される学校
これまで、注目の取り組みや人気の学校イベントを取材してきた訪問記。今回は、文化祭シーズンということで、名物文化祭をレポートします!
噂を聴きつけてお邪魔したのは、拓殖大学第一高等学校。9月12日、13日で行われた「拓高祭」に行ってきました。
今年のテーマは「Pioneer~青春の開拓者~」。校歌に歌われている“開拓精神”と「自分たちが開拓者」という思いから決まったそうです。
■朝から地域の人たちの行列も!?
全クラスが参加している拓高祭。
ここ最近、展示ではパロディー風の映画の上映や劇の上演が増えているそうで、「クラスにひとりはパソコンに長けている生徒がいて、上手く編集するんですよ。」と、案内してくださった入試部の宮崎剛先生。確かに、映像を拝見すると、どのクラスもできがいい!
一方、あるクラスの展示では担任の先生のダイエット記録が。生徒たちの企画に先生も積極的に協力している様子が伝わる展示で、学校全体で文化祭を盛り上げようとしているのが分かります。
さらに、地元の子どもたちをはじめとする小学生が、たくさん来校しているのも拓高祭の特徴。
クラスによっては景品が出るゲームなど実施しているため、子どもたちが気軽に遊びに来られる場所になっているそうです。
また、「バザーも定着してきました。オープン前から地元の方々が並んでいるんです。」と宮崎先生。バザーのほかにも、図書委員会では古本のリサイクルを行っており、3冊までは無料で提供しているそうです。会場を見に行くと、本を抱えて買っていく方がたくさんいらっしゃいました。
ゲームを楽しんでいる子どもたちやバザーで品物を真剣に選んでいる地域の方々の姿をみると、学校が地域に溶け込んでいるのだと実感できます。
■打ち上げ花火は地元でも大人気
そして、拓高祭といえば、最終日の打ち上げ花火!
20年以上前から続く、拓高祭の名物イベントです。
もともと拓高祭開会の合図として空砲を打ち上げていたところ、花火屋さんから花火の方が生徒たちも楽しめるのではないかと提案を受け、現在に至るそうです。
2004年に現在の武蔵村山市に移転してから数年間は控えていたそうですが、今では地域の方々から「今日は花火の日ですね。」と楽しみにする声が上がるほど、地元に定着しているといいます。
もちろん、生徒たちにとってもビッグイベント。打ち上げ時間は帰宅してもよい時間帯とのことですが、間近で花火を見られるとあって、多くの生徒が残っているそうです。
ちなみに、宮崎先生に花火を見るのにおすすめの場所をうかがうと、「生徒たちの間では、渡り廊下は2人で見る場所という暗黙のルールがあるらしいですよ!」と教えていただきました。
今回の拓高祭の取材では、学校が地域の人々から愛されていることが伝わってきました。
学校説明会では分からない一面を発見できたと思います。
ぜひ、来年の拓高祭に足を運んで、みなさんの目で確かめてみてください!
■拓高祭の様子を写真で紹介!
★拓殖大学第一高等学校 学校説明会
●第二回 学校説明会
10月31日(土) 14:00~
●第三回 学校説明会
11月21日(土) 14:00~
●第四回 学校説明会
11月28日(土) 14:00~
・全体説明と今年度の基準の発表
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