eduスタッフ訪問記

インターエデュ・ドットコムスタッフが学校、塾などに訪問した際の様子をお届けします。

【明星中学校】 「身につく英語」のコツとは? 多読多聴の授業を見学しました

インターエデュがうかがった府中にある明星中学校では、中学2年生の「多読多聴」の授業を見学させていただきました。英語をしっかり身につけるこの授業は、図書館の中で行われます。

訪問してまず驚くのが、図書館の素晴らしさ。自由に洋書を手にできる環境が整い、洋書の年間貸出数は20万冊を超えているのだそうです。

 

「身につく英語」のコツとは? 多読多聴の授業を見学しました

 

「多読多聴」の授業はクラス毎に行いますが、生徒一人ひとりの能力や個性に合わせて、個別指導といえるほど細やかな授業を行っていました。

 

「身につく英語」のコツとは? 多読多聴の授業を見学しました

 

授業ではまず、生徒がそれぞれ、指定された語数の本から好きなものを手に取り、席につきます。そしてイヤホンを耳に当てると、まず行うのは「シャドーイング」。イヤホンの上からスピーカーフォンを耳に当て、1、2語の英単語を聞いてからすぐに、影 (shadow) のように後から追いかけて発音し、同じ内容を口に出して読みます。

「シャドーイング」が終わると、今度は本を閉じて、耳で聞き取った英単語を一語ずつ書き取りをする「ディクテーション」を行います。

「シャドーイング」で初めは声を出せない生徒も、先生の声掛けや周りの生徒の影響により、少しずつ積極的に発音できるようになっていました。

 

発音する際に使うスピーカーフォンは、小声でもしっかりと発音訓練ができるように用意されたもの。なんと、「多読多聴」の授業を行う鬼丸先生の自作だそうなのです。取材者もお借りして実際に試してみましたが、自分の発音の些細なニュアンスが、とってもクリアに聞こえます。

「英語に慣れていないと声に出すのが恥ずかしかったりしますが、読みながら、発音しながら、内容をしっかり理解するのが大切。言語はトレーニングなので、こうした積み重ねが必要なんです」

と、鬼丸先生がお話してくださいました。

 

また、明星中学校では、3年生で英検2級を取ることを目標にしているのだそうです。

生徒さんに感想を伺うと、「発音が間違っていたりすると、先生が一緒に発音して教えてくれるんです。英検の試験にもとっても役立ちました」と、楽しんで学んでいる様子。

鬼丸先生によると、言語を学ぶコツは「好奇心と素直さ」なのだそう。好奇心をもって楽しく学ぶことが、身につく英語のコツなのですね。

 

確実なスキルアップを目指す、きめ細やかな授業は、大人でも受けたい!と思うほど。

明星中学校では、学校説明会を行っています。ぜひお気軽に足をお運びください。

 

★明星中学校 学校説明会

第1回 学校説明会     平成26年 6月14日(土)14:00~

 

※説明会のみのご参加はご予約の必要はありません。当日の開始時刻までにご来校ください。

※各説明会、イベントの詳細は、開催日近くになりましたらホームページでご確認ください。

 

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