他の家庭はどうしているの? 知って安心! 教育費の本当のところ 前編
inter-edu's eye
物価の上昇、4月からの消費税アップなど家計の支出が増える中、使う時期が明確な教育費は、早い段階からの計画が重要になってきます。我が子の教育環境を調えるためにも今こそ教育費について考えてみませんか?今回は、ご本人とご息女の中学受験経験者であるファイナンシャルプランナー畠中さんにお話をうかがいました。つい後回しになってしまいがちな教育費の本当のところに迫ります。
エデュママアンケート「教育ローンを知っていますか?」
「教育ローン」を、知っていますか?
- 使ったことがある 6%
- 知っている 47%
- 聞いたことがある 34%
- 知らない 13%
まずは、「教育ローン」についての認知度をアンケート調査しました。「教育ローン」について知っている人は、全体の47%で約半数。「聞いたことがある」という回答と合わせると約8割にも達し、「教育ローン」の認知度の高さがうかがえます。一方で、「使ったことがある」と回答した人はわずか6%にとどまり、認知度はあるものの、実際に使った人は少ないという実態が明らかになりました。
中学受験経験者! ファイナンシャルプランナー畠中さん
畠中 雅子 はたなか まさこ
家庭では1女2男の母。
生活実感あふれるマネーアドバイスに定評。
お子さまの中学受験に加え、ご自身も中学受験経験者という、ファイナンシャルプランナーの畠中さん。「私自身、受験をして中学に入学しました。経済的に厳しい状況の中、母親ががんばって学校に通わせてくれました。そのおかげもあり、学校生活はとても楽しかった。母親にはとても感謝しています」と振り返ります。そして、畠中さん自身が母親になったとき、「自分の子どもも中学受験をするだろう」と想像し、早い段階から教育費用の計画を立てたそう。「それでも予定外に教育費の支出がある。そんなときにあわてないためにも事前の準備が必要だと感じました」。
教育費、本当はいくらかかるの?
「教育費」は、本当のところいくらかかるのでしょうか? 畠中さんに教育費の現状をうかがいました。
中学受験
年間教育費の目安
小学4年生から塾に通う場合
- 小4 30〜50万円
- 小5 20〜50万円
- 小6 100〜150万円
- 入学後 毎年100万円以上
中学受験では、小学4年生から塾に通うと仮定すると、小4・5でそれぞれ年間30~50万、小6で100~150万がおおよその目安になります。また、入学後は毎年100万円以上の支出が見込まれますから、「何とかなるだろう」「合格してから考えよう」と後回しにしてしまうと、いざ入学したときに費用が足りず、あわてて知識のないままローン会社を選び、返済に苦労するといったケースがよくあるので注意が必要です。
一方で、中学受験を考えた段階で教育費用を考え、教育ローンを検討するのであれば、金利・手数料・メンテナンスの面から銀行の教育ローンを選択。返済計画を念入りに練ることができ、あわてることなく中学受験を迎えることができるのです。
大学受験
意外?な出費
- 運動免許の取得費
- 就職活動費
- ダブルスクール費など
大学では、私立文系で年間120~150万、私立理系で130~170万円が目安で、学部によっては目安以上の費用がかかる場合もあります。また、入学してからも運転免許の取得費用や就職活動費、ダブルスクール費用など教育費に含まれていない必要な出費も生まれ、ますます家計の負担も大きくなります。
そんなとき、選択肢の一つとして挙げられる教育ローン。借りる際のポイントとして、「必要金額だけを借りる」ということが大切です。例えば、「とりあえず今必要な額は220万円だけれど、300万円借りておこう」と必要以上のお金を借りると、返却の際に苦しい状況を作りかねません。最小限の金額を設定し、保証料を含めた金利を確認。返済条件に不自由がないかを確認し、計画的に返却することが必要不可欠になります。
エデュが見つけた教育ローン“住信SBIネット銀行の「Mr.教育ローン」”
畠中さんのお話で出てきたポイントを踏まえ、インターエデュが見つけたのは「Mr.教育ローン」です。
住信SBIネット銀行「Mr.教育ローン」の特徴
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金利が低い
「Mr.教育ローン」は、住信SBIネット銀行の教育ローンで、銀行系のローンの中でも金利が比較的お得です。
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幅広く使いみちが選べる
入学時に必要な施設費や寄付金から、制服、通学定期代にも利用できます。
(借入総額の30%までは、入学金や授業料以外の教育関連費用にも利用できます。)
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支払い済みの費用もローン対象
入学金や学費など、すでに支払い済みの費用もローン対象になります。
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繰り上げ返済が
手数料0円でできる1円からでも繰り上げ返済ができ、何度でも手数料0円なので、返せるときに返すことが可能です。
家計に応じた教育費の計画を立てる
「子どもの才能を伸ばしたい」。それを経済的な理由であきらめるとしたら、「教育ローン」という選択肢も必要かもしれません。 しっかりと計画を立てれば、あわてることなくお子さまが希望する学校で学ぶ準備ができます。後半では、教育費に対するお母さまの不安の声や疑問を聞き、ファイナンシャルプランナーの畠中さんにアドバイスしていただきます。