本番まであと少し!受験の大敵!生理痛と10代女子の付き合い方 人気ミッション系女子一貫校で緊急調査!
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中学受験への準備が進むなか、意外と欠けてしまいがちな娘さんの生理痛への配慮。1年前に受験を終えた人気女子校の「中学1年生の特別講習会」と「保健の先生インタビュー」から、知られざる実態が見えてきました。「うちの娘はまだ大丈夫」と思ったお母さまにこそ知っておいてほしい最新事情をご紹介します。
- “がまん娘”にしてるかも…?お悩み解決!特別講習会
- 人気女子校・保健の先生直伝!受験当日に持たせたい物
受験期に重なる!平均初潮年齢11.8歳
初潮の低年齢化に伴い、つらい生理痛に悩む小中学生が増加しています。
試験に向けての勉強や、部活動に集中できないなど、日々の生活に支障が出ているお子さまが少なくありません。
鎮痛薬を飲んでいない“がまん娘”
右のグラフからわかるように、中学生の8割以上が生理痛を感じている現在。今回取材した目黒星美学園中学高等学校でも、中学1年生の実に60%が生理痛を経験しています。しかし、鎮痛薬を服用しているのはその半数にも満ちません。そこには、お母さま方の鎮痛薬に対する認知度の低さなどが表われています。
中学女子のお悩み解決!講習会レポート
人気のミッションスクール・目黒星美学園中学高等学校で実施された、特別講習会を取材しました。
大盛り上がりの“生理痛講習会”
○×クイズから始まった講習会。中学1年生を8チームに分け、○と×のボードが配られます。正答率の高いチームには景品が渡されるとあり、大盛り上がり。出題されると、チームで話し合って○か×を選びます。生理が始まっている子とそうでない子が混在するお年頃。普段なら抵抗がある話題も、ここでは自然と意見が交わされます。問題は全部で6問。答えが発表されるたび、意外な結果への驚きや、正解したことへの歓喜の声が湧き上がります。
ゲームの後は、くわしい解説も。日常に直結する内容に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
意外?それとも当然?講習会のはじめに行われた○×クイズの一部をご紹介します!
こわくない!くすりの正しい知識~小中学生のための鎮痛薬~
正しいくすりの知識を早期から身に付ける試みとして注目されてきている「薬育」。
その一環として、今回は「パッケージのチェックポイント」が取り上げられていました。
「くすりの箱はここを見て!」
『バファリンルナJ』 担当者:パッケージの見方は、授業では習えない、でもとても大切なことです。まず、「小中学生用」※という表記をチェックしてください。「有効成分」の欄に書いてある「アセトアミノフェン」という成分は、子どもでも飲める成分です。
次に、「眠くなる成分」が入っていないことも確認しましょう。眠くなっては、試験や試合のときに困ってしまいますよね。さらに、「用法・用量」もチェックしてください。ここには飲む数が書いてあります。
「水で飲むのがめんどうくさい」という方には、かんで飲めるおくすりもあるんですよ!
わたしはまだ初潮を迎えていません。
でも、「おなかをあたためるといい」とか、事前にお話が聞けたので、これからぜひ参考にしたいなと思いました。
実は、今までわからないままにしていたことがたくさんありました。
きょう、知ることができてよかったです。おくすりもこれからは飲んでみようかな。