日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校 掲載日:2014年9月16日

フィールドワークで心を育む。自然の醍醐味を体感する日藤の教育

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駅の近くにありながら自然豊かで広大な敷地が魅力の日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校。日本大学生物資源科学部に隣接する環境を生かし、大学の施設や設備を用いた体験授業(フィールドワーク)を通し、命の大切さなどを伝えています。教室だけでは学べない日藤のフィールドワークについて紹介します。

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心の教育につながる日藤のフィールドワークとは

命の大切さや食への感謝を実感

命の大切さや食への感謝を実感

自然と触れ合うことで命の大切さを学んでほしいという思いから日藤では、隣接する日大生物資源科学部の敷地内でフィールドワークを行っています。

中1は、東京ドーム12個分の広さを誇る農場でトマトやナスなどの野菜を栽培。専門知識を持つ大学生の指導のもと、生徒たちは土づくりから収穫まで責任を持って担当します。インタビューに応じていただいた沼尻先生は「土や虫に触れたことのない生徒も、野菜の栽培を通して土に触れ、育てることの大切さや野菜を食すことへの感謝をしています」とフィールドワークの成果を挙げます。中2では、豚や牛の世話を経験し、その苦労を知ったうえでフランクフルトの加工を学ぶのだそうです。一連の作業を経験し、命の重みを体感。心の教育へとつながっています。

礼儀や人間関係を学ぶ教育

「日藤の良いところは生徒たちの心が穏やかであること」と沼尻先生。フィールドワークによって、人の痛みや命の重さに触れた結果、心が穏やかになるといいます。また勉強だけでなく、挨拶や礼儀作法などの指導も熱心に行っているのが日藤の特長です。沼尻先生は「社会に出たとき自然にできるように厳しく指導しています」と話していました。

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生徒の本音インタビュー

フィールドワークって楽しい!

フィールドワークって楽しい!

インターエデュ(以下、エデュ):日藤を志望した理由は?

モリタさん:将来、動物に関わる仕事に就きたいと考えていたので、フィールドワークのある日藤を選びました。

イハラさん:幼稚園のころ、日大生物資源科学部の文化祭に行って、緑の多さや農場の広さに魅力を感じていました。入学してから毎日、季節の変化を楽しむことができるので日藤に入ってよかったなと感じています。

エデュ:初めてフィールドワークを受けたときどう感じましたか?

シンドくん:初めて農場に行ったとき、あまりの広さに驚きました。そこで野菜を作ると知り、最初は不安でしたが、作っているうちに楽しくなりました。実は野菜が苦手だったのですが、収穫したナスはみずみずしくて、おいしかったです。

ナカムラくん:ぼくも野菜は苦手だったけれど、フィールドワークのおかげで少し好きになりました。きっかけってとても大事だなと思いました。

イハラさん:確かに私も最初は、虫が嫌だったけれど、畑に入るうちに慣れました。むしろ、おいしい野菜だから虫がつくと分かって、虫に愛着さえ沸いたぐらいです。

大学生との交流で進学意欲もアップ

大学生との交流で進学意欲もアップ

エデュ:フィールドワークで楽しかった思い出はありますか?

シンドくん:教えてくれた大学生との出会いは大きいです。毎回、話をするのを楽しみにしていました。通学中に声を掛けてくれたときはうれしかったですね。大学生になるのが楽しみになりました。

ナカムラくん:ぼくも同感です。大学生の説明もとても分かりやすかったですし、野菜作りに対する姿勢も尊敬しています。

エデュ:フィールドワークで印象に残った出来事はありましたか?

ナカムラくん:野菜を育てているときに台風が来てしまって、畑に立てておいた支柱が倒れてしまったんです。台風の後、班で協力して支柱を立て直したのが印象に残っています。

モリタさん:いろんな班で作った野菜を食べ比べするんですが、育て方によって形や味にばらつきがあることに驚きました。美味しくなるように心をこめて育てたのが良い思い出です。

イハラさん:私は中2のときの豚の世話です。豚舎の掃除をしながら、今お世話している豚がいずれ解体されるんだと思うと悲しくなりました。命をいただいて私たちが成長しているということを痛感しました。命の重さを感じながら手を抜かずに掃除をしました。

生徒の夢や心の成長につながる日藤の学び

生徒の夢や心の成長につながる日藤の学び

エデュ:フィールドワークでの経験が学校生活に役立っていることはありますか?

イハラさん:一つひとつの作業に対して真摯に向き合っている大学生を見て、私も見習わなければと思い、提出物など一つひとつコツコツと始めていかなければと心動かされました。

ナカムラくん:野菜作りで学んだことは「耐える力」です。今、野球部に入っているのですが、練習がつらいときに野菜作りの大変さを思い出して、「もう少しできる」と自分に言い聞かせて乗り切っています。

エデュ:将来の夢やこれから挑戦してみたいことは何ですか?

モリタさん:フィールドワークを経験したことで動物に関わった仕事に就きたいという思いがさらに強くなりました。

シンドくん:ぼくは学校の先生です。日藤の先生に出会って、わかりやすい説明や知識の豊富さに触れて、教えるっていいなと思い、先生を目指しています。できれば今度は先生になってフィールドワークを体験したいです。

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編集者から見たポイント

緑あふれる環境の中、大学と同様の施設で学ぶことのできるフィールドワークは、教室だけでは学べないたくさんの貴重な経験が得られます。人の痛み、命の大切さ、相手の気持ちを考えられる大人に成長できる教育が日藤のフィールドワークには詰まっています。自然の醍醐味、エネルギーあふれる生徒、熱心な教職員たち。実際に目で見て確かめてみてはいかがでしょうか。

イベントスケジュール

■入試説明会

日時 イベント名 会場
11月1日(土) 14:00~15:00 第1回入試説明会 本校中学棟 大教室
11月22日(土) 10:00~11:00 第2回入試説明会 本校中学棟 大教室

■学外説明会・相談会

日時 イベント名 会場
10月5日(日) 私学・私塾フェア横浜 パシフィコ横浜
10月12日(日) 私学・私塾フェア小田原 川東タウンセンターマロニエ
10月12日(日) 私学・私塾フェア町田 ホテル・ザ・エルシィ町田
10月19日(日) 湘南私学進学相談会 藤沢商工会館(ミナパーク)
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