特別な入試がある学校

今年度から、「考える」を大切にした新しい中学入試制度を開始します。名前は「X入試」。
正しいただ1つの答えという「正解」にたどり着くというような従来型の到達度を測る試験ではありません。「環境問題」に関するさまざまな問いに、あなた自身の考えや答えをひねり出したり表明したり。

特に、環境の問題に対して関心を持っている人には、もしかするとあなた自身の学びの経験を結実させる入試になるかもしれません。
用意されている答えはないのです。答案を受け取る私たちが、「うーむ」「なるほど」とうなりたくなるような、あなたの解答を期待しています。

1月11日(日)がX入試の日。10日(土)に実施するA･B･C入試と合わせての出願の場合は、受験料は1回分です。

東京都小平市にある中高一貫教育の女子校、白梅学園清修中高一貫部の27年度入試では、2月1日に適性検査型入試を実施します。近隣にある東京都立立川国際中等教育学校の入試に完全対応した内容になっているので、公立中高一貫校を志望する受験生に本校は断然おすすめの学校となっています。

そして、本校への入学を志望する受験生のために、複数回受験の優遇処置も行っています。本校では2月1日から2月4日までに4回の入試を実施していますが、各回の試験で各教科のもっとも高い得点を合計して合否を判定します。例えば、第1回入試が国語60点、算数40点、社会35点、理科20点、第2回入試が国語50点、算数50点、社会35点、理科20点で、2科目（国語、算数）の合格ラインが110点、4科目の合格ラインが165点だとすると、そのままの点数では2回とも不合格になります。しかし、複数回受験をしていれば、高い方の得点で判定されるので、国語60点、算数50点、社会35点、理科30点となり、2科目でも4科目でも合格となります。なお、複数回受験をしても、受験料は変わりません。

また、小学校1年生から海外在住期間が2年以上で、帰国後3年未満の児童を対象に、帰国生入試も行っています。現地校、日本人学校、インターナショナルスクールなど海外での出身校は問いません。基準は原則的なものなので、個々の事情や特別なケースについてはご相談ください。

当校の入試の特色は、日本語か英語での面接と作文のみの入試です。
これは、ローリング・アドミッションズという欧米の選考スタイルを、日本の学校の受験スタイルに合わせた当校独自の選考だからです。当校での入試選考では、これからのことについての覚悟を聞かせていただいています。

4月、9月、12月の各学期に合わせて選考します。どの時期の入学でも、願書、成績やレポート（通知表など）、その他活動の成果（表彰状や資格証書など）を提出していただき、日本語か英語での面接と作文を書いていただきます。調査書・内申書は不要です。

選考の基本は「今までの学校や塾での取り組み」です。受験やテストの点よりも、入学後の勉強に対する姿勢や習慣（スタディー・スキルズ）がどれぐらいあるかを重視します。日本の学校からの生徒の場合、皆さん学校と受験勉強を頑張ってきているので、当校入学後に必要な勉強の習慣はついていると期待しています。日本の学校にいる生徒に、欧米の選考テストを英語でうけてもらっても、ほとんどの人は実力が発揮できません。

当校の外国人教師や日本人スタッフは、皆さんの英語で行われる授業に必要な英語力や経験はほとんど無いも同然であると承知しています。英語は入学後に皆さんが毎日学校へ来て努力することで十分な実力が身に付きます。それは当校の卒業生が証明しています。今の英語力は気にしなくて結構です。

公立中高一貫校入試併願型学力調査のグローバルスタンダード“PISA型入試”を導入しています。

本校のPISA型入試には、特待生制度（PISA(ピサ)特）があります。300点満点中 6割180点以上で“入学金・授業料免除”、5割150点以上で“入学金免除”です。

◆適性検査I、適性検査II（各45分、各100点満点）
適性検査Iでは、60字程度の記述問題や課題文を読み、それについての考えを問う500字程度の作文問題を出題します。
適性検査IIでは、図表読解力・国際理解力・身のまわりの事前現象などを問います。

◆基礎算数・国語（40分、100点満点）
基礎算数・国語は、基礎学力を問う問題を小問形式で出題します。

また、今年度よりPISA型入試の試験翌日に、答案の分析資料が配布されます。適性検査型入試の腕試しとして最適です。

■2/1午前「適性検査型入試」公立中高一貫校タイプの入試を希望する受験生向け。特待生合格者は約10％。
■2/1午後「特待生選考」特待生を希望する受験生向け。特待生合格者は約30％。
■2/2午前「最先端選考」リーディングクラスを希望する受験生向け。特待生合格者は約10％。
■2/3午後「先進選考」本校への入学を強く希望する受験生向け。
■2/4午前「総合型」国・算＋英・理・社から1科目選択の3科目入試。3科目の合計点で合否を決めるだけでなく、1教科の試験が非常に高得点の受験生も合格します。特待生は約5％。
■12/20、1/9には帰国生入試を実施します。受験料は帰国生入試含め7回すべて受験しても2万円です。

上野学園は、平成27年度より新しいコースを編成し、新たな学びを始めます。「アドヴァンスト・コース」、「プログレス・コース」を設置し、カリキュラムや教育内容を一新します。

また、上野学園では7年前よりS日程の適性検査型入試を実施しています。
国語、算数などの教科の枠にとらわれない総合力を問う問題です。作文の課題は課しておりません。
S日程の受験者は勉学に対する意欲も高く、特待生として認められる可能性も高くなっています。
入学後も勉強に集中し、偏差値を伸ばしています。学校生活でもクラスの中心になり、積極的に活躍する姿も見られます。

皆さんの受験をお待ちしております。

1. 多彩に選べる！「帰国生入試」
A方式（国語型・作文型）とB方式（2教科型・4教科型）を選べます。

2. 併願しやすい！「2教科・4教科の選択制」
2月1日午後入試では、集合時間に合わせて2教科型・4教科型を選べます。

3. 英語力を活かせる！「グローバル入試」の導入
2月2日の午前。得意な英語を活かして、英語・算数・作文の3科目での受験ができます。

4. 出願も安心！「募集人数の分割」
II類とI類で募集人数を分割。II類・I類それぞれの偏差値がわかり、安心出願。

5. 何度もチャレンジ可能！「受験料は一律25,000円」帰国生入試・一般入試すべての回が受験可能

今年度より高校入試では、上位層向けの「グローバル・サイエンスクラス」、中位層向けの「ジェネラルラーニングクラス」を新設します。スーパーサイエンスハイスクールで培ってきた独自の理数教育と併せて、これまでも行っていた国際教育をより発展させたグローバルに関する取り組みも取り入れたクラスを設置し、新たなカリキュラムをスタートさせます。

「グローバル・サイエンスクラス」は東大・一橋をはじめとする旧帝大、「ジェネラルラーニングクラス」は千葉・筑波などの国公立大や私立難関大を目指したカリキュラムです。また中学入試、高校入試ともに入試上位者には入学金免除制度を今年度より導入します。