掲載日:2015年5月29日

私学へ行こう!チューター制など学習の面倒見で選ぶ

inter-edu's eye

学校を選ぶ際、「面倒見の良い学校にいかせたい」と考える方が多いのではないでしょうか。公立と違い決して安くない学費を払うので学校側には自然と期待するご家庭も多いと思います。では、面倒見の良い学校とは具体的にどのような学校をいうのでしょうか?

手取り足取りとは違う!学習習慣を身につける

面倒見の良さが特徴の私立校は数多くありますが、学校によりそのポイントは異なります。例えば、授業以外でも個別に勉強を教えてくれる学校や、将来の進路選択を親身にサポートしてくれる学校などがあります。

武蔵野中学高等学校

大人になっても実践できる「本当の学力」 親身な教育がお子さまを伸ばします。

武蔵野中学高等学校では「ムサシノ・スパイラル・サイクル」という正しい学習習慣を身につけるためのシステムがあります。これは難関大学に合格するためには、毎日の授業だけでなく、分からない所は「その日のうちに解決する」という考えから生まれたものです。理解・達成度の確認⇔学習の課題を分析⇔放課後の学習支援を繰り返すことで学びの楽しさを無理なく身につけられ、確実に学力アップを目指すことができます。

安田学園中学校・高等学校

生徒との対話を通し、学習の改善と習慣化を図り、学ぶ姿勢を自然と身につけます。

また安田学園中学校・高等学校では、徹底した補習指導を行っています。習熟度チェックテストで結果が出なかった生徒に放課後補習を行っています。理解して、できるまで指導するだけでなく、「なぜ定着が十分でない結果になったのか」を生徒との対話を通し、分析しアドバイスしてくれます。生徒はこの指導を受け、学習法の改善と習慣化を図ります。これにより自然に自らが学ぶ姿勢を身につけることができるようになります。

このように、面倒見の良い学校に共通していえることは、受身の学習ではなく、自ら学ぼうとする力を自然と身につけられる環境づくりをしているという点です。

大学の今を知る「チューター制度」に注目!

中高一貫校におけるチューターは、生徒たちに学習指導をしたり、相談相手になってくれる存在で、有名大学の現役生や卒業生であることが多いです。生徒たちを様々な面でサポートしてくれます。

横須賀学院中学高等学校

中学では専属スタッフが待機する学習環境。いつでも質問ができる体制が魅力的。

横須賀学院中学高等学校においては、中学校では専属スタッフ及び放課後学習専用の部屋が用意されており、日々の授業の復習や定期試験対策の他に、英検などの各種検定の勉強や質問がいつでもできる環境になっています。放課後になってすぐに来室する生徒もいれば、部活後に来室する生徒もいます。高校では文系・理系それぞれの現役大学生(主に卒業生)が毎日待機し、難関大学の入試問題の質問にも答えられる体制になっています。実際に入試を体験したばかりの先輩と触れ合えるので、入試会場の様子等も聞けるというメリットもあります。

メリットを生かす「自立・自律心を養う教育」

中高一貫校のメリットというと何を思い浮かべるでしょうか?
キーワードとなるのは「自立・自律心」です。私立校では、先生が独自に考えたカリキュラムを組むことができます。一方的に授業を展開するだけでなく。生徒たち自身が考え、答えを導き出す機会も多くもありますので、自然と自立・自律心を養うことができます。
社会に出れば、手取り足取り教えてくれる“先生”はいません。自分で考え、学んでいかなければなりません。そのために自ら学び、本当の意味で自立・自律できる教育を、私立校では行っています。

親・学校・子が一緒に成長すること

子どもが心身ともに成長するには、学校の教育だけではもちろん足りません。親、学校、そして子ども自身が、教わったことをきちんと身につけて初めて成長したといえます。
学校ごとに特徴ある学習サポート制度を持っているので、ご家庭で見学に行き確認しましょう。