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【3861488】中学の進学指導はどうなっちゃった

投稿者: 昔を懐かしむ親   (ID:tqoAP5tb/8M) 投稿日時:2015年 09月 28日 19:15

 我々の時代はア・テスト25%、内申50%で公立高校受験本番はわずか25%、倍率もほとんど1.1倍以下。公立高校は簡単な試験だから実力を出し切れないなんてあり得ない。50%の内申も相対評価だったから地域格差は多少あるものの先生の主観に左右されなかった。細かく学区が分かれていたので、○○高校がダメなら△△高校とみんな学区の高校に自動的に振り分けられていた。選択の自由なんてなかったけど、楽と言えば楽。間違いなく今より数倍平等だった。
  
 今は県内に学区がないから人気のある高校は倍率1.5倍以上。ア・テストもないから生徒の県内での立ち位置を中学の先生が把握できない。内申も2学期制の場合は夏休み時点で3年次の成績は把握できないから2年次の成績から推測するしかない。
 塾に行っていない子の親に聞くと、中学の先生から業者の模擬試験を受けるように言われたとのこと。塾に行ってる子は行ってる子で進学指導は塾の先生に相談し、中学の先生は頼らないとのこと。
  
 昔は県内東大合格者の75%は公立から出していたけど、今は15%しかいない。東大合格者出すような私立は高校から入れない学校ばかりだから、中学受験で抜けた15%の子たちが県内東大合格者の80%以上を占めるという驚くべき事態。難関大学を目指す場合は高校受験は完全な「負け組」。
 東大合格者2桁出せてるのは今や翠嵐・湘南だけ、そこに入るのは公立中学上位0.5~1%の厳しい世界。せめて旧学区トップ高が毎年東大合格者片手は出せるように復活できないと(昔はそうだった)、神奈川の中学受験優位は変わらない。
 そもそも進学指導は中学の先生の責務のはずじゃないの?今の公立中学の先生は内申だけでなんとかなる併願先の私立を探すのが仕事?業者の模擬試験に頼るって、いったい神奈川の高校受験はどうなっちゃったの?

 
 

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  1. 【3861501】 投稿者: 現在の進路指導  (ID:S38iWKcdyLs) 投稿日時:2015年 09月 28日 19:34

    ア・テストの頃は、各県立高校の倍率がほぼ1倍になるように、高校と中学で調整されていました。
    それが進路指導?と言われれば少々微妙ですが。

    要するに、この高校を受けていいよと中学の教師が言えば、合格は決まったようなものだったのです。

    現在は、県立高校の倍率は1倍ではなく、3、4倍以上になるところもあります。
    ですから、不合格者が多いのです。
    これは、自由に県立高校を受験させていることになり、そこに進路指導はないかもしれませんが、ある意味で正常な状況とも言えるでしょう。

    では、中学では進路指導を一切しないのか、というとそうではなく、県立受験で不合格になった場合のセーフティネットと言える「おさえ校」の選定に教師の力が必要となっています。
    中学校の内申点等を基に、中学教師と生徒(保護者も)が相談して、私立の「おさえ校」を決めます。
    決定したら、「県立に合格しなかったらこちらにお世話になります」という約束を私立校にしにいくのは、教師の仕事。
    「おさえ校」を決めるときと、決まってからその学校に挨拶に行って、しっかりおさえる役目が教師にある訳です。

    この「おさえ校」があるので、高校受験生は少し難関の県立高校であっても臆することなく受験することができます。
    つまり、昔は第一志望に対する進路指導。今は、滑り止めに対する進路指導を行っているということになるでしょう。

    なお、県立高校の実力が落ちたのは、こうした進路指導の話とはまったく異なる次元だと思います。
    古くは、横国附属鎌倉中の内申書事件等の影響で、横国附属中→湘南→東大のルートが使えなくなったことが大きいかもしれません。
    横国附属中→湘南ならば、公立中を経由せずに大学まで行けましたが、このルートがなくなって一般の公立中からでないと湘南に行き難くなったことで、中学受験に切り替える親が増えた事実はあります。

  2. 【3861512】 投稿者: 今更  (ID:5w4EXfjHF1g) 投稿日時:2015年 09月 28日 19:43

    何を言っているんだか

    (´-`).。oO

    お子さんは?
    今、中学生なんですかね…

  3. 【3861530】 投稿者: 昔を懐かしむ親  (ID:tqoAP5tb/8M) 投稿日時:2015年 09月 28日 20:01

    現在の進路指導さん
    やはり今の公立中の先生は併願先を探すのが仕事なんですね。

     それでは、翠嵐・湘南だけじゃなく今回は旧学区トップ高くらいまで広げますが、そこを受ける層が受験する「抑え校」は高校受験で入れる私立が少なくなった今、高校から入れてかろうじて東大合格者を出せる私立4校、桐蔭、桐光、山手、鎌学くらいしか該当しないですよね?
     その辺の併願確約は私の知る限り124以上。内申が悪い子は模擬試験の成績が良くてもその4校は門前払い。そうなると毛色の違う大学付属を除けば、かなりレベルをさげて私立を選択しなければならず、必然的に安心して第一志望の公立にチャレンジなんてできませんよね?昔なら内申以外に残りの50%はア・テストと入試があったので実力のある子は今より勝負できたのではありませんか?
     世の中には、家庭の事情で塾通いの出来ない子もいます。昔ならそういう子も自分で家庭学習することで希望の学校に進学できたのです。内申だけで入れてくれる私立があってもそこには金銭的に進学できない子もいる。公立はそういう子の進学先としての機能も果たすべきだと思いますが、現状ではそういかないように感じます。
     
     

  4. 【3861555】 投稿者: 昔を懐かしむ親  (ID:tqoAP5tb/8M) 投稿日時:2015年 09月 28日 20:20

    今更さん
     
     うちの子は中学3年生ですが、高校受験はしません。
     現状に疑問を持つため高校受験回避しています。

     公立高校の存在意義として中学受験や私立高校を選択できない優秀層の受け皿としての機能があると思いますが、公立中学の先生の進学指導がそういう子にやさしくない現状を憂いでいます。
     

  5. 【3861558】 投稿者: 今更  (ID:5w4EXfjHF1g) 投稿日時:2015年 09月 28日 20:24

    仕方ありません。
    資本主義社会で自由競争で高校は義務教育ではないのだから。

    定員割れしている公立高校もあります。
    みんながみんな、進学出来ないわけではありません。


    本当に公立高校への進学を誘導したいなら、第一希望、第二希望、第三希望が出せれば良いか、と。

    チャレンジ、適正、滑り止め

    この仕組みが欲しいですね。
    そのかわり、私立の併願確約は辞めるべきですね。

    でもこれ、県内中堅私立高校は悲鳴をあげますよ。

    神奈川には偉大なる併願マンモス校がありますから。

  6. 【3861739】 投稿者: 現在の進路指導  (ID:S38iWKcdyLs) 投稿日時:2015年 09月 29日 00:43

    個人的には、ア・テストで殆ど進学先が決まってしまった昔のシステムよりは今のものの方がまだよいと思います。
    中2で、進路が決められてしまうのですから、ア・テストで失敗してしまうと、中3でいくらがんばっても、上位の公立にいけない仕組みでした。
    それどころか、中3になってから転校してきた生徒は、どんなに出来ても県立には行けなかったのです。
    非常に出来る友人がいましたが、ア・テストが受けられなかったばかりに県立には行けず、私立高校から東大に進みました。高校受験の時に、県立の有力校に友達が決まっていくので、悔しそうだったのを今でも覚えています。

    つまり、昔はア・テストによる足きりのような選抜が行われていたので、どんなに力があっても県立には行けなかったのですから、システムとしては最悪だったと思います。
    その批判から、ア・テストがなくなり、という流れでした。

    現在の高校入試にまずいところがあるとすると、内申重視の傾向でしょう。
    男子は内申が取れなくても、非常に勉強は出来るタイプがいますが、そのタイプは上位の県立には行き難い状況があります。
    昔のア・テストならば、点が取れていたはずの生徒が、内申重視の状況では点が稼げず、県立に行けても少し下のレベルになってしまうことがあるからです。

    しかし、志望校のレベルを落としていけば、私立には行けない経済状態の家庭の子でも県立高校の行き先を見つけることはできますから、経済状況云々はあまり意味がない指摘だと思われます。

    それに、大学受験はまったく別の世界なので、仮に高校受験でレベルを落としても、そこから東大合格することも不可能ではありません。
    例えば、湘南や横浜翠嵐には内申の問題などがあって行けなかった受験生が二番手校、3番手校に行って、そこから東大を受けても合格しているのです。
    そういうパターンの生徒が少ないのは、単純に高校受験者の優秀者層の薄さを示しているだけでしょう。

    なお、高校受験では上澄みの層とも言える、本当に優秀な層は、県立でもなくおさえの私立でもなく、東京の国立や開成などに行ってしまいます。
    出来るのですから、それも仕方ないことでしょう。

    神奈川の県立の難関大への進学実績が振るわないのは、
    ・公立中への進学を回避して中学受験をする優秀層が抜ける
    ・県立高校への進学を回避して東京などの進学校に優秀層が抜ける
    この2つが原因です。
    そこには、公立中学の教師の進路指導がどう、という問題は関係ないでしょう。

  7. 【3861798】 投稿者: 昔を懐かしむ親  (ID:CVPMtLsw5lc) 投稿日時:2015年 09月 29日 07:02

    現在の進路指導さん
    >中3になってから転校してきた生徒は、どんなに出来ても県立には行けなかったのです。

     確かに、昔の制度ですとそんな悲劇はありましたね。レベルを落とせば県立に行ける子はまだましですね。
     私立が併願確約など内申だけで決まってしまう制度はいつからあるんですかね?昔は公立高校普通科はいくらなんでも高校受験偏差値50以上ないと新設校すら行けなかった。それより下の公立志向の子は商業・工業へ進学していた。今は底辺校はみんな公立。それならわざわざ今の併願確約なんて制度がなくても機能しますよね?あっても前に書いたように高校から入れる上位私立は極端に少ないし。最上位層が開成・筑駒に抜ける構図は中学受験でも一緒だけど、わざわざ遠距離通学になる上ごくごく一部ですのでどっちにしても特殊です。

     まあ、内申重視がまずいのは確かですが、以前あった前期・後期とか、今の面接とか内申以外のなんらかの主観入れた評価が合格を左右する制度は願い下げ、もっと透明性の高い制度にできないのでしょうか?
     都内の公立高校が技術系教科2倍という内申制度が始まりますが、他スレで見てびっくりしましたが、鹿児島の公立入試は内申は技術系が10倍だとか?主要5教科の内申が1教科10点満点で50点、技術系の4教科の内申が1教科100点満点で400点、入試が5教科各50点満点で450点の計900点満点で評価する。各教科100点ずつで平等という発想なんでしょうが、なんとも不思議な発想です。

     ここで中学受験と高校受験を比較してどっちがどうとか言うつもりもないのです。高校受験組にしてみれば、わかってて選択してもわからないで選択してもどっちみち後戻りできないのですから。
     ただ、もう少し魅力ある公平な制度にしてくれないとつまらない。中学受験も高校受験も一長一短決められないというものであるべきです。高校受験組の60%は大学進学しませんから、そういうことに問題を感じているのはごく一部なのですかね?

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