中学新入生に贈る、五箇条の御誓文｜掲示板スレッド

中学新入生のみなさん、合格・入学おめでとうございます！！
（・∀・）
みなさんには青雲で充実した生活を送ってほしいので、青雲の卒業生である私の経験をふまえて、アドバイスとして学習編五箇条の御誓文と生活編五箇条の御誓文をつくりました。ちょっと間違っているだろ、っていうところもあるかもしれませんが、少しは役に立つはずです。参考にしてみてください。
それでは、充実した６年間を
(ﾟ∀ﾟ)ﾉ


学習編五箇条の御誓文

１、予習・復習をする
　復習をやっている人は多いでしょうが、予習（よしゅう）をやっている人は少ないのではないでしょうか？
　予習とは、次の授業で習うところを前もって勉強しておくことです。つまり、教科書の次にやるところの説明を読んだり、解ける問題は解いたりしておくことです。こうすることで、授業中に理解するべきところがはっきりします。また、予習と授業で同じ内容を２回やるので、内容が頭にしっかりと残ります。
　小学校までの勉強は、予習なしでもできたでしょう。ただし、青雲の授業は予習しなければ理解できないようになっているので、もし予習しなければ授業を受けてもあまり意味が分からず、授業がつまらなくなってしまいます。予習をさぼったばかりに、中学のはじめからつまずいてしまう人もいます。英語、数学、国語はぜったいに予習をこころがけましょう。理科・社会も時間があれば予習しましょう。
　復習は説明しなくてもわかりますね。授業中に学んだことも時間がたてば忘れてしまうかもしれません。忘れる前に復習してしっかりと覚えておきましょう。鉄は熱いうちに打て、です。
　とくに、英語をならうのがはじめてで苦労する人も多いと思います。はじめての科目だからこそ、なおさら予習、復習をしっかりとして、授業にのぞみましょう。さいしょは文のかたちとか、単語の意味とか新しいものばかりでとまどうかもしれませんが、文のかたちの基本はたったの５つしかなく、単語も授業をしっかりとうければ１つずつ身につきます。１つ１つしっかりと理解して身につけていけば大丈夫です。そして、学年が上がると英語の長い文章を読んでいく問題になるので、簡単な国語みたいなものです。英語や数学は大学受験でも重要な科目で、しかも、積み重ね型の科目ですから、とちゅうで分からなくなるとそこから先のことも分からなくなることが多いです。気をつけましょう。



２、暗記はただ見るだけでなく、言ったり書いたりしながら、そして理解しながら何回も
　暗記する時に、ただ見ているだけの人も多いと思います。これではなかなか覚えられないんですよね。
　科学によれば、人間の脳は何回も入ってきた情報を大切とみなし、長く覚えておこうとする性質があるそうです。
　つまり、見るだけでなく、発音したり、書いたりを何回もくりかえすことで脳に情報を何回も入れて覚えるとよく覚えられる、ということです。ただし、発音するときは周りのめいわくにならないようにしましょう。頭の中でつぶやくとよいです。みなさんも算数の九九は何回も発音して覚えましたよね？そして、だからこそいまでも頭の中にのこっているのです。
　そして、何回もくりかえすことが大切です。たとえば、今日の夜に英語の単語を覚えたなら、明日の朝の自習の時間にもういちど見なおしてみる、ということをこころがけると、長く覚えておきやすくなります。
　また、丸暗記よりも、理解をした暗記の方が長く覚えておけますし、思い出しやすいです。自分の頭でちゃんと理解して覚えた方がよいのはあたりまえですよね。



３、ふだんからしっかりと勉強しておく
　ふだんは勉強しなくて、テスト前だけひたすら丸ごと暗記してよい成績をとる人がいます。テストは出るところが授業でやったところなので、そこを丸ごと暗記すればよい成績はとれますが、大学入試には全く意味がありません。大学入試はさまざまな分野から出されるので、さまざまな分野をしっかりと理解しておかなければならないからです。テスト前だけのただの丸暗記ではテスト後にすっかり忘れてしまいます。テスト前だけでなく、ふだんからしっかりと勉強するようにしましょう。ふだんからしっかりと勉強しておけば、テスト前の勉強も楽になります。



４、勉強を楽しむこと
　勉強はできれば楽しいですし、できなければ全然楽しくないです。青雲での６年間、クラブ活動や遊びを楽しむことも大切ですが、勉強も楽しめるようになると、さらに充実したものとなり、大学受験も成功します。
　いやいや勉強しようが、楽しく勉強しようが同じ６年間。どうせなら、本気で楽しく勉強した方がおとくです。勉強はできないからますますつまらなくなるのであって、ちょっとがんばってできるようになれば、そこらへんのゲームなんかよりよっぽど楽しいし、自分のためにもなります。



５、工夫して勉強すること
　どうすればより早く、より楽しく、より集中して、より充実した勉強ができるか、工夫しましょう。努力努力ばかりで、工夫していない人も意外と多いです。ふつうは２時間かかる勉強を工夫して１時間でできるようにすれば、残りの１時間はさらに勉強することもできますし、趣味を楽しんでリフレッシュすることもでき、おとくですよね。
　自習をはじめる前に、だいたいでよいですから、勉強計画を立ててみましょう。７時から８時まで英語の復習と予習、８時から９時まで数学の宿題、といった感じですね。計画を立てると、今日なにをやるべきかがはっきりと分かり、やる気も上がります。もちろん、全て計画通りにできる、ということはなかなかないはずです。しかし、計画通りにやるという目標がなくては勉強もだらだらしたものになりやすいです。
　集中力がきれてきたら好きな科目の勉強を少しして集中力をもどしてからもとの勉強にもどる、とか、思考力がきれてきたら、あまり思考力がいらない復習に切りかえる、とか自分にあったやり方を工夫しましょう。なお、楽しい勉強といっても、テレビを見ながらとか、お菓子を食べながらとかいった勉強は集中できないのでご注意を。同時に２つのことを集中してできる人はめったにいません。
　また、むだな勉強をしないようにすることです。前にも書きましたが、テスト前だけ、テストはんいを理解もせずにただひたすら覚えるだけでは、テストで点はとれても、大学受験を考えればただの時間のむだです。


生活編五箇条の御誓文は後日書きます。

（保護者様へ）
　ご子息・ご令嬢の青雲合格・入学おめでとうございます。私は、青雲学園非公式ガイドの作者である戦艦武蔵と申します（ちなみに、戦艦武蔵とは、長崎の三菱造船所で造られた、戦艦大和の同型艦で、フィリピンに没しました）。青雲に入学するからには、充実した学校生活を送ってほしい、と思い、今回の文章を企画いたしました。過去にも同様の文章を掲載したことはありましたが、長すぎて論旨がつかみにくく、小６向けとは言えなかったので、箇条書きにし、説明もやさしくしました。文章は小６が理解できる程度を妄想して書いたつもりですが、あくまで妄想なので、理解できない箇所があるかもしれませんが、そこは通訳してあげてください。