近大東広島高校の事例に学ぶ私立高校における自殺と対応について｜掲示板スレッド

近畿大学附属東広島高等学校(現：近畿大学附属広島高等学校東広島校)において当時2年生の男子生徒が自殺。背景に同級生からツイッターで中傷を受けていたこと、担任による暴力があったことが明らかになりましたが、学校側はこれについて十分な調査を行いませんでした。この事実が遺族のブログによってネット上に広まり問題となったことは記憶に新しいかと思います。
報道されること無く憶測だけが飛び交っていたのですが、最近になって、学校と加害生徒の双方もしくはどちらかから示談金を持ち込み遺族が合意して示談が成立したのではないかという話を聞きました。私からしてみると、ツイッターの中傷にしても担任の暴力にしても自殺と直接の因果関係を証明できる証拠がない状況ですのでとても信じがたいです。示談については当事者しか知りえないことですので掲示板で真偽を追求することは避けます。

ここからは近大東広島高校の事例を踏まえた上で一般論として質問いたします。

報道について

●公立高校で自殺があった場合、数日以内に教育委員会がその事実を公表し報道されています。この場合遺族が教育委員会に公表・報道するよう強く申し出たした為にされるものなのでしょうか？
それとも教育委員会が遺族に許可を取った上で事務的に処理されるものなのでしょうか？
また私立高校は教育委員会の管轄化にありませんがこの場合どこが公表するのでしょうか？

学校の責任について

●公立高校ではこのような文言が報道されているのをよく耳にします。

“市教委は、外部有識者を含めた調査委員会を近く設置し、いじめの有無や自殺の原因を調べる方針を明らかにした。”

公立高校で自殺があった場合、遺族から調べてほしくないなど特別な要望がないかぎり、調査委員会が設置されて自殺の原因について調査されることが一般的なのでしょうか？
近大東広島の事例では学校側による調査は一切行われていません。私立高校では通常どこが調査を行うのでしょうか？

●自殺の原因についての調査は学校が任意で行うものですか？それとも学校として調査する義務があるのですか？

近大東広島の事例では遺族が問題のツイッターの発言について書面にまとめ、担任の暴力についてはクラスでアンケート調査を実施して実際に暴力を見た人はいるのか、見たのであればどれくらいの強さであったのかなどを調べてほしいと懇願しました。しかしモンスターペアレント扱いされてすべて拒否されています。
また、遺族は教員を加害生徒の家に向かわせツイッターの発言について生徒の親に事実を伝えてほしいと要求しました。実際に教員は加害生徒宅に出向いたものの親は不在で、在宅していた加害生徒に『相手の親(遺族)は頭がおかしくなっておられる。注意したほうがいい。』と伝えて帰ってしましました。その後、一切調査されることはありません。

示談について

●まず、示談とは多額の費用と時間のかかる裁判を取りやめ、裁判外において当事者同士の話し合いで 解決すること。だと認識していますがこの点について間違いないでしょうか？

今回のように、生徒の自殺という重大な状況において全く調査もされず報道も無いまま水面下で話し合いがされ示談で事態の収拾を図るということはありえるのでしょうか？

もしそのようなことがあるとするなら、全く調査をしていない状況で〔悪い言い方をすると遺族を黙らせる為に〕示談金を学校側が支払い早々に終結をはかったことになります。これは完全に亡くなった生徒の尊厳が無視されお金によってねじ伏せられたと考えてしまします。もちろん示談ですので当事者同士の合意のもと成立したことになりますが。この点について皆さんはどうお考えになるでしょうか？近大東広島高校はあくまで例として一般論でお願いします。

質問数が多いですが一つでも意見を下されば幸いです。

近大東広島高校の示談については噂のレベルであり事実と確認が取れたわけではありません。表題『私立高校における自殺と対応について』参考事例として取り上げさせていただきました。“近大東広島高校の事件は学校が示談金を支払い終結した”など断定的な文章で拡散させる行為はおやめください。