はしかの予防接種の公費負担悪用は、やりくり上手？｜掲示板スレッド

在住の自治体では『過去にはしかの予防接種をしていない人』または
『はしかにかかったかどうか不明の人』という条件で、
2歳から高校三年生までの人に無料で接種を行っています。

わが子は２人いますが、２人とも幼児期に予防接種を済ませているために
今回の条件には該当しないと考え、自費（風疹との2種混合で8500円×2）
での接種を予約し、先日、済ませて来ました。

ところが、接種後、看護師の方に
「保健所を通じての接種ですか？」と尋ねられました。

当然、「２人とも接種済ですので、今回は自費でお願いします」と
お願いしました。すると、看護師の方から
「あら、みなさん、接種されていても「わからない」と保健所に
申請して無料でお受けになってるのよ。御存知なかったのね。
残念だけど、接種後はもう申請しても補助は出ないので、
支払って下さいね。高くついた分、ばっちり免疫ついてるといいわね〜。」
と小声でおっしゃいました。

なんだかすごくショックでした。
私自身は『母子手帳には接種済の記録も残っているし、ウソをついても
仕方ないので、自費で受ける以外選択肢はない』と思っていました。
それなのに、接種済をご家庭が分かっていながら、無料で受けるために
虚偽の申告をして、補助を受けているなんて…。

同じように虚偽の申告をして子ども3人の接種を無料で受けた知人には
「電話一本、わずか1分でクリアよ。先方は確認する気も無さそうだったわ。
母子手帳の確認すら求められないもの。高い税金を取り戻した気分よ。
それがやりくり上手な主婦というものよ（爆）」と軽く笑い飛ばされました。

でも、これって、自治体の補助なんですよ。っていうことは、この高額の
接種を偽って無料で受ける人が続出すると、それだけ税金が浪費される
ことにつながる訳で、「確認されないから、騙しても当然」っていうのは
なにか間違ってるような気がするんですが…。

給食費未納、保育料滞納などの問題と同様に、とりあえず自分の家庭が
支払わずに済むのなら、自治体のチェックが甘いんだからいいじゃん！という
考え方が増えていますよね。また、自治体のほうも、「医療機関で母子手帳を
提示して、確認後、接種して下さい」という１文をなぜ入れられないのか？
すご〜く不思議です。

一応、自治体の関係部署にはこの疑問点をぶつけてみましたが、
電話口の女性は「あ〜医療機関で母子手帳確認ですか…それなら
できますね〜。役所に出向いてもらって、いちいち確認は
難しいだろうと思ってましたから。」と呑気な返答。

役所側も申請側も、公僕として、また、人として、大切ななにかを
失っているような気がしました。世事に疎い私がダメなのでしょうか？

なんだか割り切れず、凹んでいる私に、
夫が「人として正しいことをしたのに、凹んでいるなんておかしいよ。
いつも堂々と顔をあげて生きていける道を歩けばいいんだよ」と
慰めてくれたのが唯一の救いです。


親子板のお別れに、１万７千円分、愚痴ってしまいました。ゴメンナサイ。