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投稿者: グローバル (ID:c1Y0Qi9JkYo) 投稿日時:2016年 05月 24日 22:01
マルクス主義は封建的社会君主制の打破で庶民の味方だと思っていました
なのにカール・マルクスの墓がモスクワではなくロンドンにあるのが不思議で
調べてみました。
マルクスの結婚相手は英国の貴族ジェニー・フォン・ウェストファーレン[1814-81]と結婚した。
これも驚きでした。打倒世襲制という考え方があるにもかかわらず自分は貴族の
お嬢様と結婚していたなんてびっくりです。
このジェニーお嬢様は半端ないブルジョア(セレブ)だった。
ジェニーはスコットランドの公爵家やキャンベル家とも縁続きのある由緒ある
世襲貴族。アンナ・キャンベルは国王ウィリアム3世のの家庭教師をするほどの人だった。
ようするに現代語で表現すればぎゃくたま。
資本家を味方に社会主義を勧め世界統一を暗躍した人間なのでしょうか?
平等という名の元に私有財産を没収し公的機関を支配するある一定層の支配を
許容する。
これは君主制とあまり変わらない気がしてきました。
人間は衣食住を得るため労働に従事し人間関係(社会)のなかで
経済活動を行う。必要なものを必要な数量だけ商品生産(需要の真理)していたのが貨幣の増殖を目的とした商品生産に変化した。
(需要の変速)蒸気機関という文明の力を用いて大量生産(需要の飽和)に行きついた人間社会は古い社会体制(封建制)が崩壊し闘争社会が生まれた。当時の指導的地位にある人々、既得権を有する人たちは激昂し戦争を起こす。
その結果、変えようとする人たちと変えさせまいとする人たちとの間で革命やら戦争やら、血みどろの抗争が起こり天文学的な数の死者が発生した。
例えば女性の権利を主張したウーマンリブ運動
ウーマンリブを創りだしたのは社会主義だと思う。だけど反面、家庭の崩壊を生み出すリスクもある。女性が社会に出て稼ぎ物を買い納税すること。
女性の進出がマルクス主義に一致しているのだろうか?
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【4124442】 投稿者: 小心者 (ID:oSCnyfn7glo) 投稿日時:2016年 05月 25日 13:01
「教え」というのは伝言ゲームみたいなもので、地域と時間を経るほどに変化していくものです。
レーニンが掲げたマルクス主義は、掲げた時点で既に変化していたと思います。
しかもその後を継いだのは、かのスターリンですから。変化しまくりました。
それと、新しい思想信条を生み出した人の歴史を見ると、釈迦からカストロまで裕福で上位層に生まれ育ったひとが多いです。
明日の食べ物に困っている人は思考する余裕などないのです。
マルクス主義は富裕層から貧困層まで平等にしようとしたのかもしれませんが、結局首脳部を占めたのが勉強頑張った貧困層組だったから失敗したのかな。
それと、伝言ゲームで変化していった挙句、元が失敗してこけても伝わった末端ではどっこい生きていたりします。
その人たちは決まって「我々の思想こそ最も教祖のものに近いものだ!」と叫びます。(教祖を否定することは絶対にない。)
日本は地理的にも末端なので、政党や宗教団体にもそんなのが存在してますよね。 -
【4125470】 投稿者: グローバルさま (ID:EsRte1T6272) 投稿日時:2016年 05月 26日 11:21
もっと書き込みをお願いいたします。
小心者さま
ご意見、ためになります。 -
【4125505】 投稿者: 正確にね (ID:nXTCocWoKRY) 投稿日時:2016年 05月 26日 12:03
ジェニー・フォン・ウェストファーレンという名前自体が物語っているように、彼女はドイツの上級貴族の娘です。
ウェストファーレン州という地名は聞いたことあるでしょう?
イェニー(ドイツ語読み)とマルクスは幼馴染で、そこからもマルクス家の社会的地位の高さがうかがえます。
もちろん、ヨーロッパの名家同士は婚姻や学友や色々なことでつながっており、そこは庶民と違います。
ロンドンに住んだのは大陸諸国を追放された結果であると同時に、盟友フリードリヒ・エンゲルス(こちらもドイツ人)の実家がイギリスマンチェスターの工場経営もしていたというのと関係があります。
エンゲルスはマルクスに対して経済的援助をおしまず、遺産相続で大金持ちになったときは彼の借金をすべて払ってあげたくらいです。
「貧乏な秀才が支配者となった悲劇」はスターリンやカンボジアには当てはまりますが、レーニンやトロツキーはきわめて裕福な家で育っていますね。 -
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【4125552】 投稿者: 二俣川 (ID:qpL5K7oHYZM) 投稿日時:2016年 05月 26日 13:11
出自自体は本人の責めではない。
問題はその人物が何をしようとしたか、成し遂げたかということ。
マルクス夫人も、その後英国で塗炭の貧乏生活(家賃滞納で住むところもままならず)を送っている。
なお、革命的指導者らが中産階級から多く誕生している傾向は世界共通現象。
中国共産党の創立時のメンバーの多くは、フランスや我が国への留学組。
孫文も香港で医学部に学び、夫人はあの浙江財閥の娘。
蒋介石も、日本で学んだ(日本軍にも一時在籍)。夫人は同じ浙江財閥の娘(姉妹)。
チェ・ゲバラは外科医。
カンプチア共産党(赤いクメール)の指導層の多くもフランス留学経験がある。
我が国でも、現共産党委員長は東大工学部。故宮本議長は、東大時代にあの小林秀雄を退け評論で最優秀賞を受けた。不破議長も東大理系。
新左翼でも、中核派の現議長は東工大出身。北小路敏は京大。
革マル派創立者は府中の外科医の息子で、旧制高校に学んだ。
私の専門分野に関わる先生たちも、実は親父さんご自身が労働組合の指導者であったとの経緯ある方が意外に多い(むろん、研究者二世も)。
本当は、油で汚れた菜っ葉服をまとった旧国鉄労働者からのたたき上げのようなタイプの方々がもっと指導者として活躍するべきだと感じてきた。 -
【4125563】 投稿者: 正確にね (ID:nXTCocWoKRY) 投稿日時:2016年 05月 26日 13:27
クメール・ルージュはそもそも「奨学金を受けてパリで学んでいた留学生のグループ」が母体となって結成されている。
「油で汚れた」という労働者幻想は結局あまり生産的ではなかったと思うが、そこは個人の感想だろうからよしとしておく。 -
【4125595】 投稿者: 二俣川 (ID:qpL5K7oHYZM) 投稿日時:2016年 05月 26日 14:15
>「油で汚れた」という労働者幻想は結局あまり生産的ではなかったと思うが、そこは個人の感想だろうからよしとしておく。
キミは実践家ではないのだろうな。
マルクス主義を学んだ学生であれば、本心ではみな労働者の皆さんに劣等感を抱いているはず。
学生は革命の主体ではないから。
学部生か院生当時だったか忘れたが、旧国鉄時代の大井町工場に出かけたことがある。そこで話を聞いた国鉄労働者(国労組合員ら)、すなわちヘルメットに菜っ葉服、国労の記章という彼らの姿が本当にまぶしかった。
実際に、先輩の中には大学生であった経歴をあえて隠し、労働運動に加わるために国鉄の労働者になった人もいた。私と同じ、父親が某大の教員だった境遇の方だ。
『日本共産党規約』第二条にある
「日本共産党は、日本の労働者階級の党である(以下、略)」
との部分には、いつも清々しい思いを感じる。 -
【4125624】 投稿者: 煽る (ID:JEMHTbavn1Y) 投稿日時:2016年 05月 26日 14:46
>キミは実践家ではないのだろうな。
二俣川さん、さあ、禿げてるよね。
舛添さんじゃあない、日本陸軍、牟田口中将のイメージだな。
煽るだけ。
バラードさんはシルバーグレーかな。
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