信用金庫の担当者の言動｜掲示板スレッド

集金はコストがかかり、ネットバンキングに誘導するので、集金に来てもらえるだけでも感謝しないと。若い人なら悪気はない、と思います。
それよりもクレジットカードとか、お金の負担がないこと
をお願いされたら、なるべく協力してあげてください。
基盤取引といって、口数勝負の評価項目もあるんです。
銀行員も人の子ですから、可愛いお客様には普通以上に尽くしたい、
と思うものです。

昭和の時代まだメガという銀行もなかった頃、信用金庫や信用組合は庶民の
中に溶け込んだ存在でした。その頃は人口も、取引先も預金も、貸し出しも増え
金融機関にも余裕がありました。
庶民に溶け込んでた信用金庫や組合の人は、顧客と普通の友達のように接し
顧客は時には見合い話を紹介したり、自分たちの社員旅行にも招待したりして
家族のような関係も垣間見れました。その中で新規の知り合いを紹介したり新
たな融資を申し込んだりしてお互いの仕事にもメリットがあったのです。

多分今はコンプラ等の関係で深い付き合いも出来ないでしょうし、何より金融機
関を取り巻く環境も変わりました。低金利でしかも貸し出しも大きく伸ばすのは
難しい時代です。日本の高度成長はとっくに終わりました。
その中で昔ながらの庶民に溶け込んだ金融業務を続ける中小の金融機関は、大変
な環境の中で業務を行っていると思います。仮に3000万預かって１％の住宅ロ
ーンに回しても年僅か30万、機械や融資担当の業務処理コストを考えると利益
なんか僅かなものでしょうね、メガバンのようにロットがあれば何とかなるかも
しれませんが中小の所ではそうもいきません。

まぁ昔話なのですがその頃と同じスタイルの金融機関にも頑張ってもらいたいも
のですね。

若い頃は、法人も個人も同じ部署(当時は支店、いまは法人営業部と支店に別れています)でお客様として持っていました。
個人のお客様(特に女性)のなかには、自分の息子と同年代と言われて、よくしていただいた方々がおられました。
その頃は護送船団金融行政で金利などサービスも横並び、若かったのでスキルもなく、お客様には最高のサービスをご提供できませんでした。
今の、目の前のお客様にできる限りのサービスをするのが、当時のお客様への恩返しと心掛けております。
営業担当はどの銀行でもアタリハズレはありますが、信金は地域のお客様との繋がりを大切にするきめ細かさが素晴らしいです。
いまでも、お得意様集めてバス旅行したり、お客様と濃い関係を持たれています。
銀行と会社のお取り引きとはいえ、最後は人と人との関係か、と思いますよ。

良い流れになって良かったですね。
会社勤めで無くなった今、営業担当の若い子は貴重な若者とのふれあいの場でも有りますよ。
だいたい２年位で交代しますし。

ウェットな営業の話が出ていたので、お茶やお弁当の件。きっと信金君はお年寄りとかに可愛がられているんじゃないですか？
「ちょうどお昼に美味しいウナギ弁当買ってきたのよ！食べていったら？若いんだから食べられるでしょ？？」と、言われること絶対あると思います。

商売やっていると、お客さまって本当にいろいろなモノをくださるんです。
田舎から送られてきたお裾分けは毎週のように。
デパート行ってきたから甘いものとか、話題のお店に行って、買ってきたパン！とか、子供が小さい頃はおもちゃやお菓子や洋服。この間はかなり高価な食器(新品)をいただきました。
もちろん、おねだりした訳じゃないし、普通に買ってくださった上にです。
そういう意味ではお客様は神さまですね。

そして、後日「美味しかったわねー」とか、「高かったわりにそうでもなかったわねー」とか、そんな話しに来てくれます。

仕事ですけどね。そんな昭和的なことも有るんですよ。庶民の世界ですから。

スレ主さん、我慢することはないですよ。自営は自分が腹くくれば誰にも迷惑かけずにいろいろできますから。そこが良いところです。
でも、いちいち腹立てるのももったいないです。
それにそんな感じでお付き合いしてたら、
カッパ脱いで！ゆかが濡れる！！と、注意もしやすいですよ。更にさりげなーく、エデュ母っぽく、コートは門の外で脱ぐ事を教えてあげましょ！

ちょっと先輩かな様の書き込みをみて、
いろいろ思い出しています。
私は外回りでなく、内勤で融資業務をしていましたが、
お客様の顔が今でも浮かびます。
お世話になったからと、ちょっとしたお土産をくださったり、家族の話をしたり、
なぜか毎年行員の花見に参加される方とか(笑)
転勤の時には惜しがって、顔を見せに来なさいよ、とおっしゃってくださったり。
目が回るような忙しさの中でも、そういう触れ合いというのは、
本当に有り難く、心に残っています。
今思えば、若さゆえ、気が利かなかったり、
足りないところも多かったと思います。
その時のお礼をいうことももう出来ないけれど、
そのかわり、今度は私の番かなと。
若い人のよさはみとめ、足りないことは教えてあげられればいいというのは、本当に共感します。

きっと少し先輩かな様も、いまの担当さんにとって、後々まで心に残るお客様になっていると思います。

銀行では山あり、谷あり。どんな辛い逆境でも、かつてのお客様との想い出を支えにすると、不思議と力が沸いてきました。お客様には、単に取引銀行ではなく、愛される銀行にしたい、という思いでおります。お客様とその御家族みなさんに幸せになっていただきたい。銀行は経済面でのお手伝いしかできませんが、銀行やグループのあらゆるリソースと自分の熱意とハートを使い尽くして、付き合ってよかったよ、と言われることを励みに頑張ってます。