読んで後悔した本｜掲示板スレッド

竹内願人「アンナチュラル　上・下」

新聞に大きな広告が載っていたので、興味を持ったのですが。

自閉症は幼少期の生育環境にある、テレビやフラッシュカードの影響とか、とんでもない内容でした。著者紹介には、医療関係の仕事につき何十年とありましたが、職種は何なんでしょうかねぇ。

市の図書館で借りたので金銭的には損害なしですが、時間返してって感じです。

何となく昔から新聞は朝日で、連載小説を読む習慣があります。
今は金原ひとみの「クラウドガール」という、
若い姉妹が主人公の小説なのですが、
なんか合わなくて。
「蛇にピアス」を映画で見ただけで読んだことがない作家でしたが、
芥川賞だし、と思って期待していたのに。
あの映画と印象が似てる。
センセーショナルで性的なものを書けば、
自殺するような精神のバランスが危うい人を登場させれば、
「斬新な感覚」ってやつになるのかしら？
逆にそういうのって古くないかな。
新聞小説なんて小学生だって目にするのに、
「ゴムなしでいい？」なんて、子どもに質問されたらなんて答えよう？
小６なら避妊の大切さも教えられるかもしれないけど、
小４ならまだ早いような気もします。
でも、習慣が変えられなくて、最後まで読むと思います。

既出かもしれませんが。

乃南アサ「幸福な朝食」
読後、1週間くらい気分が落ち込んで体調も崩し、復帰に苦労しました。
最後まで救いようのない、自己中心的な人ばかりが登場する話でした。

森見 登美彦「夜は短し歩けよ乙女」
独特の世界観に入り込めず退屈すぎて、珍しく挫折しました。

他、湊かなえも、話題になる度に今度こそは？と思って読んでいたのですが、面白かった試しがありません。

池井戸潤「民王」
軽すぎてあまりに現実味がなく、アラフォーにはきつい。
あれは子供の読み物だった。

既出でしたらすみません。今日の田嶋先生の発言で思い出してしまいました。

石原慎太郎　「太陽の季節」

※以下ネタバレですからご注意



遊び呆けたボンボン高校生が彼女を妊娠させてしまう。
それで彼女が重荷になり、棄てた挙句、堕胎を強要。
その予後が悪くて彼女は亡くなり、男は彼女の葬儀をぶち壊す・・・という話

これのどこが革新的なのか
本当にク○みたいな駄作です

読んで後悔はそんなにないと思うけど、トラウマになるようなグロを除いて。
私は雑食なんで色々読みますが、後悔はないなー。つまらない。
と、投げ出すことはあるが。
つまらないものでも多少の得るものがあったりしませんか。
まあそれぞれ好みや感性が違うんでしょうね。
ミステリが好きでも叙述トリックは許せない、本格じゃなきゃという人もいるだろうし、私はどちらもありだと思いますが。
最近読んだハサミ男も騙されました。。。もう先入観抜きで騙される爽快感
を味わいたいので。ミステリは。
イニシエーションラブも叙述トリックですがこちらも悪くないですね。
ダメな人、いましたけどなんでだろ。やっぱ騙すつもりのアンフェアな感じが
ずるいからでしょうか？

ダメな本じゃなくて好きな作家さんのこともかきたいなー
ダメですか？
女性では加納朋子さんが好きなんです。
最近我ら荒野の七十奏を読んでやっぱり好きだなーって。
読後感が最高にいい。お好きな方いませんか？
男性では萩原浩さん。どちらもほっこり来るんです。作者の人柄が出るような
暖かい目線で。
逆に皆さんがいうように湊さんは面白く読みますが読後感がひどい。
女性の心理描写がドロっとしていてたぶんですが作者のかた潜在的なものが
出るんだろうと。性格的に好きじゃないなー
以前インタビューを見たときもなんだか納得しました。

おはようございます。

『我ら荒野の七十奏（セプテット）』私もつい最近読みました。
以前最後まで読めなかった「七人の敵がいる」ももう一度借りて来て読みました。
強くて優しくて陽子さんみたいになれたらいいなーって、あこがれてしまいますね。
男性だと小野寺史宜さんはどうでしょう？悲しいお話の時も最後はホッとする感じが好きです。

読んで後悔した本じゃないけれど、自分が読んだ本が書いてあるとつい・・・。すみません。。。