- インターエデュPICKUP
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投稿者: アラフィフの読書 (ID:SZRj/VH51r6) 投稿日時:2015年 07月 23日 14:03
こんにちは。私はずっとテレビでワイド劇場などを楽しんできました。
山村美沙や西村京太郎シリーズなどです。
趣味が高じてしまい、最近になって、ミステリー(推理)小説を読み出しましたが、何を読もうかと迷ってしまいます。
皆さんが好きだった本をぜひとも教えて下さい!
ネタバレでも大歓迎です!!!
どうぞよろしくお願い致します。
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【4567162】 投稿者: ロディ (ID:/voNFivptZw) 投稿日時:2017年 05月 08日 21:26
和風さま
下村敦史さんは乱歩賞の作品『闇に香る嘘』を読みました。
強引なところがあったり、突っ込みどころもあるのですが、ラストは
鮮やかに騙されました。こちらもぜひ。
国内好きさま
禍々しいものがお好みでしたら、『黒龍荘の惨劇』はいかがでしょうか?
禍々しいの一言です。 -
【4567754】 投稿者: 国内好き (ID:1sqnHZBr5P.) 投稿日時:2017年 05月 09日 11:06
ロディさま、ご紹介ありがとうございます!
タイトルだけでもう期待できますね。早速図書館にて予約しました。
飛鳥部氏の『殉教カテリナ車輪』を読み終え、現在『誰のための綾織』(絶版)を読んでおります。
『堕天使拷問刑』もですが、キリスト教的モチーフとロマンティックな恋愛と妙に口の立つ小娘(または少年)が共通しています。エログロな部分もありますが少年少女のキャラが楽しいので何故か爽やかです(笑)。 -
【4567780】 投稿者: GW中に読んだ本の中から・・・ (ID:jojrwH/hVa6) 投稿日時:2017年 05月 09日 11:43
恩田陸「三月は深き紅の淵を」
村上春樹「海辺のカフカ」
綾辻行人「Another」
10代のころは村上春樹さんの作品の良さが理解できませんでしたが、今になって神秘性の魅力に気づきました。独特な世界観に引き込まれます。
恩田陸さんの作品はどれもおススメです。
「Another」はミステリーというよりホラーです。背筋が寒くなりますが、先が気になりやめられません。グロい描写が苦手な人はお控えください。 -
【4568371】 投稿者: 和風 (ID:XRyMSExomdU) 投稿日時:2017年 05月 09日 22:14
ロディ様、下村敦史さんは「闇に香る嘘」、「生還者」「告白の余白」と読みました。いずれも伏線回収ドンデン返しなかなか面白く、今後も楽しみな作家さんかと思います。
国内好き様、禍々しい、、というと、怨めしやー系の時代劇、宮部みゆきさんの三島屋変調百物語シリーズなどいかがでしょう?シリーズ最初の「おそろし」は波瑠さんでドラマ化されました。あとは、「日暮らし」「ぼんくら」など。
禍々しい、かなり嫌な話では伊岡瞬さんの「代償」、小栗旬さんvsサイコパス高橋努のドラマ化で強烈でした。
Gw中に読んだ中から様、ヨコですが村上春樹さんの新作「騎士団長殺し」は読まれましたか?私は積ん読で、、母が好きで勧められるんですが、私は、ノルウエイ、カフカ? 1Q84お手上げ、多崎つくるは面白かった。で、、、もっと初期の頃の作品読んでみたほうがいいのかなあ? カズオイシグロは好きなんだけど、、 -
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【4568642】 投稿者: 国内好き (ID:1sqnHZBr5P.) 投稿日時:2017年 05月 10日 08:34
和風さま、ご紹介ありがとうございます!
実は国内好きといいながら、時代劇は苦手でして…幽霊やホラーが好きというわけでもないのです。“まがまがしい”という表現は非常に曖昧でしたね。例えば、首無し死体発見!呪われた一族?と見せかけて!みたいな感じでしょうか?(笑)
『代償』面白そうですね。図書館予約入れました。
ミステリーではありませんが、村上春樹『騎士団長殺し』読みました。
キャラも弱く、あまり高まらなかった…『ノルウェイ』『ねじまき鳥』『カフカ』『1Q84』は好きです。『多崎つくる』はいまひとつでした。和風さまと逆ですね。 -
【4579960】 投稿者: 海外の作品から (ID:nzvTiVREqAs) 投稿日時:2017年 05月 19日 19:40
ゴールデンウィークと前後の喧騒がようやくおさまってきました。
連休中は、とても変な小説を2冊読んだので、ご紹介します。(もう一冊は次回にでも)
今回の小説は、実に風変りで穴だらけなのですが、だから面白くなかったというとそうでもなく、みなさまにお奨めしたいかというと後ろめたくもあり(私の人格のほうを否定されるかも)という感じです。
できるだけ無害な書き方をしたいと思いますが、本質が女性の手によるエロティックスリラーですので、ご容赦ください。
Maestra, by L.S. Hilton
著者は、歴史ノンフィクションで実績のある文筆家の女性で、ノンフィクションは本名のLisa Hiltonで執筆されています。
フィクションははじめて、とのこと。
Judithは、ロンドンの美術商に受付・事務員として就職し、鬱々とした日々を過ごしていますが、旧友のLeanneと偶然に再会し、Leanneにナイトクラブのアルバイトホステスに誘われます。Judishは、上司Rupertが競売にかけようとしていたStubbsの名画が偽物ではないか、との疑念を持ちます。しかし、上司Rupertの策略で、逆に解雇されてしまいます。
Judishは、ナイトクラブの上客を誘って一泊旅行に出かけます(当然、性的ビジネスとして)が、ここで事件が起こり、Judishはロンドンに戻らず、逃亡の旅に出ます。
ここまでで100ページ強、実にリアリスティックで、今後に期待のできる出だしです。
しかるに、この後、小説は相当にでたらめな方向に暴走し、突っ込みどころ満載になります。
主人公Judishは、突如、悪女に変身し、彼女を陥れたRupertではなく、美術品業界全体に復讐するように犯罪を重ねていきます。
上流の男性に近づいては関係を持ち、上流階級の乱交パーティに参加し(強引に小説の筋書きと関係づけられていますが)、実に稚拙な方法で簡単に殺人を犯し、ほとんど証拠隠滅ともならないような証拠隠滅を働いていきます。それがバレずに、彼女は、フランスのリゾートから、ローマ、ジュネーブ、パリと渡り歩き、どんどんリッチになっていきます。
前半100ページの緻密さと、その後の300ページのハチャメチャぶりの対比が実におもしろい。
美術業界が舞台ですが、登場する画家は、動物画の大家Stubbs、もっとも注目される現代画家Richter、そして、悲劇的な少女時代から画才を発揮しメディチ家の庇護を受けてすばらしい作品を残した女流のArtemisiaくらいのもので、美術小説として読むとちょっとさびしいです。
そのかわり、ブランド物の服や化粧品の名前はちりばめられており、上流の生活を彩る調度も多彩で、豪華なのですが、なぜか読みにくいのです。語彙レベルも高い。
日本語訳「深紅のマエストラ」も出版されています。
息抜きに、という方には、おすすめします。しかし、がっかりしても、露骨な性的描写の連続に辟易しても、自己責任でお願いします。 -
【4587259】 投稿者: ロングライダー (ID:9fHIbHTSgMk) 投稿日時:2017年 05月 26日 01:09
「国内好き (ID:1sqnHZBr5P.)」さん
>例えば、首無し死体発見!呪われた一族?と見せかけて!みたいな感じでしょうか?(笑)
もしまだ読んでないようでしたら、三津田信三を強くお薦めします。
『厭魅の如き憑くもの』と『首無の如き祟るもの』を読んで、駄目そうならやめてください。
でも「お、いけるじゃん」と思ったら、ここで熱く語りましょう!
学生のころから村上春樹は読んでいますが、『羊』『ダンス』『ノルウェイ』『ねじまき鳥』は好きです。
小説ではないですが『朝日堂』シリーズや『遠い太鼓』も好きです。 -
【4587731】 投稿者: 国内好き (ID:1sqnHZBr5P.) 投稿日時:2017年 05月 26日 15:28
ロングライダーさま、ご指名有難うございます。
私は“オスダメ!?ミステリー小説”というサイトを参考にしておりまして、評価がSの国内物はほぼ読むようにしています。
一方こちらでは割とマイナーな物があげられているようで、嬉しく思います。聞いたことのない作家さんも沢山…お恥ずかしいです。
三津田信三、『首無の如き祟るもの』がSだったので読みましたよ。おどろおどろしい雰囲気とどんでん返しがクセになり、このシリーズは何冊か読みました。『厭魅の如き憑くもの』も面白かったですが、私は女郎のお話『幽女の如き怨むもの』が好きです。筆が走っている感じの文体だったと記憶しています。
そして今は趣向を変えて、ミステリー+SF要素の西澤保彦を読んでいます。
『七回死んだ男』(Sランク)が面白すぎて、『人格転移の殺人』(A)『瞬間移動死体』(B)はまぁまぁという感じ。ややこしくてこんがらがるのでSF系はドラマ化すれば面白いかもですね。
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