東西トップ校(灘・開成)併願について｜掲示板スレッド

こんにちは様

先日関西から受験する場合、どの部分を強化したらよいかーーと、質問させて頂いた物です。
ご卒業のお忙しい時期にわざわざご返答頂きましてありがとうございます。

大学入試改革により、中学受験最難関校も少しずつ変化しているのでは……。と何と無く肌で感じておりましたが、本年度両校を受験されました方の貴重な感想を伺う事が出来、更にその気持ちが強くなりました。大変感謝申し上げます。

灘中は国語の抜き出しが無く、関東の様な書かせる国語に。理科は計算が減り、暗記分野や関東の様な思考系の問題が増え、問題数も減りました。
開成は国語に行間を読む詩が2年連続。算数は関東から見ればパターン練習ばかりでは解き難い大問2、大問4。
社会も東京問題2年連続。23区以外に居住する子供が、如何に冷静に、持っている力を出し切れるかを問われる問題でした。

共通点は、「その場で考える」だと思います。

こんにちは様のおっしゃっておりました様に、ガムシャラに……という勉強スタイルでは無く、日頃から
「考える力、的確に表現する力」を養わなければいけない。と感じております。
両校共、将来的にAIに淘汰される人材では無く、人間としてそれを上回るリーダーシップを求めているのだと思います。

塾漬の小学6年では無く、学校活動や地域、家族との心の交流も大切にしながら「考えられる子供」を意識して過ごしていきたく思います。

なかなか「生の声」を伺うチャンスが関西では無い為、また質問させて下さい。
今年度筑駒の最高点が大変高く、焦っております。
報告書が満点だった？としても素晴らしい結果です。筑駒が灘中や開成と共通する部分は何と無くわかりますが、筑駒のみの強化する部分(報告書以外)はごさいましたか？
また、筑駒は4科目のバランスが重要ですが、関西に居りますとバランスの尺度がわかりづらいです。
塾の成績評価基準も関西と関東では異なります。
肌でお感じになられた事をご教示頂けましたら嬉しいです。

最後に、時々揶揄される書き込みがありますが、どうぞお気を悪くされません様に。
それよりも、こんにちは様の様な丁寧な書き込みに共感し、参考にしている親子が関西には複数居りますという事を感謝を込めてお伝えさせて頂きます。

上記の方に賛同いたします。
実際に経験された方の率直なご意見は非常に有意義なものです。
関東から関西、関西から関東を受けられた先輩方の体験談や其々に対策された事等も色々とお聞きしてみたいです。
又、其々の地域での併願校への取り組みも伺えれば、大変有難いです。

今後もご気分を害されるような書き込みがあるかもしれませんが、先輩方からの情報に感謝すると同時に貴重なアドバイスとしている保護者が多数おりますこと、ご理解の上　これからもどうぞご指南下さいますよう　お願い致します。

今年灘・開成合格しました。関東在住です。
私もこんにちは様と同じ感想をもっております。
両校の対策をすることで守備範囲が広がり、どちらの学校にとっても良い結果をもたらしたと感じています。


灘を視野にいれる以上、算数は得意なお子さんであろうかと思います。
鍵となるのはやはり関東では国語だと思います。

愚息の例で申しますと、算数理科については関東のレベルですと不安はない感じでしたので6年秋以降は灘の問題を中心に解いていました。
それで開成は事足りるとの判断です。

逆に国語は筑駒、開成対策として進めていました。
それで灘の二日目は充分カバーできます。
これもこんにちは様と同じくですが、関東では特に国語が突出しているタイプではないのですが、灘の二日目は愚息も90点は越えていました。
おそらく関東ではそこまで国語が合格者平均よりを大きく越えたということはないのではないかという印象です。

ただ気をつけるべき点は、開成は400人近くの合格者を出すことから一教科に少し失敗があっても他でカバーすることは可能だと思います。
しかし、灘はやはり算数ができないと苦しいと思います。
逆に算数で失敗さえしなければ、ほぼ大丈夫という気がしました。

また筑駒については、灘とは別の難しさがあると感じます。
どの教科も失敗はできません。
しかも40分という時間で算国を仕上げなければなりません。

灘・開成だけではなく、筑駒も視野にいれるのであれば、また別の視点で対策すべきではないかと思います。
開成の延長上に筑駒がある、という問題傾向ではないと感じます。

関東にいれば、灘を視野に入れれるくらいの実力のある人であれば、開成を滑り止めにして筑駒を狙いに行くでしょうし、関西に住んでいる人であれば、灘しか目に入らないように思います。灘と開成の大学合格実績を見ると、灘のほうがいい、というのもあります。（理科３類の合格率が違います）
関東に住んでいる人にとって灘を滑り止めにするには危険なので、よっぽどの自信がない限りはしないでしょう。
なので、たいていの地域の人では、灘・開成の両方を主眼に入れるのはあくまでも趣味の範囲という感じになるのではないでしょうか。例外は中京地区（名古屋）ということになるでしょうけど。
灘と開成どっちとも合格した場合、両方とも行くことはできませんし、両学校とも寮はありませんので、あまり、選択の余地がないようにも思います。
筑駒と灘とで併願、ということができれば、より自慢になるのでしょうけど、筑駒は居住地制限ありますもんね。

済みませんが、最初のスレ主さんの文章を読んでから書き込んで下さいね。
参考にならない書き込みは止めましょう。

実際に経験された先輩の生の声は非常に参考になります。有難うございます。
当方は主人の仕事で某地方より、この春関西へ参りました。自宅は関東にある為、愚息本人は開成を第一志望としております。関西に住む機会に恵まれたので、灘も目指そうと考えております。（塾も灘コースはあります。）

国語の一日目対策についてご相談させて下さい。知識分野が非常に苦手な愚息です、良い学習法があればお聞かせ願えますか？
愚息は物語文も苦手ですが、知識分野が非常に足をひっぱています。
語彙・漢字共に学習はある程度しておりますが、関西最難関に向けての対策が上手くいっておりません。愚息は「言葉」に対する興味があまり強くないので、私も難儀だなと感じております。広い知識と深い理解を必要とされる問題に対して、子供がどう勉強を進めたら良いのか？　恥かしながら、語彙の知識に長けていない私には、良い学習法が見つかりません。「日々、言葉を覚えて例文を自分でつくること」くらいしか思いつきませんが、愚息は「イマイチつまらない」そうで、なかなか捗りません。どなたか、学習法をご教示頂けると非常に助かります。

また、理科の対策：関東校・関西校それぞれに向けての学習法もお聞かせ頂けると助かります。　関東校の社会への対策に良い方法もお聞かせ願えれば助かります。　算数もこれはマストと言うようなことがございましたら、ご指南下さい。
過去問はいつ頃から始めましたか？　受験予定校の全てを解くべきなのでしょうか？　色々と悩んでしまいます。

参考になります様

国語一日目の語句については、最低限の灘対策を取り組む以外に飛躍的に力がつく方法はないように思います。
語句問題は時間をかけて過ぎても出るかでないかになってしまうので、それよりは与えられた灘対策のものをしっかりやることと、お子さんが灘の一日目の問題に目を通し、日頃からこのような問題が出るということを意識しておくことで言葉に敏感でいられるのではないかと思います。

愚息は灘1日目対策は基本的には過去問のみで、あとは通常の塾の語句問題などをこなしていただけですが、外来語や短歌などにも意識が向いていたので最終的にはそれなりにはなりました。
とはいえ、国語1日目の結果は受験者平均程度でしたのであまり良い結果ではありませんでした。
大きなマイナスにならなければ良いという程度に考えていました。
国語は1日目と2日目の合計で合格者平均ぐらいになっていれば良いと考えていました。
参考にならない解答で申し訳ございません。


理科については、開成は知識中心の高得点勝負、灘は重量感ある計算問題、全くタイプが異なります。
愚息が苦戦したのは、開成の方で確実に暗記ものも入れていかなければならないので最後は植物などの知識を重点的にやっていました。
逆に灘の問題は類似の問題をいくつかといていれば、その場で考える問題が多いので特段意識せずとも過去問も合格者平均は常に越えていました。
点数に影響するのは、確実な計算力と正しく問題文を読み取れるかどうかというところだと思います。


社会については、やはり東京問題対策は必須だと思います。
歴史は江戸時代を中心に東京問題と絡めてくることも多いです。
公民はやや少なめかもしれませんが、どこから出題されるかはわからないので全範囲を確実に網羅しておくことが必要だと思います。
それに加えて東京問題対策、ということになると思います。

開成の社会は今年は出題傾向ががらっと変わりました。
昨年もそうですが、算数の次に社会で差がついてしまった受験生も多そうです。
理科が難易度が低めで高得点勝負になることに対して、社会はここのところ受験者平均が低めになっています。
社会も抜かりなく、皆が取れる問題を確実にとれることが重要だと思います。

算数については、灘のレベルで鍛えておけば開成は合格点を越えると思います。
両校の併願をするためには、算数については灘合格レベルにあることは必須に思います。
また盲点ではありますが、国語は算数と同じ配点比率になりますので国語も開成で合格点をとれるレベルにはもっておくことが必要かと思います。

両校を受験することはプラスに働くことも多いですが、両校ともが中途半端になるということは絶対に避けなければなりません。

一月に灘を受験することで、二月の開成本命で動く受験生よりも最後の仕上がりは早い時期に設定することが必要だと思います。
開成本命の受験生は一月いっぱい開成対策のみにあてて最後の仕上げをしてきます。

灘を受験するということは、年内早めに両校の合格水準は越えていて12月からは調整をしながら当日にピークをもってくるということを意識することが大事だと思います。

終了組様

参考になりますさんではありませんが、
一つ一つ、為になる体験談を賜りましてありがとうございます。
ピークの持って行き方等々参考にしたいです。

もし宜しければご教示頂きたいのですが、
東京問題対策はどの様にされましたでしょうか。

お願いいたします。