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投稿者: 援団 (ID:jcm7uj4Wdgc) 投稿日時:2016年 12月 26日 16:49
小・中学校の運動会において、騎馬戦の勝敗を「騎乗者の着地」「ラインアウト」のみにより決するルール(以下、騎馬戦ルールと記す)ではなく、鉢巻・帽子を取ることでも決するルール(以下、鉢巻取りルールと記す)を用いることが多い。その結果、意に反した安全性の低下、競技としての魅力の低下になっていないだろうか? 体当たりの助走制限、背後からの制限、騎馬数と同数の審判員配置などは前提として、以下、雑感を記す。
1.安全性について
・鉢巻取りルールの場合、騎乗者は相手と胸を合わせず、間合いを取りやすい垂直姿勢を取り、足を騎馬の組む手に乗せるだけの場合が多い。結果、後傾姿勢になりやすく、足が騎馬から容易に離れ、後方に落下する危険性が増す。騎馬の3人は、騎乗者との一体感が乏しく、騎乗者の体勢を感じることができず、落下を予知しにくい。騎馬を担当する審判も、騎乗者の動きを予知しにくく、鉢巻きと帽子にも注意を奪われ、落下を補助しにくい。
・騎馬戦ルールの場合、騎乗者が前傾姿勢を取りやすいよう、サイドの騎馬2人は、騎乗者の足を腕で抱える体勢を取ることが多い。騎馬のサイドと騎乗者は一体感があり、騎乗者の体勢を感じやすく、落下の危険を予知しやすい。そもそも、騎馬は、騎乗者を着地から守ることが役目となるため、落下防止に意識が集中する。騎乗者同士が胸を合わせ、騎馬が押し合う場合、動きは均衡し、突然の落下・着地が少なく、担当する審判は、劣勢を判断しやすく、落下を補助しやすい(TKO負け)。
2.競技としての魅力について
・鉢巻取りルールの場合、騎馬の役目が騎乗者に比して少なく、競技への参加意識が希薄になり、団体競技として魅力が低下しないか。結果、騎乗者以外の生徒の競技への積極性が失われ、騎乗者の落下への安全性が低下しないか。鉢巻・帽子は取られやすく組み合えば短時間で勝敗が決するため、組み合って残るよりも逃げて残る期待値が上回り、逃げ回る戦術が増えないか。結果、審判が補助しにくく、転倒の危険性も増していないか。また、競技として面白みに欠けないか。フェアプレイ教育に反していないか。
・騎馬戦ルールの場合、騎乗者以外の生徒の役割が増し、団体競技として魅力が増すのではないか。逃げる体勢からひとたび押されれば、ラインアウトしやすく、鉢巻取りによる逆転の手段もないため、メリットの少ない逃げ回る戦術を抑制できるのではないか。
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