早稲田大学文化構想学部と名古屋大学文学部はどっちが上ですか？｜掲示板スレッド

また随分ひねったお題ですね。

　両学部は当該大学の中では比較的入り易いと思われている学部。
　こういう学校選択をするということは、少しでも楽して（或いは成績が伸び悩んでいる）名大生・早大生のブランドを手に入れたい、名古屋周辺の軟弱受験生ということかな？
　


　そこで本来、名大文と分野的に競合するのは早稲田文で文構じゃなく、上下を比較する意味は無い２校だけど入り易さだけで考えると・・・・・・



　名大文は基本的に教師志望が大半で研究者志望が一寸。マスコミにも全然強くないので、マスコミを中心とする民間企業志望者もまず狙わない。企業側も文学部生には、女子の一般職位しか期待しないけど、名古屋では圧倒的存在感の名大だけに採る側が躊躇する。一般職を過去数多輩出している女子大も沢山あり、敢えて小難しそうな名大生を採る必要性が無いから。
　そもそも基本的に教師になりたがるのは、女子を中心に真面目でコツコツ型が多い。しかも、時間かけても必ずしも成績アップに繋がらない現代国語が得意な生徒が大半。国語が得意だと入試英語にも総じて強い。おまけに定員も少ない。マグレ合格はまず期待できない。


　一方、早稲田文構はリベラルアーツだから民間企業への採用もそれなりにあるし、企業側も採用に躊躇しない。大体文講狙うのは、前身の二文同様まずは早稲田生のブランドが欲しい輩。普通早稲田志望は勉強が出来る人から順に、政経→法→商→社学→教育・文講→所沢キャンパスと下りてくる。
　だから早稲田狙いの受験生の中でも文構狙いはスペック的に二の線三の線が多い。政経・法志望者は文構まで受けに来ない。三科目入試と負担が軽めで定員もそこそこあるからまさかのミラクルサクセスも十分期待できる。



　つまり、名大文で競合するのは真面目でお勉強大好きで英語国語が得意な女子。早稲田文構で競合するのは、楽して早稲田ブランドにあやかろうと言う、少しチャラ目の軟弱受験生。見た目の偏差値はともかく、合格するための難しさ、しんどさは名大文の方が上、ということになる。



　尚、文構のリベラルアーツに惹かれ真摯に志望する受験生も少なからずいことは重々承知している。この学部のコンセプトは実に面白く、レベルは決して低くない。ただあくまで合格し易さ、競合する受験生のスペックにフォーカスを当てた場合の話なのでご容赦を。

・早大文構は前身が二文ではない。一文と二文をシャッフルして文と文構に再構築したもの。文が従来の伝統的学科を引き継いでいるので一文⇒文、二文⇒文構みたいなイメージがあるが、これはまったく違う。文構には二文的学際はない。

・名大文も早大文構も入りやすいなんてことはない。名大文センター得点率77、2次偏差値62.5。名大法・経済センター得点率78、2次偏差値62.5。一方の早大文構65.0、これは法・商・文と同じ。
　そもそも文、文構はほかの社会科学系の学部とは流れが違うし、男子の比率も低い。ブランド目的はまず考えられない。早稲田なら政経⇒法・商⇒社学までで、文・文構は別の流れ。
・名大文は基本的に教師志望が大半ではない。教師志望なら教育学部がある。就職者の2割ほどが公務だが大半は県庁や市役所に就職している、あとは一般企業。数が少ないので目立たないだけ。

名古屋文は決して比較的入り易い学部ではありません。2次は4教科あり3教科の経済、法学より入り難いです。

男子の人文志望の優秀層は東大、京大に抜けますが、女子なら地元名大になります。

地元名古屋の一般企業となると、そりゃ、目立たないわな。

おじさんこの意見に賛成

名古屋文が上かな。
名古屋文は、早稲田商学部くらいの難易度はありますよ