23区内 有名女子中高のイメージ｜掲示板スレッド

新興校出身でも、充実した学生時代を過ごした子達なら、恩師の退職に集まると思います。伝統校と差があるとすれば集まるOGの年代ですよね。上品なお婆さんが卒業生よといらっしゃったら確かに嬉しいし学校に誇りが持てますね。50年後、あの時に見たお婆さんに自分が果たしてなれてるかな？
皆さんが語っているのって、選ばれた人しか女学校に通えなかった、中学受験できなかった、遺産の部分なんじゃないかなと疑問に思うんです。
伝統校だからではなく、今の中身を見るべきです。

少し前に書き込みしましたアラベスクです。
（端末が異なるためIDが違うかもしれません。）
先の私の書き込みにコメントくださった方、どうもありがとうございました。

「偏差値と校風は連動しない」
「学力の差というより校風の差が雰囲気に反映しているのが女子校の魅力」
「偏差値が高くなくても、それにより価値を判断されることがなければ、
自己肯定感が低くなることはなく、子どもが荒れることもないでしょう。」

などなど･･･私がボンヤリと考えていたことをズバッと言語化してくださる方々がいて、非常に共感いたしました。

もちろん、他の方のご指摘の通り、一番大切なのは、今現在の中身だと思います。
ただ、今現在偏差値の高いいわゆる「進学校」を見ていて少し不安に感じるのは、
たしかに大学受験のための勉強は効率的にできそうですし、
周りの優秀な友人との切磋琢磨も刺激的かなと思われるのですが、
例えば「MARCH未満は人に非ず」のような価値観が蔓延していないか？という部分です。
中高の6年間は長いので、途中で息切れしてしまったり、
大学受験とは違う方向に価値を見出したりした時に、居場所があるのかな？
と思ってしまうのです。
と言うのも、自分自身がそういうタイプだったので･･･。

母校の同級生のその後を見ると、
一番多いのは、一般企業の会社員や「手に職」系の仕事
又は専業主婦なのですが、
医者、弁護士、大学の助教授、海外の大学の研究者から、
ピアニスト、アニメーターまで、
割とバラエティに富んでいろいろな道に進んだ者がいて、
そういう子たちが同じ教室にうまく共存していたのが、
当時の母校の魅力だったかなと感じております。
どなたかも書かれていましたが、「懐が深い」んですよね。
（今、偏差値50前後まで下がってしまった母校では、
医者や弁護士になれる子はどれくらいいるのだろう？
そう考えるとやはり･･･正直、躊躇する部分があります。）

そして学校の教育内容も、
将来どんな職業に就いたとしても、
どんな人と結婚したとしても、困らないように、
主要教科だけでなく、
幅広く文化・教養や女性としての嗜みを(浅く広くかもしれませんが）
身につけられるように組まれていたなぁと感じます。
学校選択に際しては、そういうことに重きを置くご家庭が多かったから、
当時の伝統女子校はみな偏差値も高かったのでしょう。
今も自分はそういう観点から学校を検討しており、
できれば、同じような価値観のご家庭が多い学校が良いなぁ･･･
と考えております。
美しい言葉遣いやＴＰＯに応じた立ち居振る舞いが自然にでき、
自分とは違う世界を持つ者に対しても寛容な、
友人たちの中で過ごしてほしいなぁと。

総合的に考えますと、上位で踏みとどまっている伝統女子校ならば、
一番自分の思い描く学校生活に近い世界なのかなと思っている昨今なのですが。
それはそれで、小学校のついている学校が多いので、
自分など畏れ多く感じてしまいまして･･･難しいですね。