無謀な志望校の生徒を受け持ったとき｜掲示板スレッド

１か月指導すれば、そのお子さんが地力をもっているけれど、今までサボっていた結果、偏差値が４０なのか、それとも、いくらがんばっても、中学受験向きではない（高校受験に切り替えたほうがいい）かは、だいたいわかります。

でも、中学受験でなくて高校受験に切り替えたほうがいいですよ・・などとは言えませんね。

これは、個人契約であっても、いいません。
本当は、無理して中学受験しないほうがよさそうなかんじのお子さんは大勢います。

さたな様


私は自身の経験と考えを書いているだけですので、
アドバイスと言えるほどのものではありません。
子供は一人ひとり違いますから、タイプ別にグループ化
することも出来ないと思っています。
私が関わってきた子供たちの観察から、指導時に
注意すべきことを判断するために、前述のような
ところを見るようにしているだけです。

精神的に幼いとのことですが、精神的な成長は
個人差がとても大きいものです。これに対する
方法は解りませんが、私はいつも「大人との会話」が
重要ではないかと考えて、いろいろな話題について
会話を増やすようにしています。効果があるかどうか
など、まったくわかりませんし、検証のしようも
ありません。
私が育った時代と現代を比較したときに、大きく変化
したのは子供をとりまく社会だと考えています。
昔は、近隣住民がみんなで子供たちを育てていました。
放課後に遊ぶ仲間も学年問わずでしたので、お兄さん
お姉さん方から、言葉やルールを学んでいました。
また、どちらのお家からも「おやつ」によばれ、
おじいちゃんやおばあちゃんのお話も聞きました。
現代では、個人情報に対する警戒心が高まり、放課後に
遊ぶ相手と言えば同級生ばかり。よその子をおやつに
呼ぶなんてこともありません。
ですから、私はたくさんの会話を心掛けています。

子供との会話は、ご家庭でも増やすことができると
思います。あまり子供に合わせるのではなく、大人として
話してあげることに意味があると考えます。
解りにくい部分は、例を交えて説明しています。

それから、受験勉強が大変だからと言っても、
まだまだ早いと考えます。
５年生の途中からでも十分ではないでしょうか。

panda 様

返信ありがとうございます。
「大人との会話」ですね。息子は小さい時から一人遊
びが好きで、お気に入りのオモチャを持たせておけばいくらでも遊んでくれる子だったのです。
今でもその傾向はあります。おそらく、「大人との会話」は、少ないでしょうね。親が話しかけても、自分の世界にいると、返事はありません。もっと会話するよう心がけたいと思います。

さたなさん

＞　目標はY55くらいです。
＞　放っておいても、ママ塾でもといわれますが本人の資質がどうも…
＞　2月から、大手の塾に通っていますが、どうにもこうにも…

　４年生４月でＹ40の子が、Ｙ55に入れるのなら、当たり前すぎてスレタイ「無謀な志望校…」から外れてしまいますね。その結果、「今は何もやる必要なし」てなスレしか付かなかったのは想定の範囲。

　で、それを真に受けてノホホンとしていると、すぐに夏になり、冬になり、で「５年の急坂」を迎えるわけです。ＹＴ対策に追われ、「詰め込めども、詰め込めども、猶わが息子ビーにならざり、ぢっと週報を見る」と啄木の世界に入っちゃうんです。匿名掲示板の情報なんて、そんなもんです。

　で、塾の先生に相談しても「まだ５年生ですから、しっかりと授業を集中して聞いて、家で宿題をきっちりとやっていれば、必ず成績が上がってきますから」と、マニュアル・トークが返ってくるだけ。やり切れないだけの分量を出しといて、「宿題をきっちりとやっていれば、・・・」とのくだりは、屏風のトラを退治した一休さんのとんち話そのもの（笑）。

　

塾講師 様

隠れLDという概念はありません。
我が子が発達障害ボーダーを疑われたので、勉強しました。
「ミスが多い」「落ち着きがない」「慌てる」は、発達障害の特徴です。
発達障害ボーダーは結構世の中にいるようです。うまくいくと過集中のような場合もあり、成功者になる人もいます。
このような子供を家庭教師の先生にお願いする場合、他に方法がないから依頼するのです。
プロの家庭教師なら、発達障害の勉強をして、そういう子供の力になって下さい。
普通の子供の指導って、多額のお金を払わなくてもできると思います。

さなたさん

　塾講師さんの投稿は配慮に欠けるところもあるが、彼のミッションは「クラス全体の平均点を上げること」だろうし、個人それぞれの事情に対応する余裕も無いと思う。集団塾は、生徒を能力別にクラス分けして、平均をそろえて授業するもの。テストの点が悪ければ、ただ怠惰で宿題もやらないような子供たちが多いクラスに入れられても、それが「仕様」です。往々にして、下のクラスには力量の劣る先生とか、ひどいとこではバイトの学生さんが教えていたりするそうだ。

　塾講師に家庭教師並みのサービスを求めることなかれ。

承前

＞「ミスが多い」「落ち着きがない」「慌てる」は、発達障害の特徴です。
＞　発達障害ボーダーは結構世の中にいるようです。

　カテキョは医者でないので診断する立場ではありませんが、そんな子は、時々います。月次テストの前に、前年、前々年の過去問をやらせると100点（150満点）くらいはとれるのに、本番では50点しかとれない。家で解き直しさせると、やはり100点くらいは、すぐに解ける。ミステリーなんですよね。

　親御さんから「ＬＤだと思うか？」と聞かれたことがあるが、勉強するときは集中する子供さんだったので、自信を持って「違う」と答えました。小学校５年生、６年生の子なんては、ミスが多くて、落ち着きがなくて、慌てるのは普通でしょ？　ですが、テストで点が取れないのはカテキョの責任ですから、毎回、無償で１時間くらい延長して勉強見てました（学生バイト並みの時給になっちゃいます）。

ゴルゴ兄

ここで定番のツッコミを一つ♪

＞カテキョは医者でないので診断する立場ではありませんが
LDやアスペの子の「受験」にとって、「本当の意味での専門家」なんて世界のどこを探してもいませんがなｗｗｗ

小生のクライアントの小児精神科の認定医が採用したのは杉並の有名占い師にすがること。
ちなみに、私の公式見解は「こどもの『受験』で占いはどんどん使ってください。臨床心理士ほど『有害』ではありませんから」