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【3687832】STAP細胞捏造事件の真相は? 続き

投稿者: やっぱり捏造   (ID:t9GFxPUcHes) 投稿日時:2015年 03月 11日 12:06

一年経ってもまだ分からないことが沢山あるスタップ細胞捏造事件。

1.万能性を持った細胞はES細胞の混入の可能性が大きい。

では誰がどのように混入させたのか? 調査委員会は故意か過失かも分からないという。最大の問題は若山がリジェクト論文の査読者のコメントをよく吟味せず、ES細胞の管理を厳重にやらなかったこと。

また、自ら再現が一度しかできなかった時に「あるいはESが混入されたか?」と疑いもしなかったこと。

現在理研は小保方を刑事告訴するか研究費返還を求めるか検討中。
おそらく野依の辞任をもってこの問題に幕引きを図ろうとするだろう。

真相を究明するために理研、文科省、内閣府にどんどんメールしよう。

全削除にはならなかったが書き込み禁止になったので新スレを立てます。

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  1. 【3728871】 投稿者: ゆーぞー  (ID:h/vjiXcwdig) 投稿日時:2015年 05月 03日 19:02

    事後法の遡及効というのは、ひとつのメルクマールであると考える。

    先日、『The Search』邦題『あの日の声を探して』を観た。
    印象的な場面がある。
    チェチェン紛争を身一つで逃れてきた主人公の少年が、自分を救ってくれた女性に感謝の気持ちを表したくて、ネックレスを盗んでプレゼントする。後日、そのプレゼントが盗品と判明し、ネックレスの持ち主が少年と少年を世話する女性を罵倒する。少年は「あの女性は馬鹿だ。どうせソ連の軍隊に取られてしまうのに。僕は、感謝の気持ちを表したかっただけなのに。」と言う。少年を世話する女性は少年を抱きしめる。

    この女性は少年の行為を是認したのだろうか。
    彼女は人権団体の職員だ。
    私は、彼女が、少年を取り巻く環境が法治国家でないことへの怒りと、そのため少年が心は曲がっていなくても行為が法に背くことへの悲しさ、を感じたのではないかと思う。

    法治国家

    捨てますか。

    事後法の遡及効をどの程度認めるかは、そのことに繋がっている、と思います。

  2. 【3729866】 投稿者: 有閑横車  (ID:ErfUxgCc7XY) 投稿日時:2015年 05月 05日 08:06

    >ゆーぞー氏

    2点指摘させていただきます。

    すなわち、事後法の遡及適用について、それと、「法治国家」について。

    まず、事後法の遡及適用について、

    ゆーぞーさんが例示するのは、いわば刑事事件の内容。

    日本国憲法が39条「実行の時に適法であった行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われない。」で制限するのも、

    「刑事罰」について。

    同条の解釈として「行政罰」について拡大する見解もあり得るでしょうが、それはあくまで学説の話。

    しかも。

    本件について私が唱えるのは、「請求権」の話であり、公権力による罰則、まして刑事罰とは異なる次元のこと。

    最高裁は、民事法について、同条の範囲外と示したし(昭和24年)、

    また、財産権についても、一旦決まった財産権を事後の法律で変更しても「公共の福祉」にかなう限り合憲と示す

    (昭和53年)(ただしこの事件自体は事後法の事件でないものの、左の法理は傍論中に説かれる妥当なものなので。)。

    ゆえに、ゆーぞーさんの懸念は、杞憂ということで。

    無論、先の私の言辞に該当しません。

    まあ、事後法の遡及適用の制限については、誤解している人は多いと思います。

    その射程範囲は、あくまで刑事罰について、なんですね。(「罪刑法定主義」ってやつです。)

  3. 【3729879】 投稿者: 有閑横車  (ID:ErfUxgCc7XY) 投稿日時:2015年 05月 05日 08:54

    私見を補足。(ゆーぞーさん宛て、でないです。)



    そもそも、罪刑法定主義も含むあらゆる条理について、意義としては、

    「予測可能性(こういう行為に対して、こういう法律上の結果があるという趣旨)」とか、

    「法的安定性(朝令暮改は困るという趣旨)」が挙げられることが多いんですね。

    これらについて、強いていうと「権利についての期待を保護しましょう」というか。



    で、本件当事者は、剽窃博論の学位で業績を積み、理研に雇用され、俸給を受給し、研究不正に対し研究費を支出させ、ねつ造論文を投稿

    したとされるところ、それを真実とすれば、

    彼女は、受領した俸給や費消した研究費について、自身が得た権利として「期待」していたと思いますが、

    それって、法が保護してやるべきものでしょうか。



    それどころか、もし仮に「なんちゃって学位も、研究不正も、ねつ造論文も、ばれなければいいんだから、貰える金を貰っとこう」

    と考えたとすれば、一旦彼女が受領した財産といえ、抽象的には理研から返還請求等の追及が留保されているわけですから、

    財産権が確定した、とも言い難いわけです。

    不正で獲得した対価とは、抽象的には請求に応じる債務といえるでしょうから(私見)。

    そのような、見せかけに過ぎない財産(受領した俸給等)に対する期待について、到底、保護の必要性など感じないですね。

    少なくとも、私は。

    だから、最高裁も示す通り、「公益性」とのバランスで、事後の立法を遡及適用しても、OKなんじゃ?と考える次第。


    繰り返すけど、あくまで「罰」ではない、価値的にニュートラルな「請求権」の話です。

  4. 【3729885】 投稿者: ゆーぞー  (ID:h/vjiXcwdig) 投稿日時:2015年 05月 05日 09:09

    有閑横車さん

    端的なご指摘有り難うございました。
    また、スレッドを止めてしまったかと気になっておりましたので、大変うれしく。

    私が書いたことは「百万回馬鹿と言われることに匹敵」すると言われましたのに、連休中ということもあるのでしょうけれども、どなたもご指摘くださいませんでしたので、そのことをくよくよしておりましたら、主人が「負けそうになると、専門家に質問しちゃうようなやつなんだろ?みんな、嫌だろ。」と。ですから、この数日間、有閑横車さんが小保方さんにご指摘されていること、かなり考えさせられました。


    随分長く小保方さんのことを考えてきてしまいました。そのせいでしょうか、彼女が身内のような錯覚を持つようになったと思います。感情が先走ります。ですから、しばらくこのスレッドには近寄らないようにしようと決めました。とても勉強になるスレッドですので残念ですけれど。奥入瀬さん、またどこかでお会いできたら、うれしいです。

  5. 【3729890】 投稿者: 有閑横車  (ID:ErfUxgCc7XY) 投稿日時:2015年 05月 05日 09:17

    >ゆーぞーさん

    それと、「法治国家」について。

    この言葉は、帝国憲法下にマッチした、講学上の概念です。

    現行憲法下では、「法の支配」というべきです。

    実にこれも、よくある誤解なんですね。

    マスメディアも、ひどいもんだ。

    他方、政府は、さすがに「法の支配」ということが多いですね。

    もっとも、昔の学者があれこれやって「法治国家」ないし「(実質的)法治主義」と「法の支配」とは、現代では限りなく近い意味だけど。

    それでも両者は、講学上別の概念ですから、しかも他ならぬエデュで使う以上、峻別すべきと思い指摘させていただきました。

    悪しからず。

  6. 【3729895】 投稿者: 有閑横車  (ID:ErfUxgCc7XY) 投稿日時:2015年 05月 05日 09:21

    >ゆーぞーさん


    ご意見のおかげで、私なりに、深まった点もあるのですから、どうぞ、お気になさらずに。

    またどこかで。

  7. 【3729900】 投稿者: ふう  (ID:IWYn8/Rs8Uo) 投稿日時:2015年 05月 05日 09:32

    冷静にかんがえると さん
    自由 さん


    お返事をいただき、ありがとうございました。


    奥入瀬 さん

    何度も申し上げますが、小保方さんを罰したいという心情は理解できます。
    再発防止に必要ではないと思いますが。


    ゆーぞー さん

    少年を抱きしめた女性の気持ちに思いをめぐらせてみました。
    善悪の区別のつかない少年に憐れみを感じつつ、自分への思いを受け止めるという行為だったのでしょう。

    盗まれた側の罵声(批判)を少年と一緒に受け、少年を責めることなく、善導しようとする決意の表れであると感じます。
    小保方さんの周りにもこういった大人がいればよかったなと思います。

  8. 【3729985】 投稿者: 奥入瀬  (ID:nLcUCicltFk) 投稿日時:2015年 05月 05日 11:13

    ゆーぞーさん、百万回馬鹿なんて誰も言ってないのでないかなあ?3日くらい温泉にでも旅してまた帰って来てね♪有閑横車さんと言う若くて頭の良い方が来てくださって良かった事だし。捏造さんやまだわからないさんや、納得できる正しいご意見が続くと嬉しくなるし、勉強にもなりますね。長年周りの研究者の人事を見てきて、あんなのよりずっと業績ある人が公募で来てるのになぜなんだ?って激しく疑問が多々あったから、この際、情実人事が世の中から消えるきっかけになって欲しいなと思います。研究の世界に限って、です。

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