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【1552788】固定観念にとらわれない 《検査問題》

投稿者: ジェネ   (ID:AB6ukZOfq0E) 投稿日時:2009年 12月 23日 06:58

 推薦でも一般でも、毎年少しずつ問題にヒネリが入ります。
 入学者選抜では問題の傾向が固定化すると、かならず「対策」をする人が出ます。
 学校が求めている基本的な考え方で対策されればまだ良いのですが、
 視野の狭い「ヤマカケ対策」で合格されると、本来の入学者選抜の意味が薄れます。
 そこでヤマカケは通用しないヒネリ(というか別の視点からの出題)がでます。
 
 東附は適性検査のモデルを自負する学校です。
 答があるかないかわからないような問題でもなく、
 早熟な小賢しさを試すような奇問でもなく、
 それでいて小学生なら持っておいて欲しいと思う総合力を問うてきます。
 
 先生方が検査問題の作成を非常に楽しみにしておられる様子が、
 毎年の問題を眺めていてひしひしと伝わってきます。
 それはこの学校を目指すと決めた子どもたちと「検査問題」で向かい合うという
 最初の接近遭遇を大事にしていることの現れでしょう。

 暗記力だけでもなければ、表現力だけでもない、本当に基礎から考えることを課題とする学校では、
 どこでも先生方が生き生きとされています。
 半予備校ではなく、本当の「教育」ができる場は、今のご時世、多くはないようです。

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  1. 【1612387】 投稿者: hatikva  (ID:AArZYc866X2) 投稿日時:2010年 02月 11日 07:31

     赤本を見ていると、根っこを基本において、妙な方向にいかないように気をつけて広がりを持たせている雰囲気ですね。基本問題は広がりを持たせないと点数の差が出ないでしょうから、その辺りが出題者の腕の見せどころなのでしょう。

    [妙な方向]
     最近、いわゆる一般的な問題の出題に振れている進学重視の中学校や公立一貫校では入試問題がネタ切れ続出で、高等学問のとっかかり部分を小学生にむりくり考えさせているような問題が本当に多いです。「考える問題」とは口先で言ってますが、結局は本当のところ(基本)を理解しないで受験(検)対策に追い回されてるお子さんが多いのではないかな、と懸念してました。

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