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【6814276】自由な校風について

投稿者: たけ   (ID:9tghLmXB6VM) 投稿日時:2022年 06月 13日 16:32

先日の学校説明会に参加させて頂きました。
以前から魅力に感じていた教育方針や教育内容などを伺い、益々その気持ちが高まっているところです。
生徒さんたちが主体となり様々なことをすすめていくことも素晴らしいと感じました。

ただ、校則(決まり事)が少なく、生徒の自主性に任されている点が多いことは、良い方にも悪い方にも向かう可能性があることが気になっています。
特に、生徒さんのお話を伺うなかで、『帰り道にどこに寄っても自由』というお話がありました。
中学生から帰り道に食事をしたり遊びに出かけたり、とのこと。
新宿という立地もあり、中学生にはそれはさすがに心配では、、と感じています。
もちろん全員がそうではないことはわかっていますが、そのような生徒さんは多いのでしょうか?

またもう1つ伺いたいのが、スマホの使用状況です。
クラスラインや仲良しグループのラインがひっきりなしに動いている状況、というのは見受けられますでしょうか?
課題も少なめとのお話もありましたので、先程の寄り道の件と同様に放課後は割と自由な時間が多いのかなと想像しています。

いらっしゃる生徒さん方がしっかりしているからこそ成り立つ校風なのだとは思いますが、以上の点について教えて頂けますと、大変ありがたいです。
よろしくお願い致します。

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  1. 【6814420】 投稿者: 梅雨  (ID:bT3UsB5plEY) 投稿日時:2022年 06月 13日 18:37

    わたくしも入学するまで、小学生の親として、たけさんと同様な不安を感じていた時期があります。入学してみて、中学生の親になって、実際のところは、こんな感じです。

    近年、中受で一定の偏差値帯以上は、子供の自主性を育み、自己決定能力やメタ認知能力を高める狙いで学校運営を行う中高一貫校が東大附属に限らず主流になってきています。

    我が家の子供と、その仲良くしているお子さん達(前期課程/中学生)は、基本的には寄り道せずに帰ってきます。買い食いも特にありませんね。バスや電車でのおしゃべりを楽しんでいるので、特に消費や娯楽には通学途中では目は行っていないようです。

    スマホに関しては9割の子が所有していて、クラスLINEグループもあれば、学年LINEグループ、部活動LINEグループ、仲良しLINEグループ、小学校ズッ友LINEグループ、塾友LINEグループに入っています。これはどこの中高でも似たような感じかと思います。今の子供達は、スマホネイティブなので、親世代が思っているよりは、LINEグループの会話に対して、結構スルー力が高い印象ですよ。なので、そんなにスマホを持ってるが故に学業に支障が出ているということはありません。東大附属は学校側から「テスト前の一定期間のスマホ使用を控えること」や「スマホは親の所有物を子供に貸借している」と、子供向けにも親向けにも指導をしています。周囲を見ていても、使用時間に制限を与えている家が多いので、友達の反応に振り回されておかしくなってるという感じも無いですね。勿論、受験を終えてスマホを買い与えた当初は不安もありましたけど、子供を信じる、子供は親が思ってる以上にちゃんと考えて行動できていると思います。

    放課後は、週一回の委員会と部活動が忙しくて、17:30過ぎまで学校にいることが多く、暇ということはありませんね。兼部も盛んですし、習い事に行っているお子さんも多いので、忙しい子が多い印象です。また行事もフェスのように、みんな準備から必死で関わるので、思った以上に家にいる時間は一年生から少ないです。

    入学してみて思うのは、超高倍率の試験を突破して入ってきただけあって、みんなしっかりしていて落ち着いている子が多いということです。年々、首都模試の偏差値も上昇しているので、自分の軸をしっかりと持った真面目な子が多いと思います。よって、自由だからなんでも良いという感覚の子供も家庭もいないので、そんなに心配することは無いですよ。

    東大附属の特色あるプログラムをわざわざ選択して入学する家庭が多いので、保護者の雰囲気も予想以上に良く、学習観をしっかり持っている保護者が大事に育てて来た子供が揃っているなと思いました。12歳13歳14歳と、うまく自主性の本質をなぞりながら学校生活を工夫して順応し中庸できてると思います。思考力が日々鍛えられている学校の環境なので、子供達も地に足つけて自分でより良い在り方を考えているのでしょう。

    管理型が良いと思っている家庭や学校の環境は、子供の主体性の芽を摘んでしまいますね。

  2. 【6815364】 投稿者: 自由は不自由  (ID:dNC7xLRgeYg) 投稿日時:2022年 06月 14日 13:03

    > 管理型が良いと思っている家庭や学校の環境は、子供の主体性の芽を摘んでしまいますね。

    放任?自由?型、管理型、それぞれによいところがあると思います。
    何が良いかはご家庭の教育観やお子様の性格にも依りますし。
    東大附属さんはもっと多様性を受け入れる雰囲気かと思っていました。

  3. 【6815512】 投稿者: たけ  (ID:9tghLmXB6VM) 投稿日時:2022年 06月 14日 14:56

    梅雨様

    私の疑問、心配を汲み取って下さっているかのように丁寧なお返事を頂き、大変ありがたいです。

    『自由だからなんでも良いという感覚の子供も家庭もいない』『学習観をしっかり持っている保護者が大事に育てて来た子供が揃っている』という梅雨様のご感覚が、東大附属の生徒さんたちの良さなのだろうと感じました。

    何でもやっていいよ、と言われたときに道を外れず、責任を持って行動がとれるのは、子供自身はもちろんですが、家庭のしっかりした考えによるところが大きいのだと思います。
    家庭での育ち方と学校での主体性への学びが相乗効果といいますか、良いサイクルで高めあっているのでしょうね。

    それだけ考えのしっかりされたお子様が多い、ということは自分と他人の違いを認め合える雰囲気も醸成されていると想像しましたが、いかがでしょうか?
    中学生というと何かと人と違うことをするのを恐れる時期ですよね。
    帰り道然りスマホ然り、梅雨様が仰るように自分の行動を自分で決めることができるのはそのような雰囲気があるからなのでは、と感じました。

    なかなか学校に足を運べる機会がない中で、在校生の保護者の方から詳しくお話しを伺える機会は大変ありがたく思います。

  4. 【6815778】 投稿者: あじさい  (ID:HBA7ujI/3JQ) 投稿日時:2022年 06月 14日 18:22

    私も入学前は、どのように自由なのか不安でしたが、皆さん本当にしっかりされていて、毎日楽しく通学させて頂いています。
    寄り道ですが、午前授業の日は帰宅すると14時前になるので、お友達とお昼を食べて帰ってきたりはします。
    たまにお楽しみで寄ることはありますが、放課後いつも遊んで帰ってくることはないです。

    ほぼ毎日、部活があり、帰宅すると19時過ぎ。それから急いで課題と塾の宿題をして、22時に寝る。という生活です。
    とにかく毎日、忙しくしています。

    東大附属は、スマホだけは厳しく、親にも子供にも指導して下さいます。
    ですので、うちもかなり制限をかけて使わせているのですが、その範囲の中でうまく使っています。
    学年LINEやクラスLINEなどがありますが、それらに自ら入らない子もいるそうです。だからといって、仲間はずれにされるわけでもなく、そういう考えなんだ。と、認めあってうまくやっているようです。

    小学校の時は、周りの目を気にして、浮かないように…と持ち物や服装など、かなり気を使っていたのですが、、
    クラスの男の子がお姉ちゃんのおさがりのプリンセスの色鉛筆を平然と使ってる様子を見て、逆にかっこいいと思ったようです。それから、外見なんかどうでもいい。中身が大事なんだと思えるようになりました。

    本当に素敵な仲間に恵まれて、素晴らしい学校生活を送らせて頂いています。

  5. 【6816050】 投稿者: 梅雨  (ID:bT3UsB5plEY) 投稿日時:2022年 06月 14日 21:54

    たけさん こんばんは。そうですね。

    なかなか在校生の保護者と繋がる機会はありませんよね。東大附属は特にひと学年の人数も少ない小規模校ですし、都内各地及び、千葉埼玉神奈川栃木と首都圏全域からの入学者も多く、同じ小学校出身者を探すのも難しいかもしれませんね。

    また、私立と違って、広報を国立は行わないので(ことに、東大附属は2020年度まで受験の情報開示は一切行わなかった経緯もあって

  6. 【6816110】 投稿者: 梅雨  (ID:bT3UsB5plEY) 投稿日時:2022年 06月 14日 22:32

    たけさん、途中で文章が切れて送信されてしまったようです。つづき
    ーーーーーーーー
    情報が少ないと何かしら不安が纏い、決定打が打てないですよね。

    さて、本題のお尋ねの件。「他者理解や多様性理解」の風土は、シチズンシップの研究土台がしっかりしている東京大学の知見と論理に裏打ちされた学習環境デザインのもとでの東大附属のプログラムならではで、東大附属の子供達には日常的に他者理解と多様性理解が浸透し、人格の一部になっていると思います。

    要因としては二つ。
    一つ目は、素養。大学受験に向けた最適化の知識詰め込み型の学びではなく、自分で問題発見解決する教育への転換に敏感な家庭が集まっているだけあって、主体的対話的な事を良しとする価値観が強く、東京大学学校教育高度検証センターが「東大附属は探究的市民の素養を持った家庭が集まっている」と発表レポが全てを物語っています。

    二つ目は、環境。教科学習と総合学習の双方で日常的にグループデイスカッションを一年生から行う環境です。行事や授業ごとの協働と共創で、男女ともに相手と自分の価値観に気づいて、違いを尊重し合う習慣が螺旋階段をぐるぐる昇るように熟達する毎日です。

    アサーティブな中学生がこんなに揃っている教室は、東大附属ならではで、他者を知り多様性理解が促進しているということは、とどのつまりは自己理解が進んでいる子が多いということですね。

  7. 【6816948】 投稿者: たけ  (ID:9tghLmXB6VM) 投稿日時:2022年 06月 15日 16:16

    あじさい様

    生徒さん方の様子がよくわかる丁寧なお返事、ありがとうございます!

    帰り道も午前授業の後のお昼、というようなことが多いのですね。夕暮れ時の寄り道は心配ですが、それであれば安心ですね。

    スマホに関して厳しいことは外部からは全くわかりませんので、とてもありがたい情報です。
    学校側の姿勢によっても使い方が変わってくるように思いますし、これまで伺ったコメントからも東大附属にいらっしゃるご家庭はそれに呼応してきちんとしたマナーをお子さんに教えているのでしょうね。

    中学生くらいの年代で、自分は自分、とそんな空間を作れることは本当に素敵です!

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