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【2065148】中等6年生の生活について

投稿者: 10期入学隊   (ID:as3uT/WJ/Q6) 投稿日時:2011年 03月 20日 15:18

桐蔭学園

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3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
こんな時期に不謹慎かもしれませんが、中等6年時の生活についてお尋ねいたします。

1.中等6年時の授業内容について
・6年時の学習は具体的にどうなりますか? 新しいテキスト使用、予備校活用の有無など
 できるだけ具体的に教えていただけないでしょうか? 
・学習内容(苦手克服・国公立医学部など学校別対策)はどの程度きめ細かいですか?
・学校へは毎日登校するのでしょうか?

2.進学棟について
・6年時は、男子部・女子部3年生と一緒に進学棟に移るようですが、クラス編成も
 一緒になるのでしょうか?
・仮に一緒になった場合の、メリット・デメリットについて教えていただけますか?
・他の校舎と進学棟の違いはありますか?

3.進学実績について
・東大や国立医学部へ進学される方のうち、内進生の割合はどうですか?
 またLRのどこまでが射程距離内でしょうか?
 (正直、桐蔭中等の内進生はすこぶる優秀な生徒さんが多いと思います)
・学校での課題も多く面倒見がよい割には、浪人比率が高い理由は何故でしょうか?
・進路指導はどの時期からどのような感じで行なわれるのでしょうか?
・中高一貫校として6学年全体で一緒に活動する行事・イベントはありますか?
 (今のところ皆無と思われますので一貫教育校としての位置付け・
  意味合いが薄い気がしています)
・着実に進学実績を伸ばしていると思うのですが、上位層とそれ以外の差が
 どの程度あるのかが気になります。
 一般的に上位2割で合格実績を稼いでいると考えられますから、
 上位40名くらいでどのくらい実績を残しているのか、
 また3割(60位)ではどうかがとても気になります。

・まだ低学年ということもあり、学校には直接聞きにくいものですから、
 もし少しでもご存知の方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。

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  1. 【2075911】 投稿者: 中等ももう10期生まで揃ったんですね。  (ID:0klLZb2tdVY) 投稿日時:2011年 03月 28日 21:26

    是非頑張ってほしいので、長くなりますが多少厳しいことも、書きます。

    1.中等6年時の授業内容について
    ・6年時は、センター試験を含めひたすら入試問題の演習を行います。
    下位レベルの学生でなければ、新しい単元を学習することはありません。

    ・学習内容は、東大(理)東工大国立医学部・東大(文)一橋・その他の国立大(文・理)・私立大(文・理)に分けての授業編成を行いました。本人の志望にもよりますが、成績が良くないと上位のクラスにいても授業にはついていけません。下位クラスでは授業の質は落ちますが。

    ・センター試験前後では変則的な特別授業が組まれます。高校3年の12月までは平常登校です。

    2.進学棟について
    ・ホームルームはこれまで通り中等のクラスで行われますが、レッスンルームの授業は女子部・理数科・普通科の学生と合同になります。下位クラスになればなるほど中等生は少ない傾向になりますが、上位クラスにも普通科の学生はいます。はっきり言って受験期になると中等も理数科も普通科も区別はありません。全員でガ[削除しました]勝負になるので、それまでにはしっかり学力をつけることが重要です。

    ・進学棟に移ると、中等だからと言って全員が優秀ではない、ということに皆が気づき始めます。学園の中である意味ベールに包まれていた中等の実態が他コースの学生に明らかになるわけです。(良い意味でも、悪い意味でも)

    ・中等に在籍しているだけで安心していると、高3になって恥をかきます。
    ただ、受験1年前に力不足に気づいても手遅れです。遅くとも高2の学年末までには磐石な学力をつけるようにしてください。

    ・進学棟に移ってようやく女子との合同授業になるので、男子学生の誘惑材料が増えます。
    5年間男子校の中で過ごしてきた学生にとって、ある意味これは脅威です。
    女子との出会いは大学に入ればいくらでもあるので、よほど器用な学生でない限り、受験期は学業を優先するようにしてください。

    3.進学実績について
    ・いずれ、大学への進学実績について学園側から詳細な資料が配布されるはずです。その資料を参考にしてください。

    ・中等は東大至上主義で、東大以外には目がない学生が少なからずいます。
    浪人してでも東大に行こうとする学生が多いため、必然的に浪人比率が高くなります。
    ただ、東大は浪人してでも行く価値があります。社会の常識です。入るのはそう甘くありませんが。

    ・一流大学に行きたいのであれば、前期課程の間は、ひたすら力をつけることに注力してください。そして、進路指導が必要ないくらい高学力をつけることが大切です。本当に学力のある学生であれば、どんな大学だって行けます。
    予備校などでも進路指導を行っていますが、進路指導とは「予備校・学校が自分たちの実績を作るために行う」と考えてください。実力のある学生には東大を勧めることがあるでしょうが、そうでない学生にはそれなりの大学しか勧めません。すべては本人の学力しだいなのです。

    ・6学年全体で一緒に活動する行事・イベントはあまりありません。
    小学校で、1年から6年が一緒に活動するイベントがないのと同じです。
    むしろ、6年間同じ仲間と過ごせることの素晴らしさに目を向けてください。

    ・上位層とそれ以外の差、とはいうもののすべては個人の取り組みしだいです。
    上位は東大一橋東工大・国立医学部へ進学します。中位は早慶・マーチ・その他国立へ行く場合が多いです。下位は高3に上がる段階で薄々浪人を覚悟していたのではないでしょうか。
    上位層や中位層が薄くなるのか、厚くなるのか、これはその年の学年にもよります。上位に入っていても結果に納得いかずに浪人することもよくあります。
    実際に本番を迎えてみないとわからないのが受験の怖いところです。

    ・定期考査は授業で扱った内容が出題されるので、できて当たり前です。
    実力テストは、各学年でエース級の先生方が腕をふるって問題を作っているはずです。
    実力テストの問題の質がどれだけ高いか、これが桐蔭の生命線であると言えます。
    実テで好成績を収めていれば、その学生は本当に「デキる」学生なのでしょう。
    定期考査は毎回サボっていて成績はよくないけど、実力テストでは好成績の人がいました。そういう人は本当に良い大学に行きます。

    ・桐蔭の認知度は全国区です。本当の意味でのスケールメリットは、卒業後にわかります。
    卒業生を多く輩出しているので、社会には桐蔭出身で最前線で活躍している人がいっぱいいます。出身大学はもちろん、出身高校の名前も就職では聞かれます。そのような時、中途半端な私立校よりも桐蔭の名前が受けがいいのは想像に難しくないと思います。
    せっかく桐蔭に入ったんだったら上位を目指してください。そして東大を含め国立大学を目指してください。

  2. 【2082342】 投稿者: 10期入学隊  (ID:as3uT/WJ/Q6) 投稿日時:2011年 04月 03日 10:57

    中等ももう10期生まで揃ったんですね。さま

    ご回答ありとうございます。
    有益な情報でとても参考になりました。
    感謝申し上げます。

    6年時は男子部、女子部、中等の合同レッスンルームであること、
    この時期に女子との合同授業は、「免疫」がないだけにかなりの脅威ですね!
    デメリット以外には見当たらない気もいたしますが…

    進路別編成についてもう少しお伺いしてもよろしいでしょうか。

    1.進路別編成の時期はいつごろから始まりますか?
     (5年時までの中等でのレッスンルームに特徴・変化はありますか)
    2.本人の志望の反映度はどの程度ですか?
     (浪人覚悟でも国立医学部を志望する場合、中位レベルで東大志望の場合
      などはどうでしょう)
    3.部活動への参加状況との関係はありますか?

    桐蔭学園は、中等にかかわらず、
    環境やシステムが整っているということを現時点でも実感できますので、
    これから学年が上がり、本人がますます成長していく過程をみることをとても楽しみにしております。

  3. 【2120876】 投稿者:   ↑  (ID:EUE0VWI.676) 投稿日時:2011年 05月 08日 04:25

    こんな生活を6年間もやってれば、大学に進学しでも?ヨレヨレだよ!

    うちの息子は、別な私立でしたが高校3年生まで運動部中心の生活で

    7月末まで試合に出ていました。

    半年間 10時間/日の勉強で早慶&国立T大へ合格しました。

    同じクラブの仲間では国立医大へ進学した子も居りました。

  4. 【2228806】 投稿者: 中等ももう10期生まで揃ったんですね。  (ID:Pe/Q.cSVUrM) 投稿日時:2011年 08月 07日 02:57

    1.進路別編成の時期はいつごろから始まりますか?
     (5年時までの中等でのレッスンルームに特徴・変化はありますか)

    →中等後期課程に入ってから理系・文系のレッスンルームに分かれるはずです。
    ただ、志望校別のきめ細かいレッスンルームへは、高校3年になってから分かれます。

    中等200名弱の人数では、レッスンルームを細かく設定できません。
    桐蔭広しといえども教室数は限られています。授業は1クラス40名が大前提なので、
    中等・理数科・普通科・女子部が合同で授業を行う、母数が大きくなる高校3年になってようやく、「きめ細かい」レッスンルームを編成することができるのです。

    (高3生全体で少なくとも1000名いますよね。なので、少なくとも40名×25クラスできるわけです。25クラスのうち、文理別・国立私立別・Aゾーン・Bゾーン・Cゾーンにフィルタリングしたレッスンルームを編成するわけです)


    2.本人の志望の反映度はどの程度ですか?
    (浪人覚悟でも国立医学部を志望する場合、中位レベルで東大志望の場合などはどうでしょう)

    →原則として本人の志望が尊重されますが、前述したとおり、教室数の事情もあります。
    場合によっては不本意なクラスに配属される場合もあるかもしれませんが、中途半端な成績をとらないようにする事がベストです。

    浪人したからといって東大に受かる保障はありません。
    現役時代、「あと1点で東大に受かったのに…」という人は浪人する価値はあるでしょうが、もともと出来が悪い人が1年浪人したところで東大に受かるほど簡単ではないようです。
    大学に入ると、2年以上浪人している人は学生の中で目立ちます。
    社会人になっても、浪人している人は同期の中で年齢だけは他の人より上になるわけで、何かと不都合だったりします。
    人生長い目で見て、浪人はおすすめできません。

    国立医学部は難関なので、医学生の中で浪人生の占める割合は大きいようです。
    ただ、国立医学部は入ってからも大変です。試験結果が悪かったらすぐ留年になりますし、試験自体も他学部に比べてかなりハードルが高いです。

    浪人して苦労して入ったのに、結局大学に入って留年を繰り返して医者の道をあきらめ、途中退学して民間企業にやっとこさっとこ就職した、という人も中にはいるようです。
    中途半端な成績で医学部に入っても、あとが大変だそうです。


    3.部活動への参加状況との関係はありますか?

    →大学受験で、ご子息がAO入試や推薦入試を受ける予定があれば、部活動で優秀な成績を残すことは大事だと思います。
    しかし、学園が中等生に期待しているのはあくまでも「優秀な学力」であり、部活動への参加状況がレッスンルーム配属に加味されることは断じてありません。
    「中等生は一般試験のみで大学へ入学する」というのが学園の方針のはずなので、中等生がAO入試や推薦入試を受験することは学園が認めない可能性があります。


    部活動と受験勉強の兼ね合いについては賛否両論あると思います。

    A:「勉強だけ出来て頭でっかちになるのはよくない」
    B:「いくら部活を頑張っていても、大学に入れなかったら意味がない」
    C:「部活を頑張ったからこそ、最後の追い込みで受験勉強がうまくいく」
    D:「部活で完全燃焼して、受験勉強が手につかなかった」

    …などです。

    人によってどれに該当するかはわかりませんが、
    しっかり部活で実績を残して現役で国立上位校に進学した中等生は少数です。

    部活で全国優勝を果たしながらも東大に進学するような、
    スーパーマンのような人は中学入学時点で他の人よりもずば抜けていると思います。
    そういう人は、桐蔭よりもっと上の世界にいると思います。

    いくら中等生とはいえ、桐蔭に入った時点で、ご子息がスーパーマンであると期待するのは無理があるかもしれません。多少見方は厳しくても、現実的な考え方をしたほうがいいと思います。

    また、高校時代に目立たなかった人が大学に入って開花することはよくあることなので、
    「勉強だけ出来ても…」という心配は意味がない気がします。
    むしろ、高校時代までは、学生のメンタル面は親の教育による部分が大きいと考えます。

    部活をするにせよ、しないにせよ、申し上げておきたいことが1つあります。
    「中高時代に、勉強以外で頑張った出来事を最低1つは作っておくべき」ということです。

    これは部活でなくても、趣味でも、何でもいいです。
    大学受験の先、就職活動において非常に大事になってくることです。

    これ以上書くと長くなりそうなので、需要があれば改めて書こうと思います。

  5. 【2238132】 投稿者: 10期入学隊  (ID:.DitcAwjZ6A) 投稿日時:2011年 08月 17日 11:39

    中等ももう10期生まで揃ったんですね 様

    ご回答ありがとうございます。

    文理のLRは後期から始まるのですね。文系志望者がもっと多ければ進学実績は間違いなくより一層よくなるのでしょうが、学校の特徴ですから、仕方ないですね。

    また、医学部だけではなく法曹界など国家資格を目指し断念する方も確率論的に存在するでしょう。あまりデリケートに考える必要はなさそうですね。

    一番共感させていただいたのは、「中高時代に、勉強以外で頑張った出来事を最低1つは作っておくべき」ということです。一生付き合える友人を作ることと共に最大のテーマだと思いますので、本人への動機づけができるように努めてまります。


    改めて桐蔭中等は本当に良い学校だと思います。
    ありがとうございました。

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