バレエでの将来について。｜掲示板スレッド

バレエが大好きな様子が伝わってきます。

私も子供の頃から高校生までバレエを習っていました。ですから厳しい現実を知っています（笑）

同じ教室でローザンヌに出た人が３、４人いました。一人は準決勝まで進み、一人は予選まで、もう一人は決勝出場、でも賞はいただけませんでした（ものすごく上手だったのに）。でも海外のバレエ団からお誘いがあり現在学んでいるようです。

現実的に考えて、バレエで生き残れる人はほんの一握りです。
例えてみると、バレエを習っている日本国内の同一学年のトップでなくては無理な世界です。これが最低条件かもしれません。

あと体系的に向き不向きもあると思います。骨太はどんなにダイエットしてもやはりきれいには見えない。あと太りやすい人も向きません。過激なダイエットは危険です。

そうですね、厳しいことを申し上げるようですが、コンクールで予選通過レベルであれば学習に力を入れて、バレエ以外の道を考えてあげた方がいいかもしれません。趣味程度にバレエを楽しむ方法もあります。

でも　今は洗足学園大学がバレエを学べるようになりました。舞踊学部っていうのかな？　そういったところに進学する方法もあります。でも経済的にギリギリですと厳しいかな。

これで経済的に全く問題無いのであれば、好きなだけバレエの世界に浸らせてあげたらいいですが、ギリギリでバレエに浸るのは無理というか、バレエでも食べていけない、勉強もしてこなかった、何も残らない状態になりかねません。

同じ教室にいた方でローザンヌ予選まで出た方は高校卒業後バレエを教え始め、その後自分の教室を持ちました（どこかの幼稚園の中と自宅近くのホールのようなところを借りての教室のようです）。

この方は教室内ではひときわ美しく（欧米とのハーフです）、腰の位置の高い方で踊りも上手でしたが、ローザンヌ予選まででしたよ。それぐらいに厳しいです。国内のコンクールでは上位以外の賞はとったことがあると思います。でも上位入賞はなかったと思います。

どうか最善の道を選択できますように。

いろいろな基準がありますが、まずは経済的側面。

お嬢様の続けたいという希望をサポートし続けられる経済力がお有りであれば、それも否定はしません。
大好きなものに出会えたことは財産です。

友人は長女にバレエを本格的に続けさせ、国内の某有名バレエ団を経て、地元に帰り、バレエ教室を開きましたが、生徒時代は月に１００万以上仕送りしていましたよ。トゥシューズを一日で履き潰すって言ってました。
余談ですが、それ以上にお金がかかった時期は団員時代で、公演時にはかなりのチケットを買っていたと思います。チケットをさばく数は次の配役にも影響する、そういう世界です。

友人にはその財力もあり、芸術への理解もありましたから、サポートを続けられたと思います。
スレ主さんにその覚悟があるか、どうかも判断基準になるかと思います。

私は現在バレエ教室で教えをしています。昔、フランスに留学し、小さなカンパニーに入ったことがあります。ヨーロッパの地方のバレエ団はわりとレベルゆるいですが、高い身長（最低でも165cm）が必要です。安いですが給料ももらえます。１ヶ月毎晩同じ演目を踊っていくら、というサラリーマンみたいな生活です。日本のバレエみたいな一晩かぎりではありません。
でも収入は得られるので、チャレンジしてみては？