（大人）モーツアルトは発表会に不向き？｜掲示板スレッド

モーツァルトは、完璧に弾いてようやく聴くにたえる演奏です。
私は恐ろしくて人前では弾けません。

ごまかしが効かないのもありますし、演奏が大変な割に簡単に聞こえてしまうのも悲しいですよね。モーツァルト。

ゼロ様

イ短調ソナタ、大傑作ですよね。全楽章?、一楽章のみでしょうか。
これ、ト短調の弦楽五重奏、シンフォニーと、コンチェルトの20番の二短調と並んでモーツァルトの悲しみは疾走する、の音楽ですね。

うまく弾けるといいです。モーツァルトと言えども一楽章に難所がいくつかありますので、どのように先生に見てもらえるのか。

第二主題でハ長調になって、しばし進むと左手で二声で和音がはじまるところ、聴かせどころですね。あとは左右に出てくるトリル、私はなかなかきれいに弾けませんが、ここきれいに弾けたらカッコいいですね。

展開部もペダル薄く使って、重たくならずに和音と旋律と左手パラパラ弾きながら軽ーく悲しみと強い意志を表現するのは結構難儀ですね。
最後のコーダも交互の左右の下り、見事としかいいようのないモーツァルトの作品です。

ぜひ、発表会で云々の前に、かみしめて、しかしオシャレに、モーツァルトに近づくために練習ください。

個人的には、小中生がはつらつとモーツァルト弾くのも、かつてのカールベームや、バックハウスが80歳過ぎてモーツァルト演奏するのも、内田光子さんのも、再開組や初心者大人組がモーツァルト演奏するのもとても好きです。

私は少々ペダルを使って練習しております。

お返事ありがとうございます。
やはり人前で弾くのは、勇気がいりそうですね。
以前から気にいっている曲なので、仕上がるまで練習は続けていこうと思います。

以前、都内の某大ホールで、プロのピアニストの演奏会に伺った時のことです。

プログラムがモーツァルトとショパンだったのですが、モーツァルトは中学生の発表会レベルのような演奏で大変驚きました。
その後演奏なさったショパンはさすがの演奏で大変素晴らしかったです。

せっかくですが、再開組の大人の発表会ではかなりの冒険になると思います。

日本人はショパン好きの人が多いですね。
モーツァルトは好き嫌いに分かれると思います。

自分が好きならば問題ありませんが、評価が気になるならモーツァルトは難しいように思います。
嫌いだと、いくら上手に演奏しても、所詮は嫌いな曲でしかないので…。

私もモーツァルトソナタを復習しております。

モーツァルトの曲は、音を足すことも引くことも出来ません。一つ音のバランスが崩れてしまうと、最後まで引きずります。

一音一音、音を丸く弾くことを心がけています。
ソプラノ(メロディ)→オーボエ　アルト(分散部分)→クラリネット　テナーとバス→ファゴット
という4重奏をイメージすると良いと思います。

という私も「k330を試験自由曲で演奏したい」と伝えたら、大反対されました。
モーツァルトはショパンより難しいです。

「子供は純真無垢なので、綺麗なモーツァルトが演奏出来る。大人は人生経験が邪魔しているので、上手く演奏出来ない」

この逆が、ベートーベンソナタとショパンです。
ん?！子供に「熱情？」
ん？！子供に「ノクターンしかも嬰ハ短？」