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【3681087】ソナタの先

投稿者: 小6男子の母   (ID:OH8e7.O6oxk) 投稿日時:2015年 03月 02日 10:23

息子に趣味・教養目的でピアノを習わせています。

中受のためソナタの入り口で数か月レッスンをお休みしましたが、先月から再開しました。
はじめの一週間は譜読みに四苦八苦しておりましたが、三週間経ち、
お休み前の状態に戻りつつあります。
ピアノは嫌いではないけれど、それ程好きというわけでもなさそうです。
実際、私の声掛けでようやくピアノの前に座るといった塩梅(習いはじめからずっとそんな感じ)です。
気分の乗らない日は形だけ。上手く引けない個所は繰り返し弾いていたり、
曲の仕上がりの頃には気持ちよさそうに弾いていたりする事もあります。

出来れば、中高生になっても細々と続けていって欲しいと思っています。
しかしこれから本格的な反抗期を迎えるにあたり、男の子はどうなってしまうのかと・・・。

自然に長く続けるコツのようなものはありますでしょうか?

また、反抗期、部活動で多忙な生活を乗り越え、無事に続けられた場合なのですが、
ソナタ終了後はどういった教本へ進むものなのでしょうか?
お教室はソナタ後は好きな本を選ばせるスタイルのようです。

ピアノにお詳しい方、ピアノ以外の習い事においてもお子さんを上手に導かれたお母様、
ご教示いただければと思います。

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  1. 【3683591】 投稿者: 小6娘  (ID:YaxlxAam57Y) 投稿日時:2015年 03月 05日 22:04

    スレ主様

    便乗質問に対し、優しいお言葉をありがとうございます。

    心から愉しめること様

    スレ主様宛の一つ前のレスを納得しながら読ませていただきました。
    娘は中学校で吹奏楽部に入り、ピアノではない楽器をやりたがっています。
    もしピアノを続けられたら良いですが、別にやりたいことができるかもしれません。
    男の子とはまたのめりこみ具合などが少し違うかもしれませんが。

    確かにハノンは練習「曲」ではないですね。指が動くようウォーミングアップのような感じです。
    娘は速い曲が好きで比較的指がまわるのはハノンのおかげかなと思ってます。まあ時々転んでますが。
    特に左手は難しいですね。

    バラード様

    ハノン、ツェルニー、バッハのそれぞれの意味合いがよくわかりました。
    モーツァルトのk545、2年近く前にやりましたが今考えると上手くなかったですね。粒を揃えて弾くのが難しく、今やったらもっと上手く弾けるような気がします。

    アラフォー(株)様

    お嬢様も同じような教本をなさっているのですね。
    インベンションがお好きとのこと、素晴らしいです。
    娘は左手がそれほど速くまわらないですし、譜読みも早い方ではないので先生もバッハは苦戦しそうだとお気づきかもしれませんね。


    皆様、ご意見ありがとうございました。
    バッハもできたらやってほしいですが、この先もピアノを続けることの方が大事ですよね。
    今まで通り先生を信頼しておまかせしたいと思います。

    スレ主様、お互い子供たちが長く音楽に親しんでくれると良いですね。

  2. 【3683648】 投稿者: 素人ピアノ弾き  (ID:.yAfApun34A) 投稿日時:2015年 03月 05日 23:23

    バッハについては、現在の一般的レッスンで、
    ・あまりにも機械的に無味乾燥な演奏が評価されていること、特に古い先生の中に多いです。
    ・インベンション、シンフォニアを練習しはじめる時期が心持ち早すぎること、音楽的な価値を感じないと、辛くなるでしょう。
    という問題を感じています。

    一般に、ツェルニー30番と同時にインベンションをはじめるのが主流でしたが、ちょっと、インベンションのすばらしさを体感するのには早いかな、という感じがします。

    バッハは、その魅力の虜になるくらいでないと、辛いですよ。

    私は、バッハは、実は、鍵盤楽器からはいっていません。
    ある楽器をピアノのほかに多少演奏できるのですが、オーケストラ仲間と、バッハのアンサンブルをやり、一気に虜になりました。高校生のころです。
    それまでは、機械的に弾いていたな、と、今考えても、思います。

    同時に、いろいろなバッハの曲を聴くようになりました。
    その中で、渾身の大作、「ロ短調ミサ」に衝撃を受け、一気に熱が上がりました。

    ピアノでは、厳密な、平均律よりも、舞曲系のほうが好きで、こちらをよく弾いています。

    インベンションーシンフォニアー平均律ーフーガの技法
    というラインと、
    インベンションーシンフォニアーフランス組曲ーイギリス組曲、パルティータ
    というラインと、
    どちらか好きな方でいいですし、往ったり来たりでもいいでしょうね。

    ぜひ、いろいろ聞いて、体験して、バッハを好きになってください。そうすると、自然と、練習に熱がはいり、それなりに弾けるようになります。

    いくつか、ご紹介します。
    ロ短調ミサ
    https://www.youtube.com/watch?v=ZnIDTOR9EkM
    20世紀後半の名手、リヒターの指揮にいよる演奏。

    パルティータ3番
    https://www.youtube.com/watch?v=sqyrEqLUQKU
    バッハの第一人者の一人、シフの演奏。ちょっと癖がありますが、すばらしい演奏です。私の大好きな曲。全部演奏すると、相当に大変です。

    フランス組曲
    https://www.youtube.com/watch?v=0sDleZkIK-w
    こちらも第一人者のペライアの演奏。フランス組曲でしたら、抜粋で弾けば、けっこう早期に取り組めると思います。ペライアの演奏は、端正で、なんともいえない温かさがありますね。

    フーガの技法 コントラプンクトゥス4
    https://www.youtube.com/watch?v=YV_OBk8B0kU
    フーガの技法は、楽譜に楽器指定が無く、演奏することを想定していなかった、などと言われていましたが、鬼才グールドが、すばらしい演奏で、ピアノで演奏できる、魅力的な曲であることを示しました。
    この曲は、究極の単純フーガ(主題がひとつ)で、私の大好きな曲。正直申しまして、無茶苦茶難しいですが、実に魅力的です。

    これらの曲を、すぐに取り組むことをおすすめしているのではありません。
    バッハの世界は、インベンションから、こういう世界につながっていることを感じて練習すると、楽しくなるかな、という意味でご紹介しました。

  3. 【3684190】 投稿者: 小6娘  (ID:YaxlxAam57Y) 投稿日時:2015年 03月 06日 18:32

    素人ピアノ弾き様

    バッハについて、ご意見ありがとうございます。勉強になります。
    時間のある時に聴いてみます。

    確かに以前インベンションをやった時はまだ早すぎたのかもしれませんね。
    私がバッハを聴くのが好きなので、いずれ挑戦してもらいたいですが、娘はどうでしょう…
    親は見守る方が良さそうですね。

    スレ主様、度々失礼致しました。

  4. 【3684624】 投稿者: バラード  (ID:m.Su7i1iZlk) 投稿日時:2015年 03月 07日 10:54

    素人ピアノ弾き様、小6娘様 スレ主様

    少し参加させてください。インベンションですが、メジャーな1番ハ長調もはじめにやるのはよいですが、私は4番のシンプルな、短い二短調くらいからが入門としてよいのではと思います。

    とてもバッハらしく、はじめてやるには何度も練習のしがいがあって、やっと暗譜が出来て人前でもしほんのちょこっと素人向けに弾いたとしても、リトルピアニストのはじまりデビュー的に聴かせられます。

    あとは、8番のツェルニーみたいにとか。
    7番はフーガの勉強になります。比較的練習で弾けるようになる曲。
    同じくフーガの勉強で9番は難しいですが、勉強になります。

    平均律は、ベートーベン、ショパン、リストがそれぞれ10歳前後の頃、師に与えられて勉強した、研究した、弾いたというの読んで、なるほどクラシック音楽の原点なのかということがわかります。当然シューマンもブラームスも同じくですね。
    そこで私も、年いってから興味がわいて勉強してみました。(少ししか弾けませんが)

    モーツァルトは、バッハの息子のほうと交流のがあって結構当時の最新のギャランティな曲つくりをしていたようですが、晩年平均律の楽譜を貴族からもらって、30歳過ぎてから魅力に取り付かれ、弦楽四重奏に編曲したり、シンフォニーも38番プラハあたりからジュピターの最終楽章や、レクイエムのキリエフーガ、アブラハムフーガと、バッハの影響受けて、なおかつものすごい音楽創り上げています。

    平均律一巻のはじめのアベマリア(前奏曲)は、ペダル使って弾きやすく、聴き易く、練習にもなるのですが、このハ長調のたったの2ページのフーガになると、楽譜は簡単なのですが、どうもとてつもなく難しい4声の楽曲。なんとかタテ糸で小節くぎって弾くのは出来ても、ヨコ糸で各声部の旋律浮かび上がらせ別の指が伴奏、フォローするのがなかなか困難。

    2番のハ短調は前奏曲は指の運動になります。こちらのフーガはまだ1番より紐解きやすいです。

    ずーーっと飛んで、1巻の最後のロ短調は、すごい。
    これ、先々、ベートーベンからリストやらロマン派からシェーンベルク、現代音楽まで見通すような曲。

    もっと飛んで、2巻の24曲目のロ短調は、バッハの平均律最後にふさわしい祈りの曲。
    前奏曲は、ほとんど私は祈りのイメージで、フーガは舞曲のイメージで練習してます。
    ただ真ん中声部のフーガ旋律浮かび上がらせるのはなかなか難儀です。

  5. 【3684813】 投稿者: アラフォー(株)  (ID:JhzteAKPHmo) 投稿日時:2015年 03月 07日 15:49

    バラード様、モーツァルトと交流があったのは、ヨハン・クリスチャン・バッハですよね。
    バッハ一族の中で、イギリスへ渡り大成功しました。「イギリスのバッハ」とも呼ばれています。

    時は過ぎて、バッハの子孫は只今日本におります。
    音楽関係ではなく、芸人になっています。サンミュージックプロのタイムボムのニックさんです。(アメリカ人)

    ベートーベン、ショパンもオルガニストなので、練習曲として平均律を学習しています。
    ショパンプレリュードは、平均律が基になっています。

  6. 【3684850】 投稿者: アラフォー(株)  (ID:JhzteAKPHmo) 投稿日時:2015年 03月 07日 16:41

    素人ピアノ弾き様

    素人ピアノ弾き様のレスは、毎回とても参考になります。 
    私がいつも「疑問」に感じる事がありまして、ご意見をいただきたいと思い、レスをしました。

    スレ主様、誠に申し訳ございません。

    素人ピアノ弾き様、私は学生時代に吹奏楽とピアノを両立しておりました。当然、ピアノの練習量が足りず音大進学の道は諦めましたが、合奏を通して得る物が多かった様に感じます。和声、ポリフォニー、そして多様のジャンルを短期間で演奏するので、リズム感も覚えます。管楽器は移調楽器なので、移調奏も身に付きます。
    コンクールでは、クラシック(特に喜劇曲)を選曲します。

    音楽高校、音楽大学に進学するなら、膨大な練習量は不可欠ですが、音楽全体を学ぶのなら、どこか余裕がないというか、可哀想というか。
    演奏技術を磨く時間が多すぎると、ピアノ1つしか見えない。音楽全体を体感する時間と、上手く付き合える方法がないのか。

    私も、ツェルニー60番の必要性はないとは思います。
    ヨーロッパではどの様な練習方法をしているのか、教えていただきたいのです。宜しくお願い致します。

  7. 【3685095】 投稿者: 素人ピアノ弾き  (ID:.yAfApun34A) 投稿日時:2015年 03月 08日 00:20

    アラフォーさま

    幼少期の諸外国の教本などは、私はあまり興味なく、知識もありません。
    日本に次々と新しい教本が紹介されますが、ちょっとどうかと思う先生が信者だったりすると、引いてしまいますし。

    中村菊子さんの本で、初級~上級の諸外国の教本や選曲などまとめた本があります。

    「ピアノレッスン 世界のレッスンとレパートリー」

    次が、エッセンスでしょうか。

    エイチティーティーピー://search.yahoo.co.jp/search;_ylt=A7dPCztyFPtUSCAAQ1nAHfx7?p=%E4%B8%AD%E6%9D%91%E8%8F%8A%E5%AD%90%E3%80%80%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3&search.x=1&fr=top_ga1&tid=top_ga1&ei=UTF-8

    私は、ショパンのエチュードやベートーヴェンの後期ソナタを生徒に弾かせまいとする先生が大嫌いなのですが、中村さんほど過激ではなく、ツェルニーも40番まではそれなりに価値があると思いますし、ブルクミュラーも、きれいだし、子供たちは好きだし、いいんじゃないかと思いますけれどね。ギロックを弾かせる先生が多く、これもきれいな曲がおおいですが、ブルグミュラーすぐれているかどうかはわかりません。

    上級になると、各個人が指の訓練のメソードを持ち、あとは、いかに多くの曲をレパートリーにするかが勝負、という感じになります。
    ピアニスト養成用のマスタークラスなどに出ると、たとえば、ベートーヴェンのソナタの中で弾いていない曲があるとあきれられる、というレベルとのことです。

    そして、前に書きましたように、4期のバランスを取った選曲で進めることは、言うまでもありません。

    =====
    バラードさま
    平均律の話、ありがとうございます。おっしゃる通り、1巻1番のフーガは、平均律の中でも、少なくとも中~難の部類にはいるでしょう。
    1巻24番のフーガは、主題に、12音すべてが含まれます。この20世紀を見通したような音楽は、まさに天才の天才たるゆえんでしょう。
       #しかし、主題倒れ、というか、主題が複雑すぎて、音楽の中身をなかなか充実させられずに苦労したような気がしませんか?

    祈り、であれば、ぜひ1巻22番、あまり演奏されない、5声のフーガを眺めて(効い聴いて)みてください。この曲、なかなか5声に聞こえるように弾けません。

  8. 【3686703】 投稿者: 小6男子の母  (ID:OH8e7.O6oxk) 投稿日時:2015年 03月 10日 00:47

    心から愉しめること様から引き続きのアドバイスをいただいていたものの、
    週末バタバタし&息子にPCを占拠されておりまして、お礼が遅くなり申し訳ありません。
    発表会で感じた粗いような・・・については、小6娘様のお嬢様と似た感じで、
    中途半端に指が速く動くためかもしれません。
    バラード様の指の独立性のお話の箇所を読み腑に落ちました。
    また、皆様の高度な話題にまったくついて行けずお恥ずかしい私ですが、
    これから少しずつ勉強させていただきたいと思います。
    このたびは練習についての提言、中高生の子の親としての姿勢についてご教示くださいまして、
    ありがとうございました。

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