中学受験控え、眠れない｜掲示板スレッド

昭和の田舎でも12歳の夏はいろいろありました。
私の住んでいたところは人間より牛の方が多いような地域で、もちろん中学受験とは無関係です。
女の子特有の揺れがこの時期増幅するような気がします。

私は思春期やせ症にかかり、160㎝近くあるのに体重は20㎏台になりました。
妹は自殺未遂をしました。
小学校の友達は家出しました。

思春期過ぎてからはなぜあのような状態になったのかわからないものです。
あえて言うなら悲劇のヒロイン願望でしょうか。

そのためうちの娘は中学受験をしました。
目標に向かうことでこの時期を乗り越えてくれれば、と。
結局私の願い通り、彼女は元気に6年生を過ごすことができました。

この時期さえ乗り越えてくれれば、彼女たちもこの夏の頑張りを懐かしく振り返ることができたのではないかと思います。
ご家族のご心痛を想像すると胸が苦しいです。

子供のサインに気づいてあげられなかったのだろうか。
中学受験は向き不向きがあり、必ずしも親の希望だけではやるべきではないと思います。
見極めをすることも必要なのではないでしょうか。

痛ましいです。
受験と関係ないうちの子どもも、9月の声を聞くと
特に、夕暮れ時、なんでもなくても涙がでるといっていました。

私自身、９月は精神不安定になります。

昨日も、一昨日も根岸線、京浜東北で人身事故がありましたので、
子どもたちには、９月に死にたくなったら、
そういう時期なんだから、とにかくやりすごせ、と話したところです。

（「開いた窓はやりすごぜ」という台詞が
ホテルニューハンプシャーでありました。）


そんな映画をみたり、小川洋子さんの小説を読んだり、
そんな時間ぐらいは夏休みにあったほうがいいと思います。
１２歳の夏は二度と巡ってこないから、
勉強することも大切だけど、
ぼーっとする時間も大切です。

最近、私は、つくづくへたれな親だな、と思っています。

なにも出来ないけど、
周りの人には、少しでも元気になってもらえるよう、
笑顔で接したいと思います。

なんで突然小川洋子さんの小説が出てくるのだろうか。

受験だけが原因ではないわよ。
気質だと思う。
勉強がうまくいかず、グレるのはありでも、自殺は病気だよ。

受験が引き金になるかどうか、というところは、個々人の気質なんだと思う。

受験がそれほどのストレスになるのか、というところも。（小6と言えどもこの時期から、ストレスとか眠れないとか聞いて、えっ？…と思った中受生のご家庭も少なくないはず。）

あと、学校の友達に、ちょっとカッコつけて「夏休みも勉強ばっかでタイヘンだったよ〜。寝る時間も充分になくて、ほんと、しんどいんだよね〜。」的な話をするのも、有りがちな心理。

なので、ちょっと短絡的な報道かな、というのが正直な感想です。

「中受が大変」と聞いて「大変だな」と思い、記者に取材されて答えちゃったという
ことは、受験しない子のコメントかなと思いました。

受験がいやだったら、もっと違う形で反発が出てくるような
気もします。
公立中が荒れていると言われてる地域なので、すべて落ちたら公立という
意味では追いつめられるかもしれませんが……。

同じ学年でしかも同じ区の子（学校も学区も違います）の話なので
子どもにはこのニュースは見せないようにしました。

しかし、友達と一緒に自殺なんて。
ご両親の心中を思うと辛いです。