私は親に殺された（東大卒女性医師の告白）｜掲示板スレッド

親が権限を持ちすぎることによる悲劇ですよね。

アマゾンのレビューにまでご本人が登場して…読者が自由に本を読めばよいのに、
自分の本の「親」になってしまっているから、それが出来ない。
でしゃばって出て来てしまう。
「どう解釈してもよいのよ」「心にひっかかったところが一か所でもあればいいのよ」「本の装丁だけ好きでもいいのよ」
とご自分の著書の対して思えたら楽なのに…。
こんなところにも親御さんの影響が出てしまうのが痛々しいです。

親なんて、おかしいな?と思ったときに「おや?」と思えたらそれで合格ではないのかな。
「おや、どうしたんだい、そのアザは…。」「なんでもないよ」「なんでもないことないでしょ。ちょっとおいで。」
優しく抱っこしてさするのが、親しか出来ない最大の仕事。

もちろん私もそういう親に恵まれなかったので、この本を読みました。
自分がされなかったことは、人にすると何故か救われます。親には何も期待しません。もうこの世にはいないし。

日本一醜い親への手紙
読んでみてくださいな。

親の責任と考えることができるだけ、まだ救われている。
自分に責任があると思い悩むと、自己否定からさらに重篤な精神障害になったり、下手をすると命を絶ちかねないから。

三つ子の魂百までというが、最近の赤ちゃんは大切にされ過ぎているかも知れない。オムツは快適、肌着も上等、ミルクも栄養も不足はない。部屋はエアコンが付いている。立って歩くようになれば爺婆が甘やかし、オモチャは与えるし大人が口にする様な高級食品も与える。何一つ不自由なく育てばストレスへの抵抗力のない自我が形成されても不思議じゃない。

この女医さんは自分の存在証明が学年で一番とったり、模試に名前を載せることだったそうだ。母親の心を斟酌していつも母の想いを叶えるように行動したとのこと。


親の劣等感を払しょくするために子供に期待をかけるというのはよくあるんだろうが、なまじそれに応えるだけの能力を子供が持ってしまった悲劇かな。

親が鞭打ち、尻を叩いても東大になんてなかなか入れない。東大理三合格を人生の目的として生きてきた人は「大学入ってから本当は何をやりたいか分からなくなった」という人が結構いるのかもね。

子供が精神病を発症し周りを巻き込みさんざん迷惑をかけ・・・・あげくにこんな本書かれて糾弾されたんじゃ親も立場がないですね。

ちなみにこの人東京学芸大学付属高校卒、５７歳だそうだ。

そのひと、単にわがままなだけじゃない？

理Ⅲに入れば好きなことが出来たはず。
進振りで　好きな学部に変更もできただろうし、
いろんな勉強をしてきたのだろうから、たくさん選択肢あったんじゃないかな？

で、なんで50過ぎで　親のせい、なんて言えるんだろう？
若いうちにおかしい、って気がついていたはずだよね。
結局、自分に勇気がなかった、勉強以外に進める道がなかっただけじゃない？

親御さんは可哀想だけれど、人のせいにでもにしなければ立っていられない、生きていられないのでしょう。
親は分かった上で受け止めてあげるしかないでしょうね。

それも覚悟の上でしょう。
そのように育ててしまったのだから。