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【4219995】算数抜き入試の進学校は成立するか?

投稿者: あおいとり   (ID:1He7D2g8uno) 投稿日時:2016年 08月 21日 02:44

いわゆる「受験算数」は事実上何らかの形で「やり方」を指導されないと対応が難しいこと、中学以降のカリキュラムと連続性のない領域があることからしばしばその存在意義が疑問視されてきました。
しかし、中学受験では総じてこの教科が相当高い配点を与えられていることが多いです。
そこで思うのですが、こうした「中学受験の主流」に対するカウンター的なコンセプトとして、入試でいわゆる受験算数を課さずに麻布とか開成くらいの進学実績をたたき出す一貫校が現れたら面白いと思いませんか?

私自身も「受験算数劣等生」だったけれども、それでも大学段階では特に引け目を感じないようなところに進学しているので、そういう系統の生徒が相当数集まればやってできないことはないはずだと思うのですが。

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  1. 【4265719】 投稿者: 元ROM  (ID:Ak7O7weLzDk) 投稿日時:2016年 09月 29日 11:24

    ご無沙汰してます。
    エデュはやっぱり教育の板ですね。
    皆さん一般論と個人の意見がメインになってます。

    議論をするには共通の定義、前提が必要と思いますが、そもそも良い経営、良い企業って何ですか?
    規模?売上?利益?利益率?投資効率?成長力?ブランド力?CS?ES?技術力?

    ちなみに日本企業が世界に誇れる点は今でも多々あります。
    分りやすい例は永続性。興味ある人は100年企業で調べてみて下さい。
    続けることができるのは経営が優れてる証拠。

    ビジョンとかコアコンピタンスとかクレドとかいう言葉は私も普段使ってますが、未だに日本人は欧米をカッコいいと思っちゃうんですよね。
    日本にも社訓とか社是とか同じ役割のものが昔からあります。
    松下さんや稲盛さんといった過去の経営者の言われていることは今でもとても参考になります。

  2. 【4265786】 投稿者: 経営者と技術者  (ID:3KlQ7xB4R4w) 投稿日時:2016年 09月 29日 12:22

    欧米式が格好良いとも素晴らしいとも思いませんが、彼らの方がビジネスに正直だとは思います。
    日本企業が世界をリードしていくのか、世界の中で役割を果たしていくのか。
    これはビジョンです。

  3. 【4266054】 投稿者: 需要はある  (ID:Bvx22zgotrI) 投稿日時:2016年 09月 29日 16:44

    「欧米では」という言い方を揶揄する語として「出羽守(でわのかみ)」というのがありました。
    ご参考までに。
    「では」哲学が…という書き込みは前にもありましたが、大学の歴史を知らない人なのでしょう。
    最小限「自由七科」の内容くらい確認してください。
    プラトン以来のものですが、基礎としてとらえられているのは算術も含む数学です。
    プラトンは平面幾何を入れて立体幾何を含めませんでしたが「本当は入れたいのだけれども未確定のものもあるので基礎部門からは除外した」旨を述べています。
    ですから、エウクレイデスの「原論」は必読文献でした。
    そもそも中世以降の初期のヨーロッパの大学は独創性の類をまったく考慮せず、輸入文献及び逆輸入文献(ヘレニズム期の学術の成果はラテン語訳等を経てイスラム文化圏に蓄積されていた)をひたすら読んで覚えこむのが主要な作業だったわけです。
    前にも指摘したように1800年代以降の認識論や論理学の主要な成果の多くは高度な数学の訓練を受けた研究者によって得られました(余談ですがフリードリヒ・ガウスは古典語学でも異常な才能を示し古典文献学の教授になることをすすめられたそうです。仮に実現していたらニーチェの先輩になっていましたね)。
    どうも、ずれた議論をされる方は「数学→技術」と直結して考えていらっしゃるようで、それは余りにも浅薄で誤りです。
    自己の精神と無関係なところで「外部から押し付けられる1教科」としか見えないので、「出来ないのは受験算数が悪い、受験数学は半径5m以内では点数が取れるほうだったので吹きこぼれだった」などという妄言が出てくるのでしょうね。

  4. 【4266056】 投稿者: 需要はある  (ID:Bvx22zgotrI) 投稿日時:2016年 09月 29日 16:50

    当たり前のことでも言っておかないと危険なので確認。
    エウクレイデスはプラトンより200年ほど新しいので、プラトンが「原論」を教科書にしたわけではありません。
    ヨーロッパの大学「では」原論が絶対の権威とみなされていた時期があるのはたしかでしょう。

  5. 【4266279】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 09月 29日 21:09

    需要があるさん、相変わらず教養が凄いですね。
    それはさておき、この掲示板では何度か、哲学が大事、欧米のように哲学の地位を高めるべき、との主張をお見かけするのですが、同じ方でしょうか。
    哲学の重要性自体を否定するものではありませんが、重要なことは、哲学を専門にする人材を増やすことでも哲学科の底点を引き上げることでもなく、大学の教養課程レベルで、一般教養として哲学の履修を増やすことで、広く浅く哲学の素養を持ってもらうことじゃないでしょうか。
    その際、欧米文化と東洋文化をうまく組み合わせて日本独自のものに昇華させていくことが日本の強みなのですから、欧米哲学一辺倒ではなく、論語に始まる東洋哲学や、松下幸之助の経営哲学みたいなものも含めて勉強させていけば良いと思います。

  6. 【4266346】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 09月 29日 22:04

    日本的な、消費者に親切に、同業他社とも仲良く、従業員は家族のように、という経営手法は、日本のような島国で長期的にうまくやっていくには良いけれど、生き馬の目を抜くグローバルビジネスの世界では単なる高コスト体質ということになってしまうのかもしれませんね。
    これを一時的なものとみるか、それとも不可逆的なグローバル化の流れとみるか。

  7. 【4266438】 投稿者: アメリカン  (ID:V3gLvjQqsBg) 投稿日時:2016年 09月 29日 23:17

    「世界のエリートはなぜ3歳から哲学を学ぶか」
    東洋経済
    http://toyokeizai.net/articles/-/66750?display=b

    >日本の学校教育は、「1+1=2」のように唯一絶対の正解があることが大前提となっています。正解が1つではなく、2つも3つもあるような勉強をほとんどしていないのです。
    (上記抜粋)

    ちょうど、このスレに合う記事です。
    少し前に、こちらでかける数とかけられる数の話題が出ていましたが、たしかに教育上では正論なのかもしれませんが、他の意見を否定するほど絶対でもないと思います。

    先生に、A+B ≠ B+A を証明して欲しいです。

  8. 【4266476】 投稿者: 他人事  (ID:8AbwYBBqP9Y) 投稿日時:2016年 09月 29日 23:52

    アメリカンさん

    リンク先記事読みました
    ありがとうございます。

    ゆとり教育って本来はそれを目指したんですよね?
    学校の先生の力量不足で、ただの土曜休みになってしまったのでしょうか?

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