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【4452189】小学校での英語教育は時間の無駄

投稿者: なぜ小学生全員に?   (ID:umU4nFqcZwY) 投稿日時:2017年 02月 15日 07:46

文科省は新しい学習指導要領で3,4年を英語に親しむとして歌や踊り、5,6年は教科として教科書も使い成績もつけるという。

これは識者が再三指摘するように(藤原正彦ほか)全くの時間の無駄と思います。英語が必要で無い日本社会で中途半端なことをやっても英語を使えるようにはなりません。本当に必要になるのは日本人の1%もいない。

外国語の音声は子供の頃から頭にインプットしてもいいが教科としてやるのは中学からでも十分間に合います。日本人が英語能力が無いのは日本語で全てが間に合う社会に住んでいるため、英語を使う機会がないので極めて当たり前です。

英語で世界と対等に渡り合うためには、本当に必要な人(学者、海外と交渉に当たる企業人、政治家、官僚)にたっぷり時間をかけて学習させその上で実践の場に放り込むこと。具体的には東大・京大の学生は全員一年留学を義務づけるとか、官僚もあちらに行かせるようにしたらいい。

この予算は大した額ではないでしょう。日本人の子供全員に英語を教える予算を考えたら(教員派遣、養成、教科書など)重点的に本当に必要になる人に税金を投入すべきです。日本人の子供には日本語の物語や歴史、昔話などをもっと読ませる方がずっといい。

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  1. 【4458473】 投稿者: 黒駒  (ID:AeWya3/C8VM) 投稿日時:2017年 02月 18日 18:18

    筑駒が英語導入する可能性は十分あると思う。
    あの学校の社会の問題は、「次の選択肢の中から正解を選べ。ただし、正解はひとつとは限らない」と言う感じになってる。
    これ相当難しくて確実に正解するのはほぼ不可能だから(30年前の小学6年の私にとって)、筑駒の抽選を社会科の試験に導入したんだと思ってた。
    でも、最近の小学生はこういう問題に対応するように準備してきてるんだよね。
    だから、最初は抽選のつもりで英語を入試科目にいれても、しばらくしたらその入試問題にまともに対応するような小学生が現れて、そのうちそれがスタンダードになるんだと思う。
    そうなってくると、中学受験の勝者に必要なのは、長期間中学受験に投資するお金を用意できる親の資金力、ということになってくると思う。

    小学校への英語導入は、結構大きな問題なのではと思う。
    で、中学受験進学塾の業界にとっては、体制が大きく変わる可能性があるわけだから、勢力図が変わる機会になるんじゃないかな。

  2. 【4458593】 投稿者: 東大理系OB  (ID:3e9oT/kcMus) 投稿日時:2017年 02月 18日 19:45

    筑駒や桜蔭や灘や神戸女学院は、相当に高度な英語を入試に課すだろう、と予告しておきましょう。このレベルの人は、実際問題として、学問にしろビジネスにしろ、高度な英語をあやつる必要が出てくる確率が高いでしょうから。

    たぶん、長文の英作文。これだったら、小学生のレベルを超えた出題、とか、責められないからね。長文問題に力点を置いて、Financial Timesなんかから出題したら、小学校指導要領に期された語彙を何と心得る、とか糾弾されるでしょうし。

    たとえば、

    小学校在学中にもっとも印象に残った出来事を説明し、その出来事が今後の人生に与える影響を予測して、500語程度の文章にまとめなさい。

    とかね。どうですか。

    これなら、小学校で習う平易な英語で書けばいいんです、とか、表向き説明して、実は、英語圏大学生ばりのロジカルなエッセイを書く人に大量点を与えるように採点する、など、いろいろ泳げますからね。

  3. 【4458640】 投稿者: 黒駒  (ID:AeWya3/C8VM) 投稿日時:2017年 02月 18日 20:22

    英語を中学受験の科目にいれることは、金持ちで賢い生徒を取るには有効と思う。
    でも、これまでなら筑駒に合格できたような、ちょっと目端が利くけど家は貧乏、という子供たちは排除されてしまう気がする。
    いや、すでにされてるのかも知らんけど、40年くらいまえは、生活レベルの厳しい生徒も同級生にいた。

    小学校への英語の導入は格差をひっくり返すことが困難な時代を招くと思う。
    でも、導入すると決めたのなら、それで突っ走るしかないな。
    日本のトップになるには金持ちで賢い家庭出身であることが必要条件。
    それならそれで構わん。
    ただし、そのエリートには、死ぬまで馬車馬のように働いてもらおうじゃないか。

  4. 【4458664】 投稿者: いよいよ  (ID:xy7xEouHZDo) 投稿日時:2017年 02月 18日 20:39

    いよいよ中学受験も科挙じみた世界に入ってくるかな。
    科挙の方は、末期には、その勉強を続けると頭が鈍くなるとか、採用される官僚の頭が切れるからもっと問題を難しくしろと雍正帝が命じたとか、無茶苦茶なところまで行ったが、こっちはどこまで行くか、実に楽しみだ。

  5. 【4458694】 投稿者: そうですね・・・  (ID:mza2cZMgSfo) 投稿日時:2017年 02月 18日 20:58

     確かに、小学校の段階から皆に強制するのはちょっと無駄かもしれません。
    それよりは、もっと足りない何か、および日本の強みをもっと伸ばす方向の時間に使ったほうがよいと感じます。

     できないかもしれませんが、こういったいくつかの授業を設定し、選択性にしてもよいかと思います。クラスも跨って生徒同士の交流も図れますし。

     価値が多様化していて、多様性の集合で世の中が成り立っているし、そのほうが成果も得やすいのに、完全に画一的な教育は、もう変えないといけない!?

    小学校では無理か・・・

  6. 【4458742】 投稿者: バイリンガルおばさん  (ID:HxRyRzCOnUk) 投稿日時:2017年 02月 18日 21:31

    もう筑駒のような頭の良い子が集まる学校に貧乏な家の子なんて一人もいないんじゃないですか?そのような生徒の親は学歴高くエリートですから。
    ちなみにネイティブネイティブといいますが、何をもってネイティブというのか最近疑問に思います。私は帰国なのでアメリカ英語を発音するのは完璧で、リスニングもアメリカ英語は問題ないのですが、イギリス英語になると格段に理解力が落ち、ニュージーランド英語はボロボロにしか聴き取れません。インド英語はちんぷんかんぷんです。
    アメリカ人の話す英語は世界では20%の人しか聴き取れないが、日本人の話す英語は70%の人が聴き取れる、という話もあります。実際アメリカ英語よりイギリス英語の方が、語尾をはっきり発音する分、日本人には聴き取りやすいのかと思います。
    現在日本の学校で使われているリスニング教材はアメリカ英語だと思いますが、実際に話されているスピードはその5倍位早く、単語がつながって発音されたり、発音されなかったりと、文字で見るのとは全く異なる発音をします。
    しかもアメリカ人は相手が日本人であろうと誰であろうと、平気でそのままのスピードで話してきますし、この人は日本人だから易しい英語で話してやろう、なんて露ほども考えません。世界中の人が英語がわかると思っています笑。
    私も英語を教える立場のものとして、日本ではどう教育すべきなのか、常に考えています。
    街頭インタビューでどの国の方も英語できちんと答えられているのを聞くと、どのような教育を受けたのだろうと不思議に思います。単に日常的に英語に接する機会が多いだけ?でもそれってどのようなシチュエーションなんでしょうか。観光客?
    私は外国の映画やテレビが吹き替えで声優が一つの芸術レベルまで発展してしまったことも、英語が日常的でなくなったことの一因だと思います。
    全て字幕だったら、英語を中学から学んだ上で視聴すれば、今よりずっとリスニング力のある日本人が増えていたと思います。勿論習っていないフランス語やイタリア語の映画などは何本見ても力はつきません。でも英語は皆履修しているのですから、理解力は絶対に上がります。
    私の子供が耳コピでダンシングクイーンを小学生の時に歌っていて、中学で初めて英語を学んで、しばらくして初めて意味がわかった!と喜んでいたことがあります。
    習ったフレーズが映画やドラマで出てくれば、あ、そういうことか!という体験が沢山できるんですよね。
    今民放は全部通常吹き替えですよね?これをまず字幕にしていくことから改革すればいいのに、と思います。声優さんのすばらしさは認めますが、日本はアニメの国として、いくらでも需要があるでしょうから。

  7. 【4458814】 投稿者: ギャルトン事件  (ID:vFTGsYWPrPQ) 投稿日時:2017年 02月 18日 22:16

    たかが、と言っては何だが、所詮小学生に英語を習わせる方法として、日本語の吹き替えをスルーするなんて勿体ない。
    ところが文科省というのは、本当にこんなことをやりかねないからなあ。

  8. 【4458849】 投稿者: 東大理系OB  (ID:3e9oT/kcMus) 投稿日時:2017年 02月 18日 22:33

    実は、新しい英語ができてきているように感じることがあるんですよね。

    ひとつは、従来から皆さんが認識している英語。同国人、あるいは同じ文化圏や階層の人が話す英語。

    もうひとつは、non-native同士が議論するための、簡易英語。
    会議の席に、ロシア人とイラン人と中国人と日本人が居たら、ここにアメリカ人が居ても、自分のペースでしゃべり続けることはできません。いかに傲岸不遜のアメリカ人といえども、べらべらしゃべった後に、もう一度説明しろ、とか言われ続けると、簡易英語をしゃべらざるを得なくなります。

    極端な言い方ですが、こういう場面に何度も遭遇しています。
    いってみれば、CNNかBBCのキャスターの英語をぐっと簡易に(語彙レベルを落とす)したようなもの。

    目標は、これでいいんじゃないかと思うんですよね。

    この域を抜けて、現地に溶け込んだ生活やビジネスを行い、現地の人に、日本人(あるいは異邦人)であることを意識させないレベルの英語、は、私には無理なので、あきらめています。

    私の友人の中の最高の英語使いは、ロンドンの目抜き通りで骨董商を営む人(女性)です。彼女とご主人(もと貴族)とまじえて食事したりするとき、私は100%近く理解できます。別にゆっくり話しているわけではない、と言ってくれますが、正確なクイーンズイングリッシュで会話してくれます。
    夫婦のひそひそ話は、まあ、50%しかわからないです。当然ですが。
    ひそかにご主人に聞いたところによると、彼女は、地域や階級別の英語を使い分けるのに、10年以上、泣きの涙の苦労をして、貴族の中にも、田舎の農村にも、ロンドンのガラの悪い下町にも自然にはいっていけるようになった、これが、骨董ビジネスの大きな武器になっているとか。

    彼女の日本語は、アナウンサーのように美しいです。念のため。

    私にはとてもとても。

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