子どもの地あたまと環境｜掲示板スレッド

＞80%の遺伝なんだろう。
＞神様は20%は例外を作ってくれたのだ。

＞そこに努力とか環境要因が生きてくるのだ。

20％の例外＝努力・環境要因、ということではないのですよ。
20％の例外では、親の遺伝子がそのまま子に発露しないことを意味しているに過ぎません。

つまり、大雑把に言えば、

・親が優秀だった場合
80％は、そのまま子供も優秀
20％は、子供は優秀ではない

・親が優秀ではなかった場合
80％は、そのまま子供も優秀ではない
20％は、親に似ず優秀、と、親に輪をかけて優秀ではない、のいずれか

親の形質をそのまま引き継がない可能性が20％とあったとすると、それが親よりも優れている形質が出てくる可能性もある訳です。
親がそれほど優秀ではなかった場合にも、子供の地頭がよくなる可能性は10％程度はあることになるのです。

ただし、80％の数字ですが、片方の親に対して80％だとすると、両親のどちらにも似る確率は64％になるでしょう。
また、優性遺伝、劣勢遺伝、隔世遺伝など、様々な要因もありますから、実際には親が優れているから子供も、ということにはなりにくい側面もあります。

学力は80％の確率で遺伝します。

でも、受験時期によって割合が異なりそうです。

小学受験 遺伝10％、環境と努力90％
中学受験 遺伝50％、環境と努力50％
高校受験 遺伝70％、環境と努力30％
大学受験 遺伝80％、環境と努力20％

実は100％遺伝という説も？

>両親が10代で誕生、離婚をしたということで、若い母親にはその後もいろいろとありましたが、

スレ主様のご友人のお母様は十代でご出産だったのですね。
これを読んでふと思ったのですが、過去の文献で
「卵子が若ければ若いほど優秀な子がうまれる」
というのを読んだ事があります。

子沢山な家庭を見ても下の子になればなるほど・・・上の方のお子様の方が優秀なお子さんが多い率が高いです。

卵子は女性が生まれた時には既にもう体内にあり、若ければ若いほど卵子も新鮮で新しいという事ですので、それも影響があったのかも知れないですね。

高学歴の女性が好きな高学歴男性も多いよ。子供の遺伝子とかじゃなく、単純にブランド志向なんだと思うけど。親世代とは違う。

ん？
遺伝子の遺伝はほぼ100%（突然変異を除く）なんだけど、
結果に対しての要因の構成比が遺伝が80%、環境が20%なんじゃないの？

また、遺伝子はほぼ100%受け継いでいるわけだけど、掛け合わせの妙がある。
同時に、遺伝子を持っていることと、その発現は別なので、
両親の見かけの形質そのままを受け継いだようにはならないことも多い。
という話のような、、。

卵子が若いほど、子供が優秀という説があるんですね。成る程。

そうだとすると、晩婚化により、日本人の知力は少し低下するということ？？

子供の学力の低下は多分に晩婚化が原因。遅く産んでてをかけて育てるより、早く産んで祖父母が育てる方が良い。

＞若ければ若いほど卵子も新鮮で新しいという事ですので、それも影響があったのかも知れないですね。

うーん。確かに本人の加齢と共に体内にある卵子の鮮度も落ちていく、というのは医療関係の友人から聞いたことがありますが、（人間も生物なので当たり前と言えば当たり前ですよね）若過ぎても未熟な卵子なので、若過ぎる（１０代半ば）のも良くない、と私は聞きました。

そういう意味では、昔の適齢期（２０代）というのは自然界的には理に適っていると・・。

それと

＞高学歴の女性が好きな高学歴男性も多いよ。子供の遺伝子とかじゃなく、単純にブランド志向なんだと思うけど。親世代とは違う。

これは、世代の問題ではないような・・・。

私の叔母（もう６０代半ば）は短大卒でしたが、夫の海外赴任先では、相当肩身が狭かった、と言ってました。

奥様たちは、それなりに皆さん、立派な学歴をお持ちで、その教養がないと海外でのご主人の仕事関係の付き合い（海外は夫婦単位での付き合い、パーティ等も多いので）をうまくこなしていくのは大変だった、と。

もっとも、叔母は、親（私の祖母）が、生きていれば１００歳になるような世代ですから女の子を都会の大学に下宿させてまで通わせる感覚がなかった為、地元短大を出て就職しただけで、元々、センスもよく、頭もいい人だったので、なんとか努力して学歴の話はうまく避けながら、ちゃんと主婦の役目を果たして定年まで、無事に奥様生活を全うしていました。

その話を聞いたのは、叔母が一時帰国で帰省した時だったので、私は小学校高学年ぐらいの時でしたが（だから、あなたもちゃんと勉強しないと、将来結婚する年齢になった時に相手に困ることになるかもしれないよ、と言われました）、母が、自分の先輩（母より１０歳ぐらい年長）も息子があまりに仕事が忙しく、恋愛している暇もなさそうだから、
「結婚相手、自分で見つけられないなら人に紹介頼もうか」
と冗談交じりに言ったら、海外転勤が多いところで働いているから、もし人の紹介などで結婚するとしても、やはり大卒のお嬢さんじゃないと、と本人が言ってる、と話していたのを覚えています。

その息子さんは、今５０代後半になっていると思うので親世代でも、高学歴の女性を望む方達は、多かったのでは？と思います。

ただ、それとは全く次元の違う話で、学生時代、真面目で勉強も忙しく、あまり遊んでない真面目な好青年や、人並みに学生生活は楽しんだけど、人がいい男子が、就職した途端に結婚を焦っているお局様や先輩だけど年齢は下の会社の先輩女性（要は高卒とか短大卒）に、あっという間に目をつけられて捕まってしまい、時には女性の親まで出て来て強引に結婚まで持ち込まれてしまう例は、結構身近で何件か見ました。


今でも、そういう例は多少なりともあるかも、と思います。

本題の子供の地頭については、親の学歴が低いからって、必ずしもその親が地頭が悪いとは言い切れない例もあります。

どうして、この人、こんなに頭がいいのに高卒なの？という人や有名大卒じゃなくても、頭切れるな、という人も居たり、やっぱり世の中色々だな、と思います。

「とにかく早く自立したかったから進学せずに就職した」という人が居たり、有名大卒でも、机上の勉強は得意でも聡明な感じはしない人も居らっしゃいますし、必ずしも親の学歴だけで、子供の地頭は図れないかな、と思います。