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【3505139】国立大学医学部教育の実態―お役所仕事から手抜き教育へ

投稿者: 医学部研究家   (ID:MmntMgrAoYA) 投稿日時:2014年 08月 31日 17:57

国立大学医学部の悪しき体質の一端がこのたび明らかになりました。広島大学医学部生のツイッターによる内部告発でわかってきたのです。
国立大学医学部でこれほどまでに手抜き教育が行われてきたことは、正直、私自身も把握していませんでした。私はこれまでにも、国立大学医学部は親方日の丸の考え方で、お役所仕事が日常化しており、それが医学教育にも多大な悪影響を及ぼしていると感じてきました。しかし、今般の事案ほど国立大学医学部の教育崩壊を端的に、はっきりと示している事例を知りません。
最大の問題は、医学教育は単なる知識の付与ではなく、全人格的な教育であるにもかかわらず、広島大学医学部の悪しき体質が、広島大学医学部生に教育として伝承されていることです。このことが更に、教員と学生の信頼関係も崩壊させてしまっていることです。
根本的な対策が求められるはずですが、組織の染み付いた体質はにわかに拭い去ることができません。広島大学医学部でも学部全体の体質に問題の根があるとまでは考えていないようです。その場限りの対策で収束させる考えのようです。

そこで、以下にこの事案を掲示して、インターエデュを利用する受験生とその保護者の皆様とともに、安心して子弟を任せられる医学部教育を考えたいと思います。

(事案)
今年1月、広島大医学部の2年生が受けた「神経解剖学」のテストで、合格したのは126人中6人だけとなり、追試でも120人全員が不合格となる事態が起きた。
追試を受けたとみられる人物がインターネット上でツイッターに《本試はみんなノー勉で行き、追試は本試と同じ問題っていうのが伝統だった》などと投稿したことから、「広大の悪しき伝統」と試験形態に非難が殺到する騒ぎに。
また、教員の中傷など配慮を欠いた投稿が相次いだことから学生はネットマナーの指導を受ける結果にもなった。
結局、このテストで不合格だった学生を含む11人が3年生に進級できず、大学関係者は「学生にはいい薬になったかも
しれない」と、人の命を預かる医師への道の厳しさを指摘している。

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  1. 【3506351】 投稿者: 医学部研究家  (ID:MmntMgrAoYA) 投稿日時:2014年 09月 01日 18:59

    ところで、広島大学医学部の事案をみて、私が大変疑問を感じていることがあります。
    それは、≪追試≫で120人が不合格になったにもかかわらず、留年者はたった11人だったことです。
    ≪追試≫で120人単位を落としたなら、もう進級できないはずです。でも留年者はたった11人。
    どういうことでしょうか。私は大変疑問に感じます。追試のあと、どのような救済措置が用意されていたのでしょうか。
    それは大学の規定に沿ったものなのでしょうか。
    そして国立医学部はどこもこんなに手抜き教育なのでしょうか。

    広島大学医学部の今年の3年生は「神経解剖学」をほとんど理解していません。
    私は、広島大学医学部は、大学としての社会的責任を果たしていないと考えます。

  2. 【3506458】 投稿者: 追試は  (ID:k7b.z8taGzA) 投稿日時:2014年 09月 01日 21:10

    1回とは限らないのではないでしょうか
    私が在籍した大学(国公立でした)では、次の定期試験(中間であれば期末まで)が始まるまで
    何回でも再試験を行ってもよいことになっていて、「再試が趣味」といわれていた教授の試験は
    大半の生徒が再々試まで受けていました
    最高で7回目の再試を受けた生徒が合格したのは次の定期試験が始まる数週間前でしたが、
    6回目の再試のとき(受験者2名)、教授の目の前でカンニングをしたという伝説がありました
    今は知りませんが当時は再試験料を徴収されることもなく、受験科目の半数以上は再試だったという
    生徒も珍しくありませんでした
    でも大半の生徒は留年することもなく卒業し、国家試験も合格しましたよ

  3. 【3506545】 投稿者: デタラメが  (ID:nFMU7uoh9xI) 投稿日時:2014年 09月 01日 23:15

    始まった。

    研究家による国立落としが。

  4. 【3507347】 投稿者: 医学部研究家  (ID:MmntMgrAoYA) 投稿日時:2014年 09月 02日 16:29

    広島大学医学部の事案は事実です。私が作ったものではありません。
    「神経解剖学」を授業でまともに勉強していなかったことも事実です。
    国立医学部が自らの価値をおとしめるような再試を行っていたことも事実です。
    そして、現在でも大きな変化はないのです。

    再試が何度もある場合にも大学が社会的責任を果たしていないといえるでしょう。
    及第点に達するまで試験をやることがわかっていれば、だれも勉強しなくなります。
    それならば何のための授業なのでしょうか。
    国立大学医学部が再試をなんども繰り返し行うという報告が上記書き込みにありましたので、
    これもまた手抜き教育そのものといえるでしょう。

  5. 【3515156】 投稿者: ↑  (ID:JKcQ9.QyY1U) 投稿日時:2014年 09月 09日 12:43

    広島大学の件は有名な話だよね。あちこちにでてますよ。

  6. 【3515160】 投稿者: そっとしておいてあげて  (ID:H8VfLCfrLI2) 投稿日時:2014年 09月 09日 12:45

    医学部研究家は多浪生で、今の今まで知らなかったのです。

  7. 【3515166】 投稿者: ↑  (ID:JKcQ9.QyY1U) 投稿日時:2014年 09月 09日 12:48

    そっとしておいて、って言うレスは文脈的におかしいって気がつかないのか?それともわざとか?

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