医者、余るらしいよ｜掲示板スレッド

虫歯が減少しているのは日本だけの問題ではありません。新たな需要として高齢化に伴う歯周病や嚥下障害があります。
歯科医の苦境の根源を理解していない。

全ては保険点数ですよ。
ガンガン薄利多売で保険内で稼ぐか自費で勝負するかどっちかなんです。

医師も同じです。
今までは、空前の医師不足で保険点数を下げたら、即、医師の撤退、医療崩壊が生まれるリスクがありました。今後医師を充足させて専門医制度と組み合わせ逃げ場がなくなったら、保険点数の削減が待ち構えてます。


しかし、サラリーマンも、クラッシュするクラッシュすると言うわりにはなかなかクラッシュしませんね？
むしろ内定率、日経平均、失業率は全て良い数字です。

翻って、医学部人気は2014年をピークに再浮上しませんね。

どういうことでしょうか？

　大手企業に就職したとしても、東芝やシャープなど先が不透明だったり、金融や某広告などノルマや時間管理がいい加減で依然としてブラックまがいが多く、そのようなところに働き甲斐があるとは到底思えない。
　
　一企業の利益のために働くのならば、病で苦しんだり不安に陥っている人の手助けを仕事としたほうが、よっぽどやりがいがある。
　　
　医者の収入が頭打ちなのは誰でも予想していること。いまさら声高にいう必要はない。警鐘を鳴らすというより、たんなるネガキャンにしか聞こえない。
　

クラッシュギャルズさん

しつこいね。

私がクラッシュと言ったのは半導体産業と液晶産業であって、これは、まさにクラッシュでした。
むしろ、他の産業は、茹でガエル状態になっている、と考えています。
それよりも、重厚長大の旧来の会社があり、着実に業績を伸ばしていたとして、その中で、個々人の処遇がどうなっているか、ということに注目してほしい、という意味で、企業のグローバル展開の例を書きました。
今の４０台くらいまでは、まず、逃げ切っている。
それ以下の世代は、東大や早慶を出て人気一部上場企業にはいっても、管理職には、半数しか到達しない、ということが、現実に起こっています。
すでに、東大の同期で、４０台役員と、平社員（名目上は主任などの肩書がある）、という差が出てきている。収入は、１ケタ違います。
恐ろしいのは、差がまだ小さすぎる、という議論がまかり通っていることです。

サラリーマンになりたければ、別に止めません。
大企業で頭一つ抜ければ、会社の巨大な資本力を使って、個人では考えられないダイナミックなビジネスを展開することができますよ。そのくらいの能力と運があれば、医師で苦労するより、はるかに面白いです。

繰り返しますが、能力が低いほど、医師になる旨味があります。

さて、歯科医師の自由診療のことをお書きくださいましたが、医師の向かう道も、最低限の公的保険による診療と、高度医療の自由診療、に分かれてきますよ。

嘘だとおもうなら、ＰＥＴクリニックに行ってみてください。
安心のために、一度ＰＥＴを受けておくか、という層は、確実に存在します。
そして、そういう層に対して、至れり尽くせりの診療を提供する施設も、着実に拡大し、利益をあげています。

最低料金、あれやこれや込みで、３０万くらい。
初期の癌の発見率は７割程度、それでも、会社の健康診断のＸ線よりは、多少は安心できます。
脳ＭＲＩは、大腸ＭＲＩは、、、、政府は決して公言しませんが、着実に、自由診療の方向に向かっています。
技術を高めず、楽なアルバイトだけで食いつなごうと思っても、難しくなってくるのは当たり前でしょう。

まぁまぁ、そうヒステリックにならない。

不確実性の時代、バランス感覚大事です。

「医者しかない」その心理がバブルなんです。

噛みつくのは、不安が深層心理にあるからですよ。

医者しかないという了見の狭い考えが横行すること自体もう医者の終焉を迎えているということ！

　覚悟せよ！

ＰＥＴクリニックについて。

あまりニッチな分野は潰しが効かないので、自分の子には薦めませんね。

医療はＡＩに強いといっても、
診断学、特に画像診断は、ＡＩによる読影が近いと思います。

ご自身はあまり医療には詳しくないようなのでお子さまにアドバイスされるときは、謙虚に他の医師の助言に耳を傾ける必要がありそうです。
我々現役医師より子供世代の医師が多難な時代であることは誰も否定しないことなので。

いや、素人なんで、びっくりしたんですよ、ＰＥＴクリニック。
豪華なルイ王朝風の調度、ふかふかのソファー、オークを主体とした内装、シャンデリア。
専用のウエイトレスさんが居て、ローストビーフやテリーヌ切り分けたり、その場でサンドイッチにしたりしてくれる。高級ホテルの朝食ビュッフェそのもの。コーヒーは好きな銘柄を挽いてドリップでいれてくれる。
お値段は、最低で２５万位、いろいろオプション入れると簡単に３０万超えて、それでも、なかなか予約が取れないくらい混んでいる。
毎年受けられる方も多いですよ、と。

庶民の私には新鮮だった、というだけで、子供に薦めたりしません。
ただ、混合医療は避けられないだろうな、と思っただけで。

75歳以上の高齢者の運転免許更新
時の認知症診断。
専門医不足で3〜4ヶ月待ちだって。
新しい業務が時代の変化とともに増えていくんだろうね。