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【4544053】医学部が向かなかったのでしょうか

投稿者: マフィン   (ID:60jCgn/NEkw) 投稿日時:2017年 04月 20日 16:27

よろしくお願いいたします。
4月に医学部に入学した娘のことです。

国立に落ち、学費が2千万台の私立に入学しました。
学費を振り込みするとき「こんなに高くてごめん。奨学金を考えるね」と言っていました。

それからというものの「2千万かけて自分は医療者になる資格があるのかな」「六年間って長いね」「理学部のほうが良かったかな」と言い出し、私が何回も学費は大丈夫だから、と伝えてきました。

その都度納得するのですが、昨日は「自分は研究者になりたいのだけど、授業が臨床臨床で向かないのかもしれない。患者さんのために、と言われるたびに罪悪感がある。自分はまだそんな意識が芽生えてない」と言い出しました。

次々と不満を言い出すのはやはり医学部が向いていなかったのでしょうか。

毎日不満を言う娘に「理学部にしたいならば再受験すればいいけどもう学費は出せない」と言ってしまいました。

すると「理学部でやりたいテーマはなく、ただ医学部よりは幅広く学べるかも、と思った」と言います。

受験のとき、医学部か理学部か迷った娘に「資格がとれたほうがいい」と、資格がなくて苦労した私がアドバイスしてしまい、いまこんなことになりどうしたらいいかわかりません。

叱責でも何でも構いません。

おろおろするしかないだめな母親になにかアドバイスをいただけるとありがたいです。

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  1. 【4547064】 投稿者: 横ですが  (ID:rjtpJjUznw2) 投稿日時:2017年 04月 22日 18:28

    辛口ですが、さん、
    医科歯科の凄さをご存知ないなら、
    黙っていた方が恥をかかずにすみますよ。
    東京では京大阪大は意味ありません。

  2. 【4547101】 投稿者: 横ですが  (ID:rjtpJjUznw2) 投稿日時:2017年 04月 22日 18:59

    言われる前に言っておきますが、
    私は医科歯科の凄さは知っていますが、
    京大阪大の凄さは知りません。
    東京にいると何の影響もないので。
    どうでもいいんです。

  3. 【4547138】 投稿者: 不真面目のすすめ  (ID:uXo8hBoaScc) 投稿日時:2017年 04月 22日 19:40

    全部をじっくり読んだわけではないので、重複、誤解などあったらすみません。

    印象を言わせていただくと、お母様もお嬢様も、とてもまじめだけれど、幼稚な気がしました。

    これまで、大切に大切にお嬢さんを育ててこられたのでしょう。
    何かトラブルがあれば、しっかり話を聞き、一緒に悩み、考え、対策をたて・・

    ですが、もうそろそろ、手を離しませんか。
    お嬢さんの話は「そうなんだ」と聞くだけにして、アドバイスはやめましょう。
    医学部はとても特殊で、経験のない方にはわからない世界だと思います。
    ここで語られていることも、真実もあれば、間違っていることもあります。
    すれ主さまが真実にたどり着くのは、相当難しいでしょう。
    お嬢さんを信じ、何も問わず、何も示唆しないことが一番ではないでしょうか。
    (もちろん、命にかかわるような深刻な場合は別です。)

    お嬢さんは学費のことを気にしているようですが、私が子どもにそんなことを言われたら「本気でそう思うなら、石にかじりついても医学部を卒業しなさい」と言うでしょう。

    そもそも、入学して2ヶ月もたたないのに、向き不向きがわかるわけがありません。
    申し遅れましたが、私はアラフィフの女性医師です。
    息子は医学生です。
    私自身、志があって医学部に行ったのではなく、「女性は手に職を」という考えの両親の意思で医学部に入りました。医師家庭でもなく、本当は文学部に行って、大学生活を謳歌したかった。高校の同級生が、サークル活動やアルバイト、ダンパにあけくれるのを横目に見ながら、びっしり埋まった医学部のカリキュラムを恨めしく思ったこともありました。
    その上、医学生時代は、向いてないな、と思うことが多々ありました。
    リーダーシップはとれないし、実験は要領が悪くて時間ばかりかかるし、スケッチは下手。
    でもめげずにやっていたのは、「なんとかなるさ」と開き直っていたからかもしれません。事実、100人以上の同級生が「なんとかなっている」のですから。

    そういう私の血をひいた息子の持論は「まじめすぎるのはダメ」です。
    留年する学生の特徴は「まじめすぎること」だそうです。
    そこで、私は、すれ主さまとお嬢さんに、少し不真面目になってみることをおすすめしたいです。
    物事には、いろいろな面があるのです。
    お嬢さんの話(愚痴?弱音?)を、全て真正面から全力で聴いてあげる必要もないのではありませんか。

    自分の意に反し、親の強い意志で医者になった私ですが、今はよかったと思っています。医師であったからこそ、いろいろな勤務形態を柔軟に渡り歩いて、結婚、出産、子育てを乗り越えてくることができました。
    職場でも、家庭でも、たくさん迷惑をかけ、たくさん人に助けられ、支えられ、なんとかやってきました。
    優秀な医師ではないですが、簡単にやめたりせずに、医師を続けていくことが、社会や親にたいする恩返しかな、と思っています。

    お嬢さんは医学部に合格したのです。
    その陰で、ひとり涙をのんだ受験生がいたはず。
    病気になるほど追い詰められているのなら別ですが、まずは医師国家試験に合格するまで頑張ってみる。目の前のこと(授業、実習、レポート、試験など)をひとつひとつこなしていくことで、道は開けると思います。考えすぎるのはよくありません。

    本音をいうと、医者ほどつぶしのきく資格はないと思っています。
    医師の将来が明るいかどうかはわかりませんが、それは何でも同じではないでしょうか。

    長々と偉そうなことを言って、ごめんなさいね。
    エールのつもりです。

  4. 【4547163】 投稿者: 東大理系OB  (ID:CGn0xxuI8js) 投稿日時:2017年 04月 22日 20:09

    いくつか、スレ主さまの参考になりそうな情報を。

    1.医師免許を活用し、必ずしも患者さんと向き合わない進路
    基礎医学の研究者は、ここで何度も議論されました。最近は、「橋渡し研究」といい、基礎医学研究の成果を臨床に応用する橋渡しをする研究を強化しようという流れになっています。
    その他の例。
    「医系技官」厚生労働省の高級官僚で、医師免許を取得し初期臨床研修を修了した人が採用されます。厚生労働次官になった人は居ないようですが、局長や技術総括審議官など最高幹部への道が開けております。
    「監察医」法医学をおさめ、事件性のあるご遺体を解剖し死因を突き止める仕事をします。給料は安いです(さすがに法医学者が生きた人の臨床のアルバイトはあまりやらないため)が、ものすごい人手不足です。
    「病理医」病変した人体の組織を種々の方法で分析し、病因を探ります。現在は著しい人手不足で、引く手あまたです。アルバイトが無いかというとそんなことはなく、多くは、病理診断を複数の病院を走り回ってやっている感じです。欠点は、開業することが難しいことでしょうか。私の子供は外科系ですが、病理医の協力を得て、おもしろい論文をいくつか書いています。
    「戦略コンサル」医師であれば、入社困難な外資戦略コンサルに採用される確率は、相当に上がります(コンサルタントの学歴は宣伝材料のひとつですから)。上位の医学部では、学年に1人くらいいます。

    東大で起業セミナーをやったら、医学部の学生の割合がいちばん多かった、という話を聞きました。いろいろな道が開けています。

  5. 【4547176】 投稿者: マフィンの夫です  (ID:GY5BNlnmB2I) 投稿日時:2017年 04月 22日 20:23

    昨日より多くの返信頂きまして感謝しております。
    有益かつ真剣な内容が多く女房もだいぶ落ち着いてきました。
    夫としてこれまでサポートできていなかったことを反省しております。
    これからもお時間がある限りでかまいませんので、有益な情報お願い致します。

  6. 【4547177】 投稿者: 東大理系OB  (ID:CGn0xxuI8js) 投稿日時:2017年 04月 22日 20:23

    外野から見た女性医師のキャリアと子育て

    意外に、在学中にお相手をみつけ、初期臨床研修の間に結婚し、入局して数年のうちに子供を産むひとが多いです。
    初期研修の間に結婚する理由としては、入局すると、教授を式に呼ぶ、とか、医局幹部の席次、とか面倒になるが、初期臨床研修ならあまり気を使わなくてもいい、という理由もありそうです。
    お子さんを産んでも、最低限の産休で復帰し、外来のみ、など軽減勤務を行って、ゆっくりでもスキルを上げていこうとしている人がほとんどです。
    次の出産のピークは、専門医を取得する、30台前半くらいでしょうか。なんとなく、専門医を取得すれば(できればサブスペシャリティまで)、医局をやめても専門家として就職ができる、という雰囲気があります。

    臨床医学の研究

    このスレッドでは基礎医学に関する書き込みが多かったのですが、臨床医学でも、大学病院に在籍する間は、研究への貢献も求められます。
    大学病院や外の病院(アルバイト)で臨床をやり、大学の雑用を手伝いながら、上級医について、研究を手伝いをすることは、ほとんど義務になっています。
    少し研究の「いろは」を学び、大学院に進学したり、科研費(若手用のものがあります)を自分の名前で取ったりすると、少し独り立ちに近くなってきます。
    なお、臨床系の大学院は、一般には、医局におけるキャリア形成のステップと理解されていて、初期研修修了後にすぐに大学院にはいる人、数年キャリアを積んで臨床力をつけてから入学する人、学位(博士号)に興味を示さず大学院にも興味を示さない人、いろいろです。
    なお、臨床系の大学院は、在学中は収入は減りますが、アルバイト診療や大学病院の当直などで、家族をなんとか養える収入が得らるよう配慮される場合が多いです。

    臨床系に進んでも、研究の手伝いはやることになり、たぶん、研究に集中する強い医師があれば、臨床系の研究者としてもある程度のところまでは行けるだろうと思います。

    当然、基礎でも臨床でも基本的な研究能力が必要。

    テーマを提案し研究費を取れる。
    研究を組み立てられる。
    英語の論文が書ける。
    英語で国際会議で発表できる。
    英語で総説論文を書ける。(総説とは、ある分野の研究の動向を広く解説した論文で、原著論文と異なり、オリジナリティは不要です。)

    こんなところかな。

  7. 【4547194】 投稿者: マフィンの夫です  (ID:GY5BNlnmB2I) 投稿日時:2017年 04月 22日 20:51

    現役の女医様や東大OB様など、すごい方からご返信頂き感激しております。
    女医様がおっしゃっている、
    >お母様もお嬢様も、とてもまじめだけれど、幼稚な気がしました。
    仰るとおりです、うちの女房は全くの天然です。そこが良いところでもありますが。
    女医様に確認したいことがあるのですが、「不真面目」とは具体的にどのようなことでしょうか。例えば、
     ・授業は適当にさぼる(さすがにダメですよね)
     ・新歓は遅い時間まで参加して適当に遊んでみる
     ・勉強はテスト前にまとめてやり、普段は部活に専念する
    等々
    具体的に例を挙げて頂ければ助かります。よろしくお願いいたします。

  8. 【4547215】 投稿者: え?  (ID:G165.j6CkA.) 投稿日時:2017年 04月 22日 21:13

    確かに。現役の女医さんのおっしゃる通り。
    女子は特に真面目な子の留年、ありますね。

    「先生から授業中に教わったことさえやっていれば、大丈夫」という思い込み。教科書を読んで必要以上に1つのことにのめり込んでしまう、広く浅く勉強できず、時間が足りなくなる、、、。特に膨大な範囲のマルチョイの試験勉強などは注意が必要です。しらみつぶしに調べていると時間が足りないので、へーバツなんだー、はーこれは丸なんだー、位で次に行く位の「こだわりのなさ」が必要な時もあります。

    医学部の試験は友達や先輩からの情報をうまく利用して、要領よく勉強したもの勝ち、なところがあります。

    不真面目、というと響きは悪いですが、適当に手を抜き、試験に受かる勉強に切り替えるような臨機応変さは大事かも。

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