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【3426234】海城応援団

投稿者: 海城応援団長   (ID:2sx0itPpqPs) 投稿日時:2014年 06月 19日 17:36

延びないスレが多いので、何でも相談できる「海城応援団」スレを開設します。どうぞ宜しく。

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  1. 【3456475】 投稿者: 武蔵でなくまさし  (ID:mp5G6wzgYgU) 投稿日時:2014年 07月 14日 20:53

    海行かば様
    ご回答ありがとうございます。そうなんですか、海城生と言えども予備校通いは習慣?になっていくのですね。
    私の卒業した都立高校は試験休みや夏休み、冬休みなど学校で独自の講座を開設しており、みんなそれに参加してましたが、海城高校はやはり外部のプロにそれを求めるのですね。
    費用を捻出できる余裕があれば通わせてあげたいですが、海城みたいな一流の学校に入れた場合、学校ですべて完結して欲しいと期待してしまいます。

  2. 【3456546】 投稿者: KS Mania  (ID:W9be5ifEv72) 投稿日時:2014年 07月 14日 22:39

    武蔵でなくまさし様、

    海城でも学校の提供する講習は充実しています。特に高3はほぼ夏休みをカバーする講習を学校で提供してくれます。ただ、塾に関しては海行かばさんがおっしゃるとおり、かなりの人数が通っています。学校の講習中高一貫私立ではとても充実しているほうだと思います。また、受験や補習だけでなく、アカデミックな講習もあります。

    有名なのは数学科のリレー講座。これは圧巻です。内容はこちらにあるのでチェックしてみてください。
    去年は、現代幾何学でしたね。こんな講座高校でやっている学校はそうないと思います。

    www.kaijo.ed.jp/education/subjects/mathematics/

    塾に通うことは海城だけの特徴ではないですよ。最近の子は、どんな学校に通っていてもなんかしら塾には通っているケースが多いです。親世代しか知らないとその背景はわからないと思いますから少し説明しますね。

    我々親世代では、難関大学は1浪してほぼ当然、うまくいけば現役合格というスタンスでした。要するにポテンシャルがあっても、合格までの学力が足りない状態で、現役の入試を迎える人が多かったわけです。優秀層が今より公立高校出身の人が多かった背景もあります。ですから現役率も低くかったです。

    それが今は中学受験が当たり前になって、優秀層が中高一貫校により集まる結果になりました。そうすると先取り学習していますので、現役合格できる人が増えます。そうなると公立高校の優秀層はそれに対抗するために、現役予備校のニーズが増えたのです。きっと東進などの最初のニーズは、公立高校がターゲットだと思います。しかし予備校としては、合格実績を示すために、実は中高一貫生を取り込む必要がありました。そこで授業料安くする、模試をただにするなどして、うまく取り込むようになったと思います。

    もうひとつの塾の流れは、御三家など中高一貫放任校をまずターゲットとした補習塾です。鉄緑会、SEG、平岡塾、グルノーブルなど、1科目からとる補習的な役割が高いです。東大・国医をターゲットとしたこの形態も、幅広く中高一貫校に広がりました。特徴は先生の質がよく中には大学受験でなく大学で習う範囲を含めたアカデミックな内容の塾もあります。学校も全ての科目で気に入った先生でないことも当然あり、それを塾でカバーすることができます。

    上記2パターンとも、実は海城には当てはまらないと思います。ですから海行かばさんがおっしゃるとおり、海城生は塾がなくても、学校と自学自習でまかなえると思います。でも世の中がこの流れなので、それに乗っている生徒が多いです。

    もうひとついえるのは、「大学受験の先取りは度を越している」ということです。
    たとえば、東大文Ⅰって、受験時に現役・浪人どちらの学力が高いと思いますか?
    以下のデータを見てください。
    http://todai.kawai-juku.ac.jp/entrance/trend/results/torend010.php
    2014年文Ⅰの志願者の現役の占める割合は、58.2% 合格者の現役の占める割合は63.8%です。
    すなわち現役のほうが浪人より合格率が高い(=受験者平均点が高い)のです。高3の春の駿台全国模試の結果が出ましたが、6月の時点で同じく現役の成績のほうが浪人より良いことに驚きました。それだけ、現役での勝負のプレッシャーが高いわけで、塾に行かなくても大丈夫なケースでも、みな塾へ行ってしまうのです。

    また昔はデータがあるわけでなく、みな思い思いに受験勉強をしていたと思います。しかし最近はいろいろなデータを受験生は持ってます。模試を受ければ、本番での合格者がその模試を受けた時点でどのような問題ができ、どのような問題ができなかったかまでわかるようになっています。そういう情報は一長一短あり果たして本番に役に立つかわかりませんが、受験生はさとり世代、そのようなデータを知らないと安心できないのです。コマーシャルで、トラディショナルな問題集を勉強しようとしている子に「これ全部やるの、私は塾の用意するXX大学に必要な問題しかやらない」というように、インターネット世代は効率性を求めます。私もそれがすべてはなく、自分で赤本買ってやってみて、傾向を調べて、自分でどんな課題に取り組めばいいか考えることが大事だと思いますが、今の世代はその辺は塾に任せる方が確かと考える子も多いと思います。

    こういう状態ですから、なかなかこの風潮に逆らって、塾はまったく使わないという人は少ないです。繰り返しますがこれは海城だけでなく、難関大学を目指す現役生共通の傾向です。公立高校も含みます。

    ちなみにうちの子も2番目のパターンにあたる塾に高校生から通ってます。本人が選んで通いたくて通ってますので、なにも否定する理由はないです。

  3. 【3457602】 投稿者: 武蔵でなくまさし  (ID:UjIScx9o0mY) 投稿日時:2014年 07月 15日 22:31

    KS.Mania様
    ご回答ありがとうございます。
    そうなんですね。予備校通いは時代の要請なのですね。私は予備校は模擬試験以外は利用したことがないので、予備校の利点がよくわからないのですが、通っている人に聞くと、講義がわかりやすい、問題を解くテクニックを教えてくれると言うのです。
    私から言わせれば、そんなに分かりやすい授業を受けて高度なテクニックを修得してるなら、全員東大や早慶に受からないとおかしいと思うのですが・・・
    私も高校時代に教え方の上手い数学の先生に教わりましたが、授業でわかったつもりになっていても、復習して自分のものにしなければテストでは成果を上げられませんでした。
    予備校も同じだと思うのですが・・・
    また、今はネットで色々な情報が手に入りやすい環境があるのだから、テクニックにしたって予備校に通わなくてもわかりそうなものなんですが・・・
    予備校の先生がよく本を出してますが、あれを買って読むだけではダメなんですかね?
    私は文系で日本史でしたが、予備校の菅野の日本史というテキストで偏差値を上げることができました。
    第一、同じ入試問題を見てるのに、アプローチの仕方が違うにしろ、そんなに差はついてしまうのか!?
    東大の英語を読めるようになるにはテクニックうんぬんより、あの超長文を読めるスピードをつけること、語彙力をつける、など基礎力がなければ太刀打ちできないではないか!?
    ところで、ご紹介いただいた海城の数学リレーを拝見しました。素晴らしいですね。あれが学問です。学問を好きになって、そしてできるようになる。
    海城には学生の知的好奇心を刺激してくれる先生がたくさんいらっしゃるのですね。素晴らしいです。
    海城は数学ができる学生さんがたくさんいらっしゃるのですね。入試も算数、理科は難しいですしね。
    愚息も算数、数学は鍛えて海城に挑みたいと思います

  4. 【3458755】 投稿者: KS Mania  (ID:Y9RgYIz8Wy.) 投稿日時:2014年 07月 16日 22:20

    武蔵でなくまさし様

    仰るとおり、自学自習で工夫すれば十分に東大合格までいけると思います。30年前より、東大に入りにくくなったかと言われれば、そうではないと思うからです。
    でも、予習復習が完璧で勉強態度が素晴らしく、全教科満遍なくできるって子は、それほど多くないのも現状だと思います。昔の公立高校は、優秀な人も多かったし、公立ですから内申もよく満遍なく基礎的な学力のある子が多かったと思います。武蔵でなくまさし様の想像する母集団はそういう母集団ではなかったではないでしょうか? 実は難関と呼ばれる私立中学合格者の母集団はそうでもないのです。試験を見ても分かると思います。難しい問題ができる子が、やはり有利です。もし中学受験やめて、高校受験したら、果たしてこの子はよい内申を取れるだろうか?というような子が結構多いのが、中学受験の特徴です。要は、勤勉さとかバランスの良さより、IQを測っている面があります。その斑が、大学受験時にも影響を与えるのです。それを管理教育で矯正する学校もあります。まったく放任する学校もあります。管理教育の強い学校は、それこそ塾はいらないと思います。でも海城の目指す教育は、大量の宿題でがんじがらめに縛るような教育ではありません。お示しした数学のリレー講座のような本質を突く様な教育をしたいのです。そのためには、一隊以上の学力と理解力が必要です。ですから生徒の質は落とせません。生徒の質とは、やはり入口の学力とポテンシャルが関係します。それを落とさないようにするには、大学の合格実績を保つ必要があるのです。それは、受験する父母はそれで学校を選ぶからです。学校はそれをよく分かっているので、大学受験を軽視(あるいは無頓着)するような対応もしていません。要は、二兎を追っているのです。御三家の用に、入学時の学力を気にする必要のない学校は、自分の学校の建学の精神にのっとって教育し、受験に関しては放任でもよいのかもしれません。でも、麻布にしても、武蔵にしてもそこに関してはかなり危機感を抱いている様に見えます。実は、御三家がもっとも通塾率が高いかもしれません。なんか変ですね。

    私立中学を観る時は、建学の精神をチェックした方が良いと思います。公立はそれはないので気にしなかったかもしれませんが、私立では、中学・高校の学習要領の内容以上に何かを教えようとしているからです。そもそも、30年前は公立高校にt大学受験実績で勝てるのは御三家位で、その他の私立はそういう公立とは異なる教育を与えたいということで私立が選ばれていました。それが、中学受験が一般的になり、目的はよりよい大学合格にすり替わったのです。よって御三家がともかく、学校が実績を競う下等競争になり、2番手校は管理教育が流行りました。海城もそうだったそうですが、そこから抜け出し、もっと本質的なエリート教育が必要なことに気づいたんだと思います。少し先を見た21世紀型の教育です。でも無理はしていません。20世紀型にも対応をしています。それが海城の現状だと思います。

    塾なしの私立がいい!が第一優先なら、管理教育型の学校を選択されるほうがよいかと思います。しかし、30歳になった息子の姿を想像しながら、学校選びをすれば違う選択もあるかと。

  5. 【3459921】 投稿者: 武蔵でなくまさし  (ID:UjIScx9o0mY) 投稿日時:2014年 07月 17日 21:50

    KS.Mania様
    ご回答ありがとうございます。KS.Mania様の的確な分析と明確な主張にはいつも感心させられます。
    中学入試はIQを計っているのかもという考えは、なるほどと言わざるを得ませんね。大学入試と比べるとそういう傾向はありますね。
    海城は二兎を追っているんですね。格好いい!確かに海城みたく学問の楽しさを伝えるような試みは他の学校ではあまり見られないような気がします。
    私はたまにNHKで放映してる⭕⭕大学白熱教室なる番組を視ますが、海外の一流大学の教授がみんなにわかりやすく、楽しみながら教えている様子を見て、こういう授業を海城でもやってくれるのかなんて少し期待しちゃいます。
    予備校の話のついでではありませんが、海城は男子校だから理系の割合が高いと思いますが、その中でも医者を目指す学生さんは多いのでしょうか?
    学校が医学部講座を開設しているところを見ると医者を目指す学生さんは多そうですね。
    親が医者だからという動機はわかりますが、友達や先輩が目指すからみたいな動機の人もいるのでしょうか?
    海城はフィールドワークは社会の論文などを通して職業観や人生観みたいなものを培うと説明を受けました。医学に興味を持って、医学に関する論文を書いてくる学生さんもたくさんいるのでしょうか?
    素晴らしい試みですね。
    海城はいつも二兎を追ってもらいたいものです。

  6. 【3494180】 投稿者: おばば  (ID:vOzpizfS4PM) 投稿日時:2014年 08月 20日 23:33

    海城学園で最も有名で、在校生のみならず、卒業生からも愛され続けられているオババは、今でも健在でしょうか?

  7. 【3503960】 投稿者: NG  (ID:lamMBY2yxD2) 投稿日時:2014年 08月 30日 12:10

    海城でお勉強ができない子はどうしたら良いのでしょうか。
    新しい教育云々と言われても蚊帳の外です。
    出来ない子は立ち直る機会もないと感じます。

  8. 【3506621】 投稿者: KS Mania  (ID:W9be5ifEv72) 投稿日時:2014年 09月 02日 01:10

    NGさん
    私の意見を書きます。

    中学受験のお勉強は塾が与えるものを必死についてゆくものです。

    では海城の授業はどうでしょうか? たとえば海城の数学リレー講座では、三角関数もわからない、というか2次方程式も解けない中1が必死についていってます。これは学力があるなしではなく、学問への興味があるなしです。
    お勉強は、先生が与えられるものを受動的にこなしてゆくと思いますが、それと本人が学問に興味があり、主体的に学問としての科目に取り組むかは別ですよね。たとえ、お勉強としての教科ができなくても、その教科が好きで主体的に取り組む人はいるわけです(公立中学にはそんなポテンシャルのある子がいますよね)

    まず学校でやることはお勉強という考えから脱して、「学校は主体的に勉学に取り組めるようきっかけを見つける場所」程度に考えたほうがよいかと思います。勉強は自分でするもので、学力はあとからでもついてきます(6年ありますので)。お勉強ができないから、親ができるようになんとかするではなく、主体的に勉強するモチベーションを見つけられるようサポートをすることです。
    「蚊帳の外」ではなく、興味があまりないから、自分から「蚊帳の外」にいませんか?
    真摯に変に悪びれずに海城の授業を聞いていれば、各教科、そういうモチベーションの種は満載だと思います。授業に臨む考え方を変えるだけで、随分違うと思います。

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