駒東2022年総評求む｜掲示板スレッド

入試問題はその年の受験生を選考するだけではなく、次年度以降の受験生へのメッセージでもありますから。今年の入試問題が思考力重視であったならば、そのような力があるお子さんに来てほしいという表れでしょう。
難化でも受験者平均点と合格者平均点はしっかり差があるので、入試問題にしっかり対応して合格されたお子さんは素晴らしいですね。

合格者平均点の算数が100点換算で35点。学校側が望んだ生徒は集まらなかった、とも受け取れますね。

今年の共通テストの難度をミスと考えたら6年後苦労しますよ。
私は国から教育機関に対するメッセージだと考える。
数ⅠAの平均も30点台と偶々似ている。
そこで偏差値至上主義の落とし穴が浮き彫りになる。
例えば平均点58点のテストで100点の子と90点の子の偏差値は
それぞれ71と68くらいでその差は3ということになる。
一方平均点35点のテストを同じ子が受けそれぞれ95点と65点だった
場合偏差値はそれぞれ85と65くらいでその差は20となる。

国はこの偏差値85を出せる人材を求めているとすれば、来年以降の
共通テストはもとより高校受験、中学受験も必然的に変わる。
実際既に私立の大半は国数100点社理50点などと教科によって
配点を変えているのだから、それの進化型という程度のもの。
K首相も言っている通り日本からGAFAMのようなユニコーン企業
を輩出するためには有能な人材を若いうちから英才教育する必要がある。
東大への起業支援や高校で株式の授業をやったり、プログラミング教育
を重視したり、さまざまな段階で手探りしているということでしょう。

サピの結果データによると、実質的な８０％偏差値は「５６」程度のようです。今回の試験問題は、いかにも無理筋だった、ということではないでしょうか。

今年のサピックスの実質偏差値が昨年より下がったのは国語の出典がサピックスの模試で使用された物語と同じだったという理由が大きいかと思います。
しかし、それに加えて算数が難しすぎて平均点も低く、例年より受験者平均と合格者平均の差もつかなかったのもあるでしょうね。
極端な話、算数が10点程度しか取れていなくても受験者平均が35点なので他の科目で簡単にカバー出来てしまいますから。
私も今年の算数の難易度はさすがにおかしいのではと思っています。

いま、サピ板でも分析が始まりましたね。

算数の難易度を上げすぎたため、突出した受験生以外は得点に差がつかなくなり、結果国語勝負に。算数で突き抜けていた生徒も、最終的にはゴッソリ辞退して他校へ。

辞退しちゃうのですか？
駒東は第一志望の方々ばかりだと思っていました。